中西祐介議員からは、まず複数年度予算や決算サイクルについてお尋ねがございました。
複数年度にまたがる予算措置については、これまでも、例えば、五年間の防衛力整備計画や七年間のAI・半導体産業基盤強化フレームなどがあり、政府としては、歳出歳入両面の取組を通じて必要な財源の確保に努めつつ、重要な施策を後押ししてきたところでございます。こうした取組を参考にしながら、民間企業における投資の予見可能性を高め、真の官民連携を実現するため、必要に応じて複数年度の予算措置を用いることを検討してまいります。
また、決算サイクルにつきましては、国会における議決内容や決算結果を予算編成作業に適切に反映し、予算の効率的かつ適切な執行につなげていくPDCAサイクルの取組は非常に重要であると考えております。
政府としては、これまでの参議院における決算審議に対する改革や政府への要請を踏まえ、決算の早期提出や審議内容の予算への反映などに取り組んできたところです。こうした複数年度予算や決算における取組を進めながら、経済あっての財政の考え方を基本として、強い経済を構築するため、責任ある積極財政の考え方の下、財政の持続可能性にも十分配慮しつつ、戦略的に財政出動を行ってまいります。
自治体間の財政格差についてお尋ねがありました。
物価上昇や人件費の増加により歳出圧力が高まる中においても、自治体が様々な行政課題に適切に対応しつつ、安定的に財政運営を行うことができるよう、必要な一般財源総額や地方交付税総額を確保してまいります。
また、行政サービスの地域間格差が顕在化しています。拡大しつつある自治体間の税収の偏在や財政力格差の状況について、原因、課題の分析を進めることが大切です。これらの分析をしっかりと行い、その結果を踏まえ、税財源の偏在の是正に向けて必要な対応を検討してまいります。
残余の質問については、関係大臣から答弁させます。(拍手)
〔国務大臣片山さつき君登壇、拍手〕
2
片山さつき(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
令和六年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書、政府関係機関決算書、国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額を会計検査院の検査報告とともに国会に報告いたしましたので、その概要を御説明申し上げます。
まず、一般会計の決算につきましては、歳入は百三十五兆九千八百八億円余、歳出は百二十三兆二百三十九億円余であり、差引き十二兆九千五百六十八億円余の剰余を生じました。
この剰余金は、財政法第四十一条の規定により、既に令和七年度の一般会計の歳入に繰り入れております。
なお、財政法第六条の純剰余金は二兆二千六百四十五億円余…
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3
関口昌一議長
ただいまの報告に対し、質疑の通告がございます。順次発言を許します。中西祐介君。
〔中西祐介君登壇、拍手〕
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4
中西祐介(自民)
おはようございます。自由民主党の中西祐介です。
会派を代表して、ただいま議題となりました令和六年度決算につき、高市総理の政権運営方針と、地方が直面する問題意識に立脚して、質問をいたします。
まず、総理は、責任ある積極財政の旗の下、戦略的に財政出動し、国民の所得を増やし、消費マインドの改善を通じて、事業収益が上がる好循環を実現し、経済成長の果実を全国で実感できる、不安を希望に変える強い経済をつくると宣言をされておられます。
速報値で令和七年度税収見込みが八十兆円を史上初めて超えました。当該令和六年度決算は七十五・二兆円。私が初当選した平成二十二年度は…
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- (上の発言)
5
高市早苗(自民)内閣総理大臣
中西祐介議員からは、まず複数年度予算や決算サイクルについてお尋ねがございました。
複数年度にまたがる予算措置については、これまでも、例えば、五年間の防衛力整備計画や七年間のAI・半導体産業基盤強化フレームなどがあり、政府としては、歳出歳入両面の取組を通じて必要な財源の確保に努めつつ、重要な施策を後押ししてきたところでございます。こうした取組を参考にしながら、民間企業における投資の予見可能性を高め、真の官民連携を実現するため、必要に応じて複数年度の予算措置を用いることを検討してまいります。
また、決算サイクルにつきましては、国会における議決内容や決算結果を予算編成作業に適切に反映し、予算の効率的かつ適切な執行につなげていくPDCAサイクルの取組は非常に重要であると考えております。
政府としては、これまでの参議院における決算審議に対する改革や政府への要請を踏まえ、決算の早期提出や審議内容の予算への反映などに取り組んできたところです。こうした複数年度予算や決算における取組を進めながら、経済あっての財政の考え方を基本として、強い経済を構築するため、責任ある積極財政の考え方の下、財政の持続可能性にも十分配慮しつつ、戦略的に財政出動を行ってまいります。
自治体間の財政格差についてお尋ねがありました。
物価上昇や人件費の増加により歳出圧力が高まる中においても、自治体が様々な行政課題に適切に対応しつつ、安定的に財政運営を行うことができるよう、必要な一般財源総額や地方交付税総額を確保してまいります。
また、行政サービスの地域間格差が顕在化しています。拡大しつつある自治体間の税収の偏在や財政力格差の状況について、原因、課題の分析を進めることが大切です。これらの分析をしっかりと行い、その結果を踏まえ、税財源の偏在の是正に向けて必要な対応を検討してまいります。
残余の質問については、関係大臣から答弁させます。(拍手)
〔国務大臣片山さつき君登壇、拍手〕
6
片山さつき(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
中西議員から、決算結果等の活用や連携、EBPMの推進についてお尋ねがありました。
政策効果を検証する政府の取組の連携につきましては、決算結果や行政事業レビューといった全省庁的な取組などをベースとした上で、決算検査報告や予算執行調査、行政評価といった個別の視点や目的での調査が実施されているところであり、これら重層的な取組を踏まえまして、より質の高い予算編成や予算執行に努めているところであります。
あわせて、EBPMの推進も重要であり、これまでも、行政事業レビューにおいてEBPMの手法を活用し、また、AIを活用した適切なレビューの指標設定も検討するなど、…
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7
金子恭之(自民)国土交通大臣
中西祐介議員から、社会資本整備の促進と維持管理の取組についてお尋ねがありました。
社会資本整備は、国民の生命、財産を守り、安全、安心を確保する基盤として、また力強い経済成長を実現する基盤として、さらには個性を生かした地域づくりの基盤として大変重要な役割を担う未来への投資であり、中長期的な見通しを持って戦略的、計画的に推進する必要があります。
特に、自然災害が激甚化、頻発化する中で、防災・減災、国土強靱化を図るための取組や、加速度的に進化するインフラ老朽化への対応は喫緊の課題でございます。災害時等における迅速な初動対応や早期の復旧復興を支えるため、例え…
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関口昌一議長
吉田忠智君。
〔吉田忠智君登壇、拍手〕
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