お答えいたします。
本年六月に発表した日本のAI・フォー・サイエンスの取組と米国のジェネシス・ミッションとの連携に向けた日米戦略的パートナーシップにおいて、日米は先進的なAIを活用して研究開発の在り方を根本的に変革することを目指し、様々な先端科学技術分野での協力を拡大、強化することとしています。
日米両国は長年にわたり、互いの強みを生かしながら科学技術分野で補完的なパートナーシップを築いてまいりました。特にAIについては、米国は世界トップレベルの研究力を持ち、大規模なデータや計算資源環境を保有、整備する一方、日本にはAI開発に不可欠な質の高い研究データが豊富に存在するなど、本パートナーシップにおいても両国にとって互恵的な連携が期待されております。
その上で、本パートナーシップに基づく国際共同研究においては、日米の研究者が互いの国の計算資源をそれぞれの国の研究者と同じ条件で利用できる旨が盛り込まれており、日本としても、世界でも有数の大規模計算資源にアクセスできる可能性が広がることは有益だと考えております。
また、国際共同研究により、高精度な科学基盤モデルの開発など、世界を先導する研究成果の創出や若手研究者の育成も期待されます。
さらに、米国の国立研究所が今後整備する計算資源環境について、例えば、日本企業が半導体や通信装置などを納入することで更なる知見の蓄積や技術革新が進み、結果として我が国の産業基盤の強化にもつながると考えられます。
引き続き、日米の関係研究機関の研究者が参加する十一領域のワーキンググループにおける議論の深化や、AI・フォー・サイエンス革新的研究推進事業、ARiSEなども通じ、本パートナーシップの具体化の取組を進め、我が国の研究力向上や産業競争力の強化につなげてまいります。
179河河合道雄(みらい)
大臣、御答弁いただき、ありがとうございます。
日本の置かれている状況をまさに課題先進国として捉えて強みとしていくというアプローチ、非常に共感をいたします。
重ねて、データの観点でちょっとお伺いをしていきたいんですけれども、まさにこういった難しい現場でのデータもありますし、まさに強みとして伸ばしていこうという製造業の現場におけるデータ活用も非常に大きな課題があるというふうに認識をしております。まさに大臣がおっしゃっていただいたように、フィールドとしての日本は非常に豊かな可能性があると思いますけれども、世界に目を向けてみますと、フィジカルAIの領域におけ…
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180奥奥家敏和経済産業省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
まず、競争力があるフィジカルAIの開発には、現場で蓄積された物理特性などの様々なデータの活用が不可欠ということで、るるお話をさせていただきました。
経済産業省においては、AI開発の支援プログラム、GENIACなどにおいて、製造業などの現場データをAIの学習などに利用することができるようにするためのまずデータの整備手法、これを確立してそれを標準化する、さらに、その手法を活用してデータセットの構築を進める、こういった支援を進めています。この中には、当然のことながら、設備を導入するようなことも含めて支援対象に入ってくるということです。…
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181河河合道雄(みらい)
ありがとうございます。
マルチモーダル基盤モデルに使っていくことを条件にしつつというところで、積極的に集めていくような取組を目指されているということで、方向性、非常に共感いたしますので、一層ここを推進いただければと思います。
加えまして、こういったデータだとか研究の観点でいうと、先日、アメリカの取組であるジェネシス・ミッションのパートナーシップに日本も参加したことについてお伺いをしたいと思います。
ジェネシス・ミッションは、米国が二〇二五年十一月に大統領令で立ち上げたものでございますけれども、AIで科学の発見を加速するための国家的な取組です。日本は…
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- (上の発言)
182生生田知子文部科学省大臣官房審議官
お答えいたします。
本年六月に発表した日本のAI・フォー・サイエンスの取組と米国のジェネシス・ミッションとの連携に向けた日米戦略的パートナーシップにおいて、日米は先進的なAIを活用して研究開発の在り方を根本的に変革することを目指し、様々な先端科学技術分野での協力を拡大、強化することとしています。
日米両国は長年にわたり、互いの強みを生かしながら科学技術分野で補完的なパートナーシップを築いてまいりました。特にAIについては、米国は世界トップレベルの研究力を持ち、大規模なデータや計算資源環境を保有、整備する一方、日本にはAI開発に不可欠な質の高い研究データが豊富に存在するなど、本パートナーシップにおいても両国にとって互恵的な連携が期待されております。
その上で、本パートナーシップに基づく国際共同研究においては、日米の研究者が互いの国の計算資源をそれぞれの国の研究者と同じ条件で利用できる旨が盛り込まれており、日本としても、世界でも有数の大規模計算資源にアクセスできる可能性が広がることは有益だと考えております。
また、国際共同研究により、高精度な科学基盤モデルの開発など、世界を先導する研究成果の創出や若手研究者の育成も期待されます。
さらに、米国の国立研究所が今後整備する計算資源環境について、例えば、日本企業が半導体や通信装置などを納入することで更なる知見の蓄積や技術革新が進み、結果として我が国の産業基盤の強化にもつながると考えられます。
引き続き、日米の関係研究機関の研究者が参加する十一領域のワーキンググループにおける議論の深化や、AI・フォー・サイエンス革新的研究推進事業、ARiSEなども通じ、本パートナーシップの具体化の取組を進め、我が国の研究力向上や産業競争力の強化につなげてまいります。
183河河合道雄(みらい)
御答弁いただき、ありがとうございました。
本取組は、まさに計算資源の共有というところもありますけれども、AI・フォー・サイエンスですとか共同研究の文脈で、データ等も共有しながら、一層の研究開発の推進に期待しております。
その上では、先ほども大臣がおっしゃっていただきましたけれども、政府としてしっかりと、研究ですとか産業界のためにデータセットを構築していったりだとか、共有できるようにするような、積極的なリーダーシップを必要としていると考えておりまして、この取組の一層の進展を期待しております。
それでは、時間となりましたので、以上とさせていただきます。…
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184
工藤彰三(自民)
本日の質疑は以上でございます。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後二時五十分散会
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