いい面もあります、悪い面もありますというと、どっちが正しいかというのはあるんですけれども。
じゃ、例えば、二百二十から二百四十の電圧を使っている国は、どっちかというと後発国の国が多い。百まで落とさないんです。でも、日本は百まで落とすのを選択してやってきて、それに対応するような家電製品を義務づけてトップランナー制度でやってきただけの話で、電力の消費ということを考えれば、どっちが正しいかというのはおのずと見えてくると思うんですね。そういったこともエネルギー計画を改正するときには組み入れてもらえないか。
もう一つ。直流送電のメリットといったときに、基本的に、こういう蛍光灯は交流で、私たちが使っている様々な、特に再生可能エネルギーなんかは直流ですよね、蓄電池も直流。なぜ直流送電を使うかといったら、メリットとして、絶縁が簡単、表皮効果がない、リアクタンスの影響がない、静電容量の影響が少ない、デメリットとして電流の遮断が難しい。交流送電のメリットというのは、長期投資が安い、遮断が簡単、変圧器による電圧変換ができる、デメリットとして絶縁の強化が必要不可欠などの、いつものメリット、デメリットがあると聞いています。
近年では、新たに送電施設を造る場合、直流が採用されていて、長距離送電においても直流送電が適していて、欧米などでは五十万キロVとか七十五万キロVほどの長距離直流電流が実現していると聞くんです。
家電のほとんどは直流で動きますよね。モーターなんかは交流の方が効率がいいから、三相で、波形が行ったり来たり行ったり来たりするから、途切れることなく回るから効率がいい。でも、じゃ、実際に使っているのは直流が多いんだったら、直流で流すということを考えていくのも一つの方策じゃないかなと思うんですよね。
だから、今まで、先ほど冒頭申し上げたように、一番近場で電気を起こすことができて、高圧にする必要性がないから低圧で電気を送っていた時代で、人口がどんどん増えること、一番最初にやったのは、ダムを造って水力発電が一番近かったと思います。それで足らなくなったから、火力発電なり、一九五〇年ぐらいに第一号機の原子力発電所、商業ベースのやつがスタートしているわけですね。原子力と火力が同時期で、それが、燃料代だ何だといろいろな考え方で原子力が五十基も増えていった。その時代時代で、どの財源、コストが安いかということでチョイスしてきたんだと思うんです。
だから、今申し上げたように、直流、交流という発想自体も、今現に送電をしている中で、北海道から本州とか、本州から四国とか、四国から九州だとか、その連系線を整備しようとなって、中には、直流で渡して、またわざわざ交流に戻して流したり、交流で来ているのを直流に変えて流したりしているんですよね、現実の話として。
だから、そこもやはり技術革新で、どっちが効率がいいのかというのをそろそろ考えるべき。だから、高電圧をかけることによって電流を少なくして流しやすいようなやり方をずっと取ってきたんですけれども、まずその辺の考え方を変えてもいい時期に来ているんじゃないかなというふうに思うんですけれども、それについてもまた御答弁いただきたいと思います。
136
工藤彰三(自民)
休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。鈴木義弘君。
この発言のページ
137
鈴木義弘(国民)
午前中に引き続きまして、質問に入らせていただきたいと思います。
そもそもの話なんですけれども、私も海外には何回かしか出たことがなくて、必ず行くときにそこの国の電圧が幾つなのかと調べて、AだBだCだとか、何か種類があるんですね、差すやつが。日本は百ボルトなんですけれども、百ボルトの国って行ったことないんです。みんな百二十とか百四十とか二百二十とか二百四十なんですね。
何で日本は百ボルトが主体なのかなと思ったときに、当時、電気をどんどん増やしていこうといったときに、アメリカの百十ボルトを参考に、初期インフラで低電圧が採用されたと聞くんです。理由としては、…
この発言のページ
138小小林大和資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長
お答えいたします。
まず、現在、一般の住宅においても、委員御指摘のとおりですけれども、百ボルトに限らず、二百ボルトの選択も可能、両方の、二種類の電圧のコンセントを設置することが可能でございます。
その上で、エネルギー効率については、機器の特性や使用環境によって異なり、一概に二百ボルトの方が効率が高いとは言えないと承知しておりまして、このため、現時点においては、国として、省エネ性能の観点から必ずしも二百ボルトの機器を推奨しているものではございません。
家庭におけるエアコン、テレビ、冷蔵庫などの機器については、省エネ法に基づくトップランナー制度において…
この発言のページ
- (上の発言)
139
鈴木義弘(国民)
いい面もあります、悪い面もありますというと、どっちが正しいかというのはあるんですけれども。
じゃ、例えば、二百二十から二百四十の電圧を使っている国は、どっちかというと後発国の国が多い。百まで落とさないんです。でも、日本は百まで落とすのを選択してやってきて、それに対応するような家電製品を義務づけてトップランナー制度でやってきただけの話で、電力の消費ということを考えれば、どっちが正しいかというのはおのずと見えてくると思うんですね。そういったこともエネルギー計画を改正するときには組み入れてもらえないか。
もう一つ。直流送電のメリットといったときに、基本的に、こういう蛍光灯は交流で、私たちが使っている様々な、特に再生可能エネルギーなんかは直流ですよね、蓄電池も直流。なぜ直流送電を使うかといったら、メリットとして、絶縁が簡単、表皮効果がない、リアクタンスの影響がない、静電容量の影響が少ない、デメリットとして電流の遮断が難しい。交流送電のメリットというのは、長期投資が安い、遮断が簡単、変圧器による電圧変換ができる、デメリットとして絶縁の強化が必要不可欠などの、いつものメリット、デメリットがあると聞いています。
近年では、新たに送電施設を造る場合、直流が採用されていて、長距離送電においても直流送電が適していて、欧米などでは五十万キロVとか七十五万キロVほどの長距離直流電流が実現していると聞くんです。
家電のほとんどは直流で動きますよね。モーターなんかは交流の方が効率がいいから、三相で、波形が行ったり来たり行ったり来たりするから、途切れることなく回るから効率がいい。でも、じゃ、実際に使っているのは直流が多いんだったら、直流で流すということを考えていくのも一つの方策じゃないかなと思うんですよね。
だから、今まで、先ほど冒頭申し上げたように、一番近場で電気を起こすことができて、高圧にする必要性がないから低圧で電気を送っていた時代で、人口がどんどん増えること、一番最初にやったのは、ダムを造って水力発電が一番近かったと思います。それで足らなくなったから、火力発電なり、一九五〇年ぐらいに第一号機の原子力発電所、商業ベースのやつがスタートしているわけですね。原子力と火力が同時期で、それが、燃料代だ何だといろいろな考え方で原子力が五十基も増えていった。その時代時代で、どの財源、コストが安いかということでチョイスしてきたんだと思うんです。
だから、今申し上げたように、直流、交流という発想自体も、今現に送電をしている中で、北海道から本州とか、本州から四国とか、四国から九州だとか、その連系線を整備しようとなって、中には、直流で渡して、またわざわざ交流に戻して流したり、交流で来ているのを直流に変えて流したりしているんですよね、現実の話として。
だから、そこもやはり技術革新で、どっちが効率がいいのかというのをそろそろ考えるべき。だから、高電圧をかけることによって電流を少なくして流しやすいようなやり方をずっと取ってきたんですけれども、まずその辺の考え方を変えてもいい時期に来ているんじゃないかなというふうに思うんですけれども、それについてもまた御答弁いただきたいと思います。
140久久米孝資源エネルギー庁電力・ガス事業部長
お答え申し上げます。
交流送電は、変圧器を用いた電圧の変換が容易であり、様々な需要家に電力を容易に供給できることから、既存の送配電系統はおおむね交流送電によって構成されております。
一方で、直流送電は、送電ロスが小さくなることから、長距離で大容量の電力を送る場合に適しております。現在も北本連系線等で活用されておりますけれども、交流送電に比べ変圧が難しく、様々な需要家に電力を供給するには不向きという特性がございます。
これまで歴史的に交流送電を前提として設備形成が積み重ねられており、それらを全て直流送電に転換しようとすると多額の社会的コストが発生する…
この発言のページ
141
鈴木義弘(国民)
交流からいきなり全部直流にしろと言っているわけじゃないんですよね。だから、そこのところは事業者に任せてもいいんじゃないかなと思うんです。
例えば、先ほどもちょっと休憩しているときに立ち話をしたんですけれども、食糧管理法というのができて、お米の価格は政府が決めるから自分たちに従ってくれと。要するに、その頃は、戦後の復興期のときに、私の地元だったところも、田んぼをやりながら裏作でサツマイモを作っていたんです。いつ一番もうかりましたかと農家の人に聞いたら、昭和二十四年ぐらいまでかな、五年かなと言うんです。それは二毛作をやっていたから。東京から買い出しに来たと…
この発言のページ
142小小林大和資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長
お答えいたします。
一般的に、スマートグリッドとは、情報通信技術を活用して電力の需要と供給を最適化できる電力網を指すものと承知をしております。
その上で、再生可能エネルギー等の分散型エネルギーを情報通信技術も活用し地産地消で効率的に利用することは重要だというふうに考えてございます。
御質問のスマートグリッドの進捗については、定量的な管理はしておりませんけれども、スマートグリッドに関連する取組として、例えば、経済産業省においては、地域における再生可能エネルギーの地産地消やレジリエンス向上に資するマイクログリッドの構築支援を実施しているところでございま…
この発言のページ