発見力というのを、地域の皆さん方には、民生委員さんを始めとして、皆さん、近所でお困りの方があったら発見してくださいと。これは、行政だったり社協はよく言っているんですけれども、解決の話になると、あっ、うちじゃありませんと引いちゃうわけですよね。
それが、今回の重層的支援体制整備事業の中の断らないということをやると、取りあえず受け止めて、うちの町ではこれは対応できない課題かもしれないけれども、ちょっとルールを変えれば対応できるんじゃないかとか、一歩、何か居場所をつくることで変わっていくんじゃないかということを、創造的にボトムアップで考えていこうとしていたのが重層的支援体制整備事業です。
まさに私たちが発見と解決は両輪だということで地域の人たちに発見を頼むのであれば、解決のところを一旦受け止めるというのをコミュニティーソーシャルワーカーがやって、行政とともに解決してきたというこのモデルが重層の基本になっていると思いますので。
こういうやり方をしていかないと、次から法律を作って法律を作ると、ネットワークばかりできて、前に座っている人が違うだけで、同じメンバーが毎日毎日会議をやっているようなことになりがちだというのが小さい町での苦しいお話にもあったりするので、そういう意味では、今、自分の町の一丁目一番地は何かというのを、地域のニーズをしっかりと受け止めて考えていく、そういう自治体に変えていきたいというのが今回のお話でありましたので、是非そういうことが実現できるように御支援いただきたいなと思います。
ありがとうございます。
69
豊田真由子(参政)
政策をつくる私ども又は行政が実は現場を知らないという御指摘はよくあります。そこは深く受け止めて、やはり愛情と厳しさを持って発信してくださる方というのを、声を、私どもは大事にしていきたいと思います。
済みません、では、順番にちょっとお伺いをしたいので、全員に回りたいと思うんですが、よろしくお願いします。
ちょっと駆け足で、松原参考人、お願いしたいと思います。福祉部会の部会長をお務めでございました。社会福祉法人についての御考察を拝読いたしまして、社福に必要な変革を求めながらも、公共財としての介護、福祉サービスを提供する社福の意義をよく御理解いただいていて…
この発言のページ
70松松原由美早稲田大学人間科学学術院教授
非営利組織へのエールとアドバイスということで、まず前提として、これだけ人も財源も不足する中では、営利、非営利にかかわりなく、協力、協調していく必要があるということを思っております。
その上で、やはり、例えば社会福祉法人、非営利性、公益性は徹底されております。利益に見えるものも、それはあくまでも、配当ができない以上、将来のコストでしかありません。そうした非営利組織というのが、公的資金で運営されている福祉事業のリーダーとして、地域で人と人との関係を紡いでいっていただきたいと思っています。
また、アドバイスということですけれども、事業のことについては何日も…
この発言のページ
71
豊田真由子(参政)
あと五分四十秒でお三方に行きたいと思います。
済みません、勝部参考人、コミュニティーソーシャルワーカーは独りぼっちをつくらない仕事だということで、制度のはざまにあって助けを必要としている人、また、それが制度、法律だけの問題ではなくて、サービスがあっても、プレーヤーがいても、地域をつくるという視点が必要だと。まさにそのとおりだなと思っています。
御著書の中で、地域の方々が、見つけてしまった課題を見て見ぬふりをせずに勝部参考人に伝えに来てくれる、なぜならば、勝部さんに言えば何とかしてくれるとみんな思っていると。そういう、本当に地域をつくっていくというのは…
この発言のページ
- (上の発言)
72勝勝部麗子豊中市社会福祉協議会参与兼コミュニティソーシャルワーカー統括
発見力というのを、地域の皆さん方には、民生委員さんを始めとして、皆さん、近所でお困りの方があったら発見してくださいと。これは、行政だったり社協はよく言っているんですけれども、解決の話になると、あっ、うちじゃありませんと引いちゃうわけですよね。
それが、今回の重層的支援体制整備事業の中の断らないということをやると、取りあえず受け止めて、うちの町ではこれは対応できない課題かもしれないけれども、ちょっとルールを変えれば対応できるんじゃないかとか、一歩、何か居場所をつくることで変わっていくんじゃないかということを、創造的にボトムアップで考えていこうとしていたのが重層的支援体制整備事業です。
まさに私たちが発見と解決は両輪だということで地域の人たちに発見を頼むのであれば、解決のところを一旦受け止めるというのをコミュニティーソーシャルワーカーがやって、行政とともに解決してきたというこのモデルが重層の基本になっていると思いますので。
こういうやり方をしていかないと、次から法律を作って法律を作ると、ネットワークばかりできて、前に座っている人が違うだけで、同じメンバーが毎日毎日会議をやっているようなことになりがちだというのが小さい町での苦しいお話にもあったりするので、そういう意味では、今、自分の町の一丁目一番地は何かというのを、地域のニーズをしっかりと受け止めて考えていく、そういう自治体に変えていきたいというのが今回のお話でありましたので、是非そういうことが実現できるように御支援いただきたいなと思います。
ありがとうございます。
73
豊田真由子(参政)
是非、これは全国に横展開をして、その秘密を使ってみんなで頑張っていけたらと思っています。
次に、野口参考人と早坂参考人、済みません、続けて伺います。
では、まず野口参考人、二〇四〇年問題は全国一律ではないと。まさに供給も需要もニーズがばらばらだということは本当に大事な視点でございまして、ここは一点、人材不足というところにフォーカスしますと、処遇改善とかDXとかのお話もございました。
それに加えて、私は、やはりやりがい。エッセンシャルワーカーと言われて持ち上げられるけれども、別にリスペクトされていないみたいな、私も現場をずっとお手伝いしていて、それが…
この発言のページ
74野野口晴子早稲田大学政治経済学術院教授
短く答えさせていただきます。
私、先ほどから、効率化とか規模の経済とか、非常にちょっと言葉としては悪者扱いされているかなと思っていて。ただ、やはり効率化というのは、実は効率化とは、ただ単に人とかお金を割いてお金を少なくして、それでサービスの質が悪くなるということではないんですね。効率化とは、実は学問的な用語だと、需要側も供給側も要するに一〇〇%満足する、それが効率化が達成された状態である、私たちはそういうふうな使い方をするんですけれども、だから、効率化という言葉は決して悪いものではないと私は認識しています。
その中で、効率化ということを、だから需要側…
この発言のページ
75早早坂由美子公益社団法人日本医療ソーシャルワーカー協会会長
この日常生活支援事業に期待することは、やはり市民にとって身近なもの、事前に備えて準備して自分の将来のことを考えて管理してもらうということは特別なことじゃないということで、身近なことだという広報とか、そこへの、地域の中での浸透が一つ期待したいことというふうに思います。
ただ一方で、やはり幾ら言っても、実際に入院、手術をするとき、そのときはいいけれども、こういう日常生活支援事業を使ってねと言っても、やはり俺はいいやと帰ってきてしまう人がいる。実際に備えている方がなかなか多くないという現実があると、やはり、入院してからでも使えるというか、そういう何らかの形が…
この発言のページ