鈴木義弘 (国民民主党)

2026年6月17日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 137 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 232 発言)

午前中に引き続きまして、質問に入らせていただきたいと思います。

そもそもの話なんですけれども、私も海外には何回かしか出たことがなくて、必ず行くときにそこの国の電圧が幾つなのかと調べて、AだBだCだとか、何か種類があるんですね、差すやつが。日本は百ボルトなんですけれども、百ボルトの国って行ったことないんです。みんな百二十とか百四十とか二百二十とか二百四十なんですね。

何で日本は百ボルトが主体なのかなと思ったときに、当時、電気をどんどん増やしていこうといったときに、アメリカの百十ボルトを参考に、初期インフラで低電圧が採用されたと聞くんです。理由としては、感電や火災リスクを抑える安全性の高さ、都市型配電において高電圧の必要性が低かったためというふうに聞くんです。

世界の主流は二百二十から二百四十ボルト。百ボルトでは逆に電流が増える。W=A×Vですよね。電流とボルトでワット、出力が出てくるんですけれども、そうすると、逆に、百ボルトでは電流が多く流れるし、二百二十ボルトでは電流が減る。すなわち、低電圧の方が効率は不利になると言われているんです。電流が余計流れるということですね。

日本は、電圧で省エネしている国ではなくて、家電の性能で省エネを実現している国であるんじゃないかと言われています。今は、空調や床暖房や電気自動車は二百ボルト、洗濯機や冷蔵庫、掃除機とモーターで稼働するものも、どっちかというと二百よりも百ですよね、普通のコンセントを差して。でも、やはり二百ボルトの方が効率的じゃないか。だから二百を選択している。

これは前に経産委員会でも質問に使ったんですけれども、ちょっと古い、頭の中に残っているのがそれしかないので、平成二十四年に、国交省が、一般の家庭でどういうエネルギーの使い方をしているかといったら、給湯が二五%ぐらい、それと冷暖房が二五%ちょっとなんですね。あと、照明器具だとかテレビだとかパソコンだとか、小さい電源のもの。ということは、エネルギーとして使っているのはほとんど熱に関わるものという考え方ができるだろう。

そこで、エネルギー効率を考えると、二百ボルトの機器の方が高出力でありながら効率的に電力を利用することができるというふうに言われている。大型の設備や業務用機器ばかりでなくて、家庭用でもエネルギー効率を重視する考え方に方向転換したらどうだというのが第一番目の提案なんです。

経産省からレクに来てもらったとき、百の上が二百、四百とか、その上は高圧になってくるんですけれども、関西の方で四百ボルトをベースにした工業団地を造ったんだそうです。でも、やはり使い勝手が悪かったのか、どういう事情か詳細な説明は聞かなかったんですけれども、四百ボルトは余り使わなくなっちゃったんですね。

今、どっちかというと二百の単相か三相、家庭に入ってくるのは二百ボルトの単相で入ってきているわけですね。それを、三線で来ていますから、二つでやれば百ボルト、三つ使えば二百ボルト。家庭のそこまで来ているわけです。

だから、その辺の考え方を、次のやつは交流と直流で質問しますけれども、そういうエネルギー計画の見直しをするときに、今まで、約八十年じゃ利かないぐらい前、明治から電気を使っていますから、そのときの考え方とは変えてもいいんじゃないかという考え方です。まず初めに参考人の方で答弁をお願いしたいと思います。

前後のやりとり

133の発言を見る

141の発言を見る