お答えいたします。
委員御案内のように、産科の診療所などは、自由診療をやっておられる一方で、一部保険も併用しながら出産を応援されているということなので、そういう保険を使われた場合にベースアップ評価料が算定できるということでございます。
令和八年度診療報酬改定におきましては、医療機関等に勤務する幅広い職種の賃上げに向けて、令和八年度、九年度、それぞれ三・二%のベースアップ、これは定昇を含まず、ベアでございますが、ベースアップを実現するための措置を講じました。
その意味で、使い勝手をよくしていくということは大事だというふうに思っています。医療機関ごとに、患者数の動向も踏まえつつ賃上げをすることができるように、特に簡素な届出のみで算定できる点数というものを設定したり、患者数当たりのスタッフ数が多い場合にも対応できるきめ細かな点数を設定するなど、評価料の設計にまず工夫をしております。
また、事務負担のお話もございました。御指摘のように、これが活用いただくためには事務負担の軽減は大変重要だと思っておりまして、初めてベースアップ評価料を導入しました令和六年度改定以降も順次、様式の簡素化などに取り組んできましたけれども、今回の令和八年度改定におきましては、これまではベア評価料の算定開始時に作成を求めていた賃金改善実施計画書の廃止、あるいは評価料の区分変更の手続を簡素化し、定期的な再計算を求めず、変更が必要な場合のみ行えば足りることとするなど、届出手続の更なる簡素化を図ったところでございます。
こういった形で、医療機関の皆様方に御活用いただきたい、このように考えております。
201日日野紗里亜(国民)
ありがとうございます。
制度の趣旨自体は理解できるんですけれども、やはり現行の要件では、現場の実態を十分に捉え切れていないかというふうに思っております。分娩数が減っていっても人件費とか設備維持費といった固定費というものは下がらない中で、単年の増減のみで支援の可否を判断する現在の仕組みでは、やはり継続的に減少が続いている医療機関の実態が十分に反映されていないというふうに考えています。
例えば、実態に即した累積的な減少への評価、あるいは固定費の維持に対する直接的な支援へとかじを切るべきだと思いますが、いかがでしょうか。
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202森森光敬子厚生労働省医政局長
分娩取扱施設については、過去から、分娩数の減少というのはかなり前から続いておりますので、分娩数の取扱いに合わせて、地域では、分娩の施設、これが引退された場合には自然にその地域で支えるという形で、大体一施設当たりの分娩数というのは余り変わらず来ているというのが今の現状でございます。
そうした中で、近年の分娩数の急激な減少というものについては、確かに先生おっしゃるとおり、施設の運営に影響するような状態に至っているというふうに我々考えておりまして、そこで、令和六年、令和七年と補正予算を要求をして、この事業を立てたということになります。
今回の事業につきまし…
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203日日野紗里亜(国民)
御回答いただきまして、ありがとうございます。
次に、産科診療所におけるベースアップ評価料についてもお伺いさせていただきたいと思います。
ベースアップ評価料は医療従事者の賃金改善を目的とした制度であって、これによって得られた診療報酬は全て医療職員の賃上げに使われます。ただ、ベースアップ評価料を算定するために大きな事務負担がかかります。一度届けたら終わりではなく、年度ごとに複雑な書類の作成、提出が必要となり、小規模な診療所では事務負担とコストが過重になっているという声も聞こえています。
ベースアップ評価料の算定が現場の負担になっているという声は、政府は…
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- (上の発言)
204間間隆一郎厚生労働省保険局長
お答えいたします。
委員御案内のように、産科の診療所などは、自由診療をやっておられる一方で、一部保険も併用しながら出産を応援されているということなので、そういう保険を使われた場合にベースアップ評価料が算定できるということでございます。
令和八年度診療報酬改定におきましては、医療機関等に勤務する幅広い職種の賃上げに向けて、令和八年度、九年度、それぞれ三・二%のベースアップ、これは定昇を含まず、ベアでございますが、ベースアップを実現するための措置を講じました。
その意味で、使い勝手をよくしていくということは大事だというふうに思っています。医療機関ごとに、患者数の動向も踏まえつつ賃上げをすることができるように、特に簡素な届出のみで算定できる点数というものを設定したり、患者数当たりのスタッフ数が多い場合にも対応できるきめ細かな点数を設定するなど、評価料の設計にまず工夫をしております。
また、事務負担のお話もございました。御指摘のように、これが活用いただくためには事務負担の軽減は大変重要だと思っておりまして、初めてベースアップ評価料を導入しました令和六年度改定以降も順次、様式の簡素化などに取り組んできましたけれども、今回の令和八年度改定におきましては、これまではベア評価料の算定開始時に作成を求めていた賃金改善実施計画書の廃止、あるいは評価料の区分変更の手続を簡素化し、定期的な再計算を求めず、変更が必要な場合のみ行えば足りることとするなど、届出手続の更なる簡素化を図ったところでございます。
こういった形で、医療機関の皆様方に御活用いただきたい、このように考えております。
205日日野紗里亜(国民)
ありがとうございます。
引き続き、使い勝手のよさと、そういった事務負担の軽減ということを行っていっていただければなと思っております。
次に、医療や介護現場における資材の供給についてお伺いさせていただきます。
現在、ニトリルグローブやメディカルエプロンといった診療、看護、介護の現場で不可欠な消耗品について、供給が不安定となり、出荷制限がかかっているとの声が現場から上がっています。原油供給不安の影響により流通段階で在庫が不足しており、このままでは処置や手技、介助に支障が生じかねない、極めて切迫した状況です。
コロナ禍におきましても、エプロン不足により…
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206森森真弘厚生労働省大臣官房医薬産業振興・医療情報審議官
医療や介護の分野における必要な物資の確保についてのお尋ねでございます。
これらの医療物資等の安定供給については、高市総理からも、経産大臣と密接に連携して必ず必要な対策を講じるようにという指示を受けているところでございます。
これまでも、製造販売業者や卸、医療機関に対する情報提供窓口の設置や個別のヒアリング等を通じて積極的な情報収集をまず行い、その中でも、歯科診療所等から医療用手袋、御指摘のもの等の供給不安の声が上がっているということは私ども把握しております。
一方で、経産省からは、医療物資等の材料に必要となる原料となるナフサについては、日本全体とし…
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207日日野紗里亜(国民)
引き続き、よろしくお願いいたします。
次に、出産なびについてお伺いをさせていただきたいと思います。
出産なびは、妊婦が適切に医療機関を選択できるよう、情報提供を行う仕組みとして整備されたものと承知しております。一方で、現場からは、掲載されている情報が限られており、医療機関ごとの特色や方針が十分に伝わらないとの声が上がっています。
現在は、地域、病院名、住所、年間分娩数、平均分娩費、無痛分娩の有無、助産師外来の有無など、定型的な情報が中心となっていますが、例えば、自然分娩への取組だったりとか、助産師の関わり方、母乳外来の体制、産後ケアや地域での子育て…
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