日本維新の会の梅村聡です。
今日は、いわゆるメタボ健診、特定健診、保健指導、これについて質問をさせていただきたいと思います。
まず、何で私がこの質問を取り上げるかの背景をちょっと申し上げますと、私が医師免許を取ったのがちょうど二〇〇一年でして、メタボの基準、ウエスト、男性が八十五センチ、女性が九十センチ、これはいろいろな御批判も浴びましたけれども、この基準を作ったのが実は私の医局だったんです。
毎日、診察を終えましたら、山ほど医局にCTの、当時フィルムですから、束が届けられて、さあ、順番に内臓脂肪の面積を測れということで、今みたいにAIがありませんから、みんな研修医が総出になって、内臓脂肪のところを点で結んで、面積を測っていくわけですよ。
これは雑用みたいにずっとやっていくんですけれども、何のためにこの作業をやるのかというと、実は、今、世の中では、メタボの人の方が健康状態が悪い、こういうふうに認識されているんですが、当初の研究目的は、メタボと言われた人は薬を飲む前に生活習慣を改善すればよくなります、だからメタボと言われたら喜んでください、まだ薬の前にやることがありますと。
問題は、八十五センチより細いにもかかわらず血糖値が高いとか血圧が高いとか、そういった方は、痩せても意味がないので、早く医療につなげなさいと。だから、メタボと言われたらまだ何か手が残っている、メタボじゃなければ早く医療につなげないといけないという、実はこういう基準で八十五センチ、九十センチという基準を作ったんです。
というのが元々の背景にあったんですが、いつの間にか、これは誰が悪いということじゃないんですが、メタボの人をたくさん見つけてきて、その方々へ何かアプローチをすれば、健康状態はよくなるかもしれませんが、医療費が削減されるのではないか、こういう話に政策的に転換をしていって、今いわゆるメタボ健診というものが行われてきている。
ですから、元々の目的と、そしてそれを政策に生かすこと、それが結果に出ているのかどうか、ここの三段階がちゃんとつながっているかどうかということを、今日、是非皆さんと議論をさせていただきたいな、こういう背景で今日はさせていただきたいと思います。
確かに今、全国医療費適正化計画、ここにも、いわゆるメタボ健診の医療費適正化額、目標値というのが書かれております。第三期全国医療費適正化計画は二〇一八年から二〇二三年の間に行われていますけれども、特定健診、保健指導による適正化効果額が約二百億円。それから、第四期医療費適正化計画、これは二〇二四年から二〇二九年ですけれども、これの目標は、適正効果額は約百二十億円。以前は何兆円というのがありましたけれども、今は二百億円や百二十億円ということになっています。
まず、今日お伺いしたいのは、この百二十億円、まあ二百億円でも結構なんですけれども、これの算定根拠、これを教えていただきたいと思います。
あわせて、この算定をするに当たっては、特定健診の受診率が七〇%、特定保健指導が四五%、メタボ該当者等の数が二〇〇八年度比で二五%減るということを達成することを前提とした数字なのかどうか、ここも併せて教えていただきたいと思います。
56鹿鹿沼均厚生労働省社会・援護局長
お答えいたします。
先ほど答弁いたしましたのは、まさに事業用として認められているということだけでございますので、そこに先生今おっしゃられているような、公共交通機関が著しく困難であるとか、また障害者だとか、そういったことがあるのであれば、そちらはそれで、先ほど、冒頭申し上げたとおり、通勤とか通学等について認めているわけでございますので、そういったこととの関係で認めるという判断になろうかと思っています。
それは、事業用だけなのか、それとも公共交通機関が著しく困難な地域という、両方、ダブルでかかっているのか、そういったことによって判断は変わってくると思って…
この発言のページ
57
辰巳孝太郎(共産)
これは重要な答弁だと思うんですね。
事業用と認められたというのは、仮に、その地域が公共交通機関が著しく発達していない、ほかの世帯も大体車を利用しなければ日常生活が送れないというところについては、事業用で認められたとしても、事業以外にも使うという判断は実施機関によってあり得る、こういうことですね。うなずいていただきました。ありがとうございます。
これはやはり、様々な運動もあり、厚労省とのやり取りもあり、一定緩和をされてきたものではありますけれども、やはり、地方によっては、車なしでは生活できない。それは一般世帯であれ生活保護利用世帯であれ同じですから、こ…
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大串正樹(自民)
次に、梅村聡君。
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- (上の発言)
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梅村聡(維新)
日本維新の会の梅村聡です。
今日は、いわゆるメタボ健診、特定健診、保健指導、これについて質問をさせていただきたいと思います。
まず、何で私がこの質問を取り上げるかの背景をちょっと申し上げますと、私が医師免許を取ったのがちょうど二〇〇一年でして、メタボの基準、ウエスト、男性が八十五センチ、女性が九十センチ、これはいろいろな御批判も浴びましたけれども、この基準を作ったのが実は私の医局だったんです。
毎日、診察を終えましたら、山ほど医局にCTの、当時フィルムですから、束が届けられて、さあ、順番に内臓脂肪の面積を測れということで、今みたいにAIがありませんから、みんな研修医が総出になって、内臓脂肪のところを点で結んで、面積を測っていくわけですよ。
これは雑用みたいにずっとやっていくんですけれども、何のためにこの作業をやるのかというと、実は、今、世の中では、メタボの人の方が健康状態が悪い、こういうふうに認識されているんですが、当初の研究目的は、メタボと言われた人は薬を飲む前に生活習慣を改善すればよくなります、だからメタボと言われたら喜んでください、まだ薬の前にやることがありますと。
問題は、八十五センチより細いにもかかわらず血糖値が高いとか血圧が高いとか、そういった方は、痩せても意味がないので、早く医療につなげなさいと。だから、メタボと言われたらまだ何か手が残っている、メタボじゃなければ早く医療につなげないといけないという、実はこういう基準で八十五センチ、九十センチという基準を作ったんです。
というのが元々の背景にあったんですが、いつの間にか、これは誰が悪いということじゃないんですが、メタボの人をたくさん見つけてきて、その方々へ何かアプローチをすれば、健康状態はよくなるかもしれませんが、医療費が削減されるのではないか、こういう話に政策的に転換をしていって、今いわゆるメタボ健診というものが行われてきている。
ですから、元々の目的と、そしてそれを政策に生かすこと、それが結果に出ているのかどうか、ここの三段階がちゃんとつながっているかどうかということを、今日、是非皆さんと議論をさせていただきたいな、こういう背景で今日はさせていただきたいと思います。
確かに今、全国医療費適正化計画、ここにも、いわゆるメタボ健診の医療費適正化額、目標値というのが書かれております。第三期全国医療費適正化計画は二〇一八年から二〇二三年の間に行われていますけれども、特定健診、保健指導による適正化効果額が約二百億円。それから、第四期医療費適正化計画、これは二〇二四年から二〇二九年ですけれども、これの目標は、適正効果額は約百二十億円。以前は何兆円というのがありましたけれども、今は二百億円や百二十億円ということになっています。
まず、今日お伺いしたいのは、この百二十億円、まあ二百億円でも結構なんですけれども、これの算定根拠、これを教えていただきたいと思います。
あわせて、この算定をするに当たっては、特定健診の受診率が七〇%、特定保健指導が四五%、メタボ該当者等の数が二〇〇八年度比で二五%減るということを達成することを前提とした数字なのかどうか、ここも併せて教えていただきたいと思います。
60間間隆一郎厚生労働省保険局長
お答えいたします。
二〇二四年度から二〇二九年度までの第四期全国医療費適正化計画におきましては、メタボリックシンドロームの該当者及び予備群の減少率二五%を達成するために、特定健診実施率七〇%と特定保健指導実施率四五%を数値目標とし、この目標を達成した場合の、つまり、まさに委員御指摘のように、達成した場合の医療費適正化効果額を算出してございます。
御指摘のとおり、二〇一八年度からの第三期は約二百億円とこれを出しておりまして、第四期は百二十億円ということなのでございますが、実は、第三期と第四期の目標とするメタボリックシンドロームの該当者及び予備群の減少率…
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梅村聡(維新)
だから、総合的に勘案して二百億円や百二十億円と。それは、目標を達成してということかと思います。現実にはなかなか目標達成がまだ難しい状況だと思います。二〇一八年と二〇二〇年を見ましても、特定健診の実施率は五〇%台ですし、特定保健指導の実施率も二三・二%、二六・五%ですから、これは目標の半分ぐらいなわけですね。ということから考えると、二百億や百二十億という数字すら、実際どうなのかなということが言えるかと思います。
一方で、じゃ、これが導入された二〇〇八年はどういう計算をして二兆円という数字が出ていたかといいますと、二〇〇六年度、これは国会答弁でありましたけ…
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62間間隆一郎厚生労働省保険局長
お答えいたします。
まず、糖尿病、高血圧についてですけれども、最新の通院患者数では、二〇二二年に、糖尿病は三百九十万人、高血圧症は八百万人となっており、実は増加をしているということでございます。
他方で、通院医療費の方は、二〇二二年の糖尿病の通院医療費は十二万円で、二〇〇六年当時は二十二万円ですから、単価の減がある。それから、高血圧症の通院医療費は七・二万円で、二〇〇六年当時は約十一万円ということでございました。二〇〇六年当時と同様の仮定で算出をいたしますと、糖尿病の通院医療費の総額は二〇〇六年時から増減なし、それから、高血圧の通院医療費の総額は二〇…
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