石田晋也金融庁監督局長

2025年11月21日・第219回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 200 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 317 発言)

お答え申し上げます。

まず最初の点でございますけれども、調停不成立の上申を金融庁で事前に把握していたのか、このお話でございますけれども、スルガ銀行からは、今年の九月までに裁判所から示された調停成立に向けた和解案や見解といったものを尊重した結果、裁判所によってスルガ銀行の不法行為が認められる可能性が低く、調停が成立する見通しが極めて乏しいと考えざるを得ない案件のうち、一部については裁判所に調停不成立の上申書を提出する意向があるという話は、私ども事前に聞いていたところでございます。

二点目の、調停不成立を申し立てたことが報告徴求命令の趣旨に反するという認識かという点でございますけれども、これまでこの問題が非常に長期化してきていることから、スルガ銀行に対しまして、私どもも、アパマン問題の早期解決を図る必要があることから、今年の春、報告徴求命令を出したところでございますが、問題の早期解決を図る観点からは、調停自体が非常に長い時間がかかっているということもございまして、調停成立の見通しが極めて乏しいと考えられる今申し上げたような案件につきましては、調停外での個別の対話、相談というものを通じた解決も進める、こういうことで調停の不成立を上申して、あわせてまた、個別の対話を進めるための支援策といったものを公表して進めていく、こういう意向だということで承知しているところでございまして、私どもといたしましては、必ずしも、この問題の早期解決を図るということで出しました報告徴求命令の趣旨に反しているというふうには理解していないところでございます。

それから三点目の、私どもが今後、指導、行政処分を含む追加的な措置を検討しているのかといった最後の点でございますけれども、恐縮でございますけれども、個別の行政対応については予断を持ってお答えすることは差し控えさせていただきたいと思います。

ただ、私どもといたしましては、先般、当行に対しまして報告徴求命令を発出したところでございまして、こうした報告徴求を受けて出されております今申し上げました支援策、こういったものが着実に実施されていくのか、また調停に対して誠実に対応していくのか、こういったことで、この問題の早期解決に向けて当行がしっかりと進んでいくのか、必要な対策を取っているのかということをしっかり確認して監督していかなきゃいけないというふうに思っております。

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