ありがとうございます。
今おっしゃっていただいた、容量市場の見直しであるとか、あるいは予備電源制度というものもありますが、先ほど、今までの質疑の中でも出てきましたとおり、予備電源制度というものも、もうかなり老朽化した火力発電設備を、本来だったら廃止するかというようなところを、何とか置いておいてくださいと言って、緊急時に動かすようなバックアップとして置いてあるというふうな状況ですので、最終的には、火力発電の事業者さんたちが、再エネの増加によって電源の不安定性をバックアップするために出力を下げざるを得ない。それで出力を下げたことによって失われる売電収入、ここをいかに補填することができるか、これに懸かっているんだと思うんですよ。
ただ、現状の容量市場は、最終的に、小売事業者を介して我々需要家がお支払いしている容量拠出金というものがありますけれども、この容量拠出金だけで、出力を抑制していることに伴って失っている売電収入、ここの機会損失が十分に補われていますかと。それによって、止めている、あるいは低出力稼働している状態でも、やはり人件費とか修繕費とか、こういったものはかかってくるわけですので、現状の容量市場を通じた拠出金だけでは十分に休廃止あるいは出力を下げているところの収入をバックアップできていないという、この実態は、先日の参考人の方に伺ったときもそのようなことを示唆されておりました。
ですので、やはり大事なのは、特に、マクロで見てどうかということももちろんですけれども、それぞれの、北海道、東北、関東、こういったエリアごとにどういうふうな燃料種の、燃料種別、地域別に、容量市場によって維持できている火力電源と、なおそれでも採算が厳しいような火力電源、この実態をどの程度把握されているでしょうか。
164久久米孝資源エネルギー庁電力・ガス事業部長
お答え申し上げます。
再生可能エネルギーを主力電源化していくためには、太陽光や風力の出力変動を補い、電力の需給バランスを一致させる調整力の役割を担う火力発電、揚水発電、蓄電池の重要性が増してくるというふうに認識をしております。
そうした供給側の取組に加えて、DR、デマンドレスポンスといった需要側の取組も複合的に組み合わせて対応することとなるというふうに考えております。
政府といたしましては、容量市場や長期脱炭素電源オークションといった仕組み、蓄電池導入を支援する補助金などを通じて、事業者がこれらの維持整備に必要な投資を行える環境を整備し、必要な調整…
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165牧牧野俊一(参政)
ありがとうございます。
この二〇四〇年の電源構成というものを議論して計画していた段階とは、結構、国際情勢は大分変わってきていると思います。その後にイラン情勢が勃発したりとか、そして資源の調達先がいろいろと変化したりとか、あるいはコストが上がったりとか、いろいろな変動、このときの想定からは大分前提条件が変わっているところがあると思いますので、こういう目標で決めたんだから何が何でもそっちに向かうんだということではなくて、やはり現実問題、本当に一番大事なのは、やはりまず毎日の使う電気がきちんと止まらず、そして品質が維持できて、安定して、そして安価に供給できる…
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166村村瀬佳史資源エネルギー庁長官
お答え申し上げます。
委員御指摘のとおり、火力発電を含めた安定供給に必要な電源の維持、新設を進めることは非常に重要でありまして、これまで、既存電源の維持コストを支弁するための容量市場ですとか、脱炭素火力やLNG火力への新規投資を促進するための長期脱炭素オークションを通じて対応してきたところであります。
特に、委員御指摘を先ほどいただいたように、電源の新陳代謝が進展する間の対応が重要でありまして、新設の電源が順次稼働していきます二〇三〇年初頭にかけて、この移行期において、電源の確保というのが非常に重要でございます。特に、夏、冬の高需要期における電源需給…
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- (上の発言)
167牧牧野俊一(参政)
ありがとうございます。
今おっしゃっていただいた、容量市場の見直しであるとか、あるいは予備電源制度というものもありますが、先ほど、今までの質疑の中でも出てきましたとおり、予備電源制度というものも、もうかなり老朽化した火力発電設備を、本来だったら廃止するかというようなところを、何とか置いておいてくださいと言って、緊急時に動かすようなバックアップとして置いてあるというふうな状況ですので、最終的には、火力発電の事業者さんたちが、再エネの増加によって電源の不安定性をバックアップするために出力を下げざるを得ない。それで出力を下げたことによって失われる売電収入、ここをいかに補填することができるか、これに懸かっているんだと思うんですよ。
ただ、現状の容量市場は、最終的に、小売事業者を介して我々需要家がお支払いしている容量拠出金というものがありますけれども、この容量拠出金だけで、出力を抑制していることに伴って失っている売電収入、ここの機会損失が十分に補われていますかと。それによって、止めている、あるいは低出力稼働している状態でも、やはり人件費とか修繕費とか、こういったものはかかってくるわけですので、現状の容量市場を通じた拠出金だけでは十分に休廃止あるいは出力を下げているところの収入をバックアップできていないという、この実態は、先日の参考人の方に伺ったときもそのようなことを示唆されておりました。
ですので、やはり大事なのは、特に、マクロで見てどうかということももちろんですけれども、それぞれの、北海道、東北、関東、こういったエリアごとにどういうふうな燃料種の、燃料種別、地域別に、容量市場によって維持できている火力電源と、なおそれでも採算が厳しいような火力電源、この実態をどの程度把握されているでしょうか。
168久久米孝資源エネルギー庁電力・ガス事業部長
お答え申し上げます。
再エネの導入拡大に伴いまして、火力発電の出力調整や起動停止の頻度が高まり、メンテナンスが増加していること、加えて物価高騰の影響を受けていることなどにより、火力発電所を維持管理するためのコストが増加しているというふうに承知をしております。
個別の発電所の稼働率や休廃止の見通しといった実態についても、各発電事業者が毎年度提出する供給計画やヒアリングを通じて、個別の実態把握に努めているところであります。
こうした足下のコスト上昇も踏まえた上で、容量市場における価格設定について必要な見直しを行ったところでありまして、引き続き、発電事業…
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169牧牧野俊一(参政)
ありがとうございます。
容量市場の見直しということを今言及いただいたところではありますが、じゃ、それによって全部を賄おうとすると、やはり最終的に、統合コストという観点から、需要家に負担が跳ね返ってきてしまう。ここをいかにバランスを取っていくかということが重要になってきますが、ここでもう一点。
今後、今年から動き始めているGX推進法に基づいて、二〇二八年度から化石燃料賦課金というものが燃料の輸入業者に課される。そして、一方、二〇三三年度からは、CO2排出枠有償オークションが発電事業者に課されるということになっていますけれども、火力発電所を保有する事業者…
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170伊伊藤禎則経済産業省大臣官房脱炭素成長型経済構造移行推進審議官
お答え申し上げます。
ただいま委員から御指摘いただきましたとおり、GX推進法に基づきまして、GX経済移行債による先行的な投資支援を行うとともに、今年度より排出量取引制度を開始した上で、二〇二八年度から化石燃料賦課金を、そしてまた二〇三三年度から発電事業者向けの有償オークションを導入することが法定されているところでございます。
御指摘いただきましたとおり、発電事業者に対する化石燃料賦課金と有償オークションの二重負担の防止につきまして、同一の炭素に対する負担を回避する、こういう観点から、GX推進法におきまして、適切な調整に関する事項を別に法律で定めると明…
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