ありがとうございます。
最後にお述べいただいた省庁連携、これは非常に重要だと思いますので、これからもよろしくお願いしたいと思います。
今まで質問をしてまいりましたこのサーキュラーエコノミーの基礎となる廃棄物から取り出される再生資源は、既に獲得競争の時代に突入しているというふうに承知をしております。
政府が本年四月二十一日に取りまとめた循環経済行動計画の基本的な考え方の中には、中国が重要鉱物の輸出管理を強化し、官民出資の中国資源循環集団を設立し、国内の資源リサイクルに注力と記載がありますし、また、EUでは、電子プラスチック等の域外への輸出の厳格化、新型車両への再生プラスチック使用義務化など、世界的に再生資源というものは、ある意味、囲い込む、また、奪い合うと言うと言い方はあれですけれども、取り合うというふうな非常に激しい競争の環境が今生じてきているというふうに思っています。世界的な潮流だと思うんですね。同計画の記載のとおり、もはや、一次資源、天然資源のみならず、二次資源、いわゆる今テーマとしています再生資源の獲得競争の時代に突入をしているということだと思います。
ここで私が重視するのは、やはり経済産業省の取組だと思っているんですね。まさに、経済産業省の出番だと私は思っております。再生資源を活用するのは、恐らく天然資源と比べて再生資源を使うことはコストだと私は思うんですね。ちょっと割高ということだと思うんですよ。
ただ、再生資源にするためにも恐らく技術的な過程が入っているんだと思うんですね。このコストや課題を技術で逆手に取る、そして経済成長につなげるというふうなことが、すなわち、私はもうしつこくしつこく、ここの委員会でも質問してきましたけれども、トランスフォーメーションだと思うんですね。コストや政策課題を逆手に取って、いわゆる利益に変えていくというふうな。
なので、現時点でこの再生資源についてトランスフォーメーションする言葉というものは端的にないものですから、私が勝手に再生資源トランスフォーメーション、再生資源Xと私は言いたいんですけれども、この再生資源X、再生資源トランスフォーメーションについて、今までのやり取りをお聞きいただいた上で、赤澤大臣の御見解をいただければと思います。
41伊伊藤禎則経済産業省大臣官房脱炭素成長型経済構造移行推進審議官
お答え申し上げます。
委員御指摘いただきましたとおり、サーキュラーエコノミーの推進には、製造業と資源循環産業を始めとする企業間の連携を進めるとともに、再生材利用の経済合理性を確保していくことが重要であると認識してございます。
このため、産官学の連携の場でありますサーキュラーパートナーズを立ち上げ、動静脈連携による高度な資源循環プロジェクトの組成や実証事業を進めるとともに、企業間のマッチングを後押ししているところでございます。
加えまして、高度選別や再資源化の技術開発、設備導入を支援するとともに、本年四月に施行いたしました改正資源有効利用促進法に基づ…
この発言のページ
42
吉田宣弘(中道)
ありがとうございます。
次に、全国津々浦々、使用済みの廃棄物は消費者が実際に暮らしている地域で発生をしているんだと思うんですね。したがって、このサーキュラーエコノミーの推進には、地方自治体や消費者の協力も私は欠かせないというふうに思います。
そこで、今日は環境省からもお越しいただきまして、ありがとうございます。このサーキュラーエコノミーの推進に当たって地方自治体や消費者の皆様との協力をどのように図っていくかについて、答弁をいただければと思います。
この発言のページ
43成成田浩司環境省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
委員御指摘のとおり、サーキュラーエコノミーを推進していくためには、地方自治体と連携した取組や消費者への効果的な普及啓発など、様々な関係者の御協力を得ながら取り組んでいくことが重要であると考えております。
環境省におきましては、例えば食品ロス削減のほか、リユースやサステーナブルファッションの促進などに取り組んでいるところでございます。
具体的な取組を申し上げますと、食品ロス削減につきましては、飲食店での食べ残しを持ち帰るmottECOの取組や、小売店の廃棄予定食品を子供食堂等に有償で提供する実証事業、自治体等が住民から余っている…
この発言のページ
- (上の発言)
44
吉田宣弘(中道)
ありがとうございます。
最後にお述べいただいた省庁連携、これは非常に重要だと思いますので、これからもよろしくお願いしたいと思います。
今まで質問をしてまいりましたこのサーキュラーエコノミーの基礎となる廃棄物から取り出される再生資源は、既に獲得競争の時代に突入しているというふうに承知をしております。
政府が本年四月二十一日に取りまとめた循環経済行動計画の基本的な考え方の中には、中国が重要鉱物の輸出管理を強化し、官民出資の中国資源循環集団を設立し、国内の資源リサイクルに注力と記載がありますし、また、EUでは、電子プラスチック等の域外への輸出の厳格化、新型車両への再生プラスチック使用義務化など、世界的に再生資源というものは、ある意味、囲い込む、また、奪い合うと言うと言い方はあれですけれども、取り合うというふうな非常に激しい競争の環境が今生じてきているというふうに思っています。世界的な潮流だと思うんですね。同計画の記載のとおり、もはや、一次資源、天然資源のみならず、二次資源、いわゆる今テーマとしています再生資源の獲得競争の時代に突入をしているということだと思います。
ここで私が重視するのは、やはり経済産業省の取組だと思っているんですね。まさに、経済産業省の出番だと私は思っております。再生資源を活用するのは、恐らく天然資源と比べて再生資源を使うことはコストだと私は思うんですね。ちょっと割高ということだと思うんですよ。
ただ、再生資源にするためにも恐らく技術的な過程が入っているんだと思うんですね。このコストや課題を技術で逆手に取る、そして経済成長につなげるというふうなことが、すなわち、私はもうしつこくしつこく、ここの委員会でも質問してきましたけれども、トランスフォーメーションだと思うんですね。コストや政策課題を逆手に取って、いわゆる利益に変えていくというふうな。
なので、現時点でこの再生資源についてトランスフォーメーションする言葉というものは端的にないものですから、私が勝手に再生資源トランスフォーメーション、再生資源Xと私は言いたいんですけれども、この再生資源X、再生資源トランスフォーメーションについて、今までのやり取りをお聞きいただいた上で、赤澤大臣の御見解をいただければと思います。
45
赤澤亮正(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
まず、サーキュラーエコノミーについては、もはや環境保全にとどまらず、経済安全保障や産業競争力の強化につながる国家戦略であると考えており、委員と問題意識を共有をしております。
委員御指摘の再生資源X、再生資源トランスフォーメーションとは、再生資源を単なる廃棄物やコストではなく、技術で新たな付加価値や産業競争力の源泉へと転換していくという御趣旨であると認識をしております。
政府としても、本年四月に関係閣僚会議において取りまとめた循環経済行動計画を踏まえ、我が国が強みを有する再資源化技術の活用や、製造業と資源循環業との連携強化といった取組を通じて、資源循環…
この発言のページ
46
吉田宣弘(中道)
ありがとうございます。
改めて、この循環経済行動計画が取りまとめられた関係閣僚会議における議事要旨を見させていただいたんですが、そこでは、木原官房長官から、行動計画の大きな柱は五つある、その一つが再生資源供給サプライチェーンの強靱化、二つが日本をハブとする国際資源循環ネットワークの構築、三つに地域経済資源の徹底活用による地域活性化、四つ目に資源循環分野の国際ルールの形成、五つ、循環経済を国民運動としたところである、この五つを有機的に組み合わせつつ、政策リソースを集中投下することで、循環経済への移行を加速し、我が国としての勝ち筋を見出すべきタイミングだと…
この発言のページ
47
赤澤亮正(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
委員御指摘のとおり、サーキュラーエコノミー分野を我が国の国際競争力につなげていくためには、高度な再資源化技術の開発に加え、その技術を支える技術者やオペレーターなどの人材育成が重要であると認識をしております。
政府としては、産官学連携の下、解体や選別など再資源化プロセスの自動化、高度化につながる技術開発を進めるとともに、設備導入への支援を進めているところであり、裾野の広い資源循環産業の基盤強化にも取り組んでまいりたいと思っております。
現在策定を進めております日本成長戦略や骨太方針においても、サーキュラーエコノミーを我が国の成長につなげるという循環経済…
この発言のページ