山名啓雄日本放送協会専務理事

2025年11月27日・第219回国会 衆議院 総務委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 123 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 218 発言)

お答えいたします。

NHKが社会的な役割を果たせたかどうかにつきましては、視聴者の皆様に御判断いただきたいと思っております。

当時の例を申し上げますと、NHKは、命と暮らしを守るという報道の使命を果たすために、最新の情報ですとか支援策などを連日お伝えしてまいりましたが、視聴者の皆様から、相談窓口を教えてほしいですとか、どうしたら支援を受けられるのかといった声が寄せられまして、そうした声を受け止めながらも、随時発信の在り方などを改善してまいりました。こうした経験は今でも教訓となっております。

反省点ですが、令和二年三月に試行的に始まりました同時・見逃し配信サービス、NHKプラスですけれども、こちらは当時、設備が整っておらず、各地域のコロナウイルス関連の状況を迅速に見逃し配信するということができませんでした。その後、令和五年六月に、各地域で放送した全ての平日十八時台のニュース、こちらの四十八番組が見逃し配信できるようになり、情報発信、サービスの強化につなげました。

また、新型コロナウイルス禍での対策を通じて改善できた点としましては、当時、NHKは、学校放送番組、それに連動しましたウェブサイトの教材を掲載したサービス、NHK・フォー・スクール、こちらを提供しておりましたが、一斉休校を受けまして、子供たちが自宅で学習しやすいようにレイアウトを変更しましたり、コンテンツの充実を図ったりというようなことをいたしました。そのほか、印刷やダウンロードして使うワークシートを新たに導入するといったことなど、現在のより使いやすい仕様への改善につながりました。

感染症の報道、災害報道は、いずれも人々の命と暮らしを守るという公共放送、公共メディアの極めて重要な役割でありまして、当時の教訓を生かしてまいりたいと考えております。

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