今福章二中央大学法科大学院客員教授/保護司みらい研究所代表

2025年12月3日・第219回国会 衆議院 法務委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 31 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 115 発言)

ありがとうございます。

先ほどの更生とは何かという議論と重なる点があると思うんですが、私が更生とはというふうに聞かれたら何かといいますと、本人の心理的な中で、自分はもう犯罪者じゃないというアイデンティティーがきちっと確立することかなと思います。それの社会的な評価として、先ほど斎藤参考人がおっしゃったように、周りからもそうだよねというふうな目で見られる、そこに合致したところに更生というのがあるというふうに私は考えるんですが、そうしますと、一年、二年、三年でそういう評価はなかなかできないものだろう、それは時間のかかるものだと思います。

一方で、再犯防止という観点からすると、それは政策目標としてどこまでの再犯を防止するんだという、政策的につくっていくような年限の区切り方かなと思うんですが、今回、今の御指摘の再犯防止推進計画に基づくところの指標をどうすべきかというところで、当初は、刑務所を出所して二年以内の再犯による再入所率をどう下げるかを一つの目標にしておりました。私も妥当な目標だということで、それに対して政府を挙げて取り組んできた。今が、その効果が上がって、目標を前倒しでクリアしたところ。それで第二次に至っておりますけれども、それをもう少し長く見てみる、二年ではなくて、もう少し、三年を今度目標にしてみるとか、四年にしてみるとか、そこをちょっと長く見ながら考えていく、そういうところにシフトしていくともっといいのかなと思っております。

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