御答弁ありがとうございました。
先ほど申し上げました方向性と文科省も同じだと理解をいたしましたので、是非こうした、先ほど申し上げた施策を明確に位置づけていただきたいと思います。
続きまして、大学改革について質問をしてまいりたいと思います。
我が国の大学進学率は約五八%に達しました。数字だけを見れば、高等教育の普及が進んでいるように見えます。しかしながら、国際比較をしますと興味深い事実が浮かび上がってまいります。
ドイツやスイスといった国々は、日本と比べて高等教育修了者の割合が低い水準にとどまっております。ところが、両国とも高度な職業教育ですとかデュアルシステムを通じて、高い経済競争力を維持しております。つまり、大学進学率の高さが必ずしも国の競争力に直結するわけではないということであります。
我が党は、政策集におきまして、職業教育と学術研究との役割の明確化、大学数の適正化を掲げております。今こそ、日本の高等教育の在り方を根本から問い直すべきときなのではないでしょうか。
そこで、松本大臣、お伺いいたします。
政府は、これからの日本に必要な人材とは何か、どのような日本をつくっていくべきなのかという明確なビジョンをお持ちでしょうか。そのビジョンに基づいて、現在の大学進学率の在り方をどう評価し、今後、高等教育の規模の適正化をどのように進めていくお考えか、大臣、お考えをお伺いいたします。
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松本洋平(自民)文部科学大臣
未来を見据えた我が国の成長のためには、社会や産業の発展を支える人材育成を一層強化、底上げする必要があり、高校が極めてその重要な役割を担っていると承知しております。
具体的には、普通科改革の促進を通じた探求、文理横断、実践的な学びの充実や、理系人材の育成強化、産業界の伴走支援による専門高校の機能強化、高度化などに取り組んでいく必要があると考えております。
文部科学省といたしましては、三党合意を踏まえ、高校教育改革、高校教育の質の向上につながるようしっかりと取り組んでまいります。
このため、高校から大学、大学院まで一貫した人材育成を行う観点から、私の下…
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阿部司(維新)
ありがとうございます。
文理横断の教育ですとか、職業教育の重要性についてしっかり御理解をいただけているものと思います。
続きましての質問で、今の問題意識にも基づいて具体的な制度設計を行っていく必要があろうかと思います。
我が党でも、先日発表いたしました高校教育改革に関するグランドデザイン二〇四〇でも、例えば、遠隔教育や通信学習の抜本的な充実ですとか、あとは単位制の拡張なんかも取り入れていくべき、そうしたことを盛り込んでいるわけなんですけれども、政府のグランドデザインにおきましても、遠隔教育、通信学習の抜本的充実、学校間の単位互換推進、習熟度別授業選…
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松本洋平(自民)文部科学大臣
生徒の多様な学習ニーズに応じた質の高い学びを実現することは、大変重要なことだと考えているところであります。
本年二月に取りまとめをいたしました中央教育審議会の高等学校教育の在り方ワーキンググループの審議まとめにおきましても、学校間連携や遠隔授業の推進による学びの機会の充実、学年による教育課程の区分を設けない単位制への移行の在り方の調査研究の実施などについて示されているところであります。
いわゆる高校無償化については、三党合意におきまして、高校教育改革に関するグランドデザイン二〇四〇(仮称)を今年度中に提示することとなっております。
文部科学省として…
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- (上の発言)
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阿部司(維新)
御答弁ありがとうございました。
先ほど申し上げました方向性と文科省も同じだと理解をいたしましたので、是非こうした、先ほど申し上げた施策を明確に位置づけていただきたいと思います。
続きまして、大学改革について質問をしてまいりたいと思います。
我が国の大学進学率は約五八%に達しました。数字だけを見れば、高等教育の普及が進んでいるように見えます。しかしながら、国際比較をしますと興味深い事実が浮かび上がってまいります。
ドイツやスイスといった国々は、日本と比べて高等教育修了者の割合が低い水準にとどまっております。ところが、両国とも高度な職業教育ですとかデュアルシステムを通じて、高い経済競争力を維持しております。つまり、大学進学率の高さが必ずしも国の競争力に直結するわけではないということであります。
我が党は、政策集におきまして、職業教育と学術研究との役割の明確化、大学数の適正化を掲げております。今こそ、日本の高等教育の在り方を根本から問い直すべきときなのではないでしょうか。
そこで、松本大臣、お伺いいたします。
政府は、これからの日本に必要な人材とは何か、どのような日本をつくっていくべきなのかという明確なビジョンをお持ちでしょうか。そのビジョンに基づいて、現在の大学進学率の在り方をどう評価し、今後、高等教育の規模の適正化をどのように進めていくお考えか、大臣、お考えをお伺いいたします。
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松本洋平(自民)文部科学大臣
急速な人口減少を始めといたします社会の変化、また、高等教育を取り巻く状況が変化をする中で、一人一人の多様な幸せと社会全体の豊かさの実現を核とした持続可能な活力ある社会を目指す必要があると考えております。
このような社会を実現をするためには、高等教育として、社会生活基盤を支え、地域の成長、発展を牽引する人材、世界最先端の分野やグローバルな競争環境で活躍する人材など、多様な人材を育成するとともに、イノベーションの創出等を通じて、知の総和を向上させる役割を果たすことが重要です。本年二月に取りまとめられた中央教育審議会の答申においても、これらの未来像や高等教育…
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阿部司(維新)
ありがとうございます。
人口減少など社会情勢の変化も踏まえながら規模の適正化をしていくという御答弁をいただきました。
問題は、この適正化を具体的にどのように進めていくのかという点にあると思います。現在、私立大学の五割超が定員割れとなりまして、特に地方の私立文系大学の経営難が深刻化しております。一方で、日本の大学の世界ランキングは凋落し続けておりまして、国際競争力の低下も懸念されております。
この二つの課題は、実は根っこでつながっているのではないかと思います。我が国の大学生の多くが文系学部に在籍をしておりまして、理系人材の育成が十分に進んでいないとい…
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43合合田哲雄文部科学省高等教育局長
お答え申し上げます。
文部科学省におきましては、理工、デジタル系人材を増やすため、令和四年度第二次補正予算で創設した成長分野転換基金を活用し、成長分野への学部転換等に取り組む大学に対して支援を行ってきたところでございます。
ただ、先ほど先生からも御指摘をいただきましたとおり、二〇四〇年には社会産業構造が変化し、理工、デジタル分野の専門人材が圧倒的に不足することが見込まれる中で、我が国においては、高校、大学を通じて、理数科目から早々に離れてしまう状況がなお大きな課題であると認識をいたしております。
このような状況を改善するため、松本大臣の下にタスクフ…
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