生田知子文部科学省大臣官房審議官

2026年7月15日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 182 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 185 発言)

お答えいたします。

本年六月に発表した日本のAI・フォー・サイエンスの取組と米国のジェネシス・ミッションとの連携に向けた日米戦略的パートナーシップにおいて、日米は先進的なAIを活用して研究開発の在り方を根本的に変革することを目指し、様々な先端科学技術分野での協力を拡大、強化することとしています。

日米両国は長年にわたり、互いの強みを生かしながら科学技術分野で補完的なパートナーシップを築いてまいりました。特にAIについては、米国は世界トップレベルの研究力を持ち、大規模なデータや計算資源環境を保有、整備する一方、日本にはAI開発に不可欠な質の高い研究データが豊富に存在するなど、本パートナーシップにおいても両国にとって互恵的な連携が期待されております。

その上で、本パートナーシップに基づく国際共同研究においては、日米の研究者が互いの国の計算資源をそれぞれの国の研究者と同じ条件で利用できる旨が盛り込まれており、日本としても、世界でも有数の大規模計算資源にアクセスできる可能性が広がることは有益だと考えております。

また、国際共同研究により、高精度な科学基盤モデルの開発など、世界を先導する研究成果の創出や若手研究者の育成も期待されます。

さらに、米国の国立研究所が今後整備する計算資源環境について、例えば、日本企業が半導体や通信装置などを納入することで更なる知見の蓄積や技術革新が進み、結果として我が国の産業基盤の強化にもつながると考えられます。

引き続き、日米の関係研究機関の研究者が参加する十一領域のワーキンググループにおける議論の深化や、AI・フォー・サイエンス革新的研究推進事業、ARiSEなども通じ、本パートナーシップの具体化の取組を進め、我が国の研究力向上や産業競争力の強化につなげてまいります。

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