向井康二公正取引委員会事務総局官房審議官

2026年7月15日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 109 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 185 発言)

お答えいたします。

委員御指摘のとおり、価格転嫁及び取引適正化を更に進めていくために、本年一月に施行された取適法では、新たに、協議に応じない一方的な代金決定を禁止する規定などが盛り込まれたところでございます。

公正取引委員会では、毎年、価格転嫁の状況等に関する特別調査を実施してきているところでございまして、この調査の結果によれば、価格交渉の状況について一定の進展が見られる状況にはあるわけですが、御指摘のとおり、サプライチェーンの深い層になるほど価格転嫁が進んでいない状況が残念ながらうかがわれるということでございまして、価格転嫁の状況につきましては道半ばという形で認識しております。

そのため、取適法の対象外の取引を含めたサプライチェーン全体での取引適正、転嫁のための環境整備や支払い条件の適正化等の更なる対応のため、先月、独占禁止法上の特殊指定の新設や、優越的地位の濫用に関するガイドラインの改正を行ったところでございます。これらのルールが実効的なものになりますように、引き続き周知徹底を図っていきたいと考えてございます。

さらに、公正取引委員会は本年度も、価格転嫁状況の調査に基づきまして、調査をしてございますので、問題がある事業者がございますと、注意喚起文書を送付するなどの対応を取っていきたいと考えてございます。

その上で、やはり違反行為を摘発いたしまして世の中に明らかにするということが重要でございますので、引き続き、いろいろな情報を集めまして、それに基づきまして積極的な法運用に努めていきたいと考えてございます。

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