お答えいたします。
改正家族法の施行を始めとして家庭裁判所を取り巻く諸情勢が変化している中で、裁判所に期待される役割をしっかりと果たすためには、各家裁におきまして、家裁調査官の関与の在り方も含め、家事事件の適切かつ安定的な事件処理を確保することが重要であると考えております。
このような観点から、各家裁におきましては、かねてより適正迅速な紛争の解決に向けて、事案の内容等に応じためり張りのある計画的な調停運営に加えまして、令和六年度からは調停の期日間隔の短縮に向けた様々な取組を実践しているものと承知しております。
また、家裁調査官につきましては、施行が目前に迫る改正家族法下の審理運営の在り方を検討する中で、家裁調査官がその専門性を発揮して、確実に関与すべき局面を整理して、適切かつ合理的な審理運営を行うという観点からの検討を進めておりますほか、リモート技術を活用した調査の実施など、調査手法の効率化に向けた工夫も行っているものと承知しております。
これに加えまして、最高裁といたしましては、これまでも事件動向等を踏まえて家裁調査官の増員を行ってきたところでありまして、改正家族法の施行に向けて、令和七年度には五人を増員し、さらに、令和八年度には十人の増員の要求を行っておりますほか、少年事件が大幅な減少傾向にあることも踏まえ、事務分担の見直しを行うなど、家事事件処理のための必要な体制整備に努めているところでございます。
今後も、家事事件に関し、適切かつ迅速な審理がなされるよう、引き続き各家裁における運用上の工夫を後押しするとともに、施行後の審理運用の状況のほか、事件動向や事件処理状況等も踏まえ、必要な体制の整備に努めていきたいと考えております。
49篠篠田奈保子(立憲)
私は、法曹になってもう二十五年以上で、大分古い時代に司法修習をしたんですけれども、そのときは国家公務員に準じた給料をもらいながら二年間研修をさせていただきました。ボーナスも支給になっておりました。しっかりとそういう身分保障をしていただき、国からしっかりとお給料をもらって法曹として養成をしていただいた、そのことがやはり、弁護士になってから、法テラスでスタッフ弁護士として公益活動に従事して働くという決断をした大きな大きな理由にもなりました。ですので、やはり司法修習生の生活をしっかりと維持する制度にするということは、今後の法曹の活躍に大変必要なことだと思ってお…
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階猛(立憲)
次に、池下卓君。
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51池池下卓(維新)
日本維新の会の池下卓です。本日もよろしくお願いします。
先日の当委員会におけます質疑におきまして、来年の四月からスタートいたします選択的共同親権についてお話をさせていただきました。今後、この共同親権の導入であったりとか、さらには性同一性障害におけます性別変更、こういった家事審判というのがますます増えてくるということで、心配をしています。現場の家庭裁判所調査官からは、もうパンク寸前なんだという声も届いております。
この家庭裁判所調査官、いわゆる家裁調査官というものなんですが、御存じのとおり、家事事件等で事実の調査や環境調査を行う職員さんでございまして、…
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- (上の発言)
52馬馬渡直史最高裁判所事務総局家庭局長
お答えいたします。
改正家族法の施行を始めとして家庭裁判所を取り巻く諸情勢が変化している中で、裁判所に期待される役割をしっかりと果たすためには、各家裁におきまして、家裁調査官の関与の在り方も含め、家事事件の適切かつ安定的な事件処理を確保することが重要であると考えております。
このような観点から、各家裁におきましては、かねてより適正迅速な紛争の解決に向けて、事案の内容等に応じためり張りのある計画的な調停運営に加えまして、令和六年度からは調停の期日間隔の短縮に向けた様々な取組を実践しているものと承知しております。
また、家裁調査官につきましては、施行が目前に迫る改正家族法下の審理運営の在り方を検討する中で、家裁調査官がその専門性を発揮して、確実に関与すべき局面を整理して、適切かつ合理的な審理運営を行うという観点からの検討を進めておりますほか、リモート技術を活用した調査の実施など、調査手法の効率化に向けた工夫も行っているものと承知しております。
これに加えまして、最高裁といたしましては、これまでも事件動向等を踏まえて家裁調査官の増員を行ってきたところでありまして、改正家族法の施行に向けて、令和七年度には五人を増員し、さらに、令和八年度には十人の増員の要求を行っておりますほか、少年事件が大幅な減少傾向にあることも踏まえ、事務分担の見直しを行うなど、家事事件処理のための必要な体制整備に努めているところでございます。
今後も、家事事件に関し、適切かつ迅速な審理がなされるよう、引き続き各家裁における運用上の工夫を後押しするとともに、施行後の審理運用の状況のほか、事件動向や事件処理状況等も踏まえ、必要な体制の整備に努めていきたいと考えております。
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階猛(立憲)
馬渡さん、答弁、簡潔にお願いします。
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54池池下卓(維新)
委員長、ありがとうございます。
言われるように、まさに家裁調査官につきましては、専門性を遺憾なく発揮していただくということが大事でありますし、今、増員のお話もしていただきましたけれども、それで事足りるのかなというのはちょっと心配をしているところであります。
続きまして、家裁調査官についてお伺いをしたいと思うんですが、共同親権につきましては、やはりDVであったりとかモラハラであったりとか、こういうケースをいかに見抜くのかということが大事であると思うんですが、ただ、一方で、当事者の方々からすれば、家裁調査官の研修が追っついていないのではないかであったりと…
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55馬馬渡直史最高裁判所事務総局家庭局長
お尋ねの研修につきましては、例えば、家裁調査官を含む関係職種に対して、父母間の葛藤のメカニズムに関する講演や、DV、虐待の考え方と審理の在り方に関する共同研究といった研修を着実に行ってまいったところでございます。
また、子の意向調査に関しましては、基本的な着眼点、分析、評価の手順等の検討プロセスを整理する、家裁調査官による研究がなされておりまして、家裁調査官は、このような研究において提示されている知見等について養成段階から研修を通じて習熟に努めており、みんなで共有しているというところでございます。
最高裁としては、子の利益にかなう解決に向けて、家裁調…
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