野村竜一気象庁長官

2025年11月26日・第219回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 101 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 166 発言)

お答えいたします。

委員御指摘のとおり、自治体が自然災害に対し適切な防災対応を行うためには防災気象情報を的確に読み解く必要がございますが、自治体によっては必ずしもこうした知識や経験が十分でないケースがございますので、防災や気象の知見を有する気象防災アドバイザーの役割は極めて重要であります。

このため、気象庁では気象防災アドバイザーの育成に努めているところであります。その数は令和七年十月時点で全国三百八十名となっており、これに加えまして、令和七年度は、更に育成を強化し、気象防災アドバイザーの候補となる約二百四十名の気象予報士を対象に研修を実施しているところでございます。

このように、気象防災アドバイザーは多く生まれておりますが、一方で、自治体での活動を見ますと、八十六自治体で八十名のアドバイザーが活躍しているということで、まさに多くの自治体において活動が進むよう、各地の気象台長が市町村長に対し気象防災アドバイザーの役割や有効性について説明するなど、自治体への周知、普及というのが課題となっているところでございます。

具体的にやっていることといたしましては、気象防災アドバイザーが行う支援策について全国の自治体に知っていただくという取組を予算を取って行っているところでございます。令和七年度においては、自治体と気象防災アドバイザーの対話の場を設けるなどを計画しているところでございます。

引き続き、関係省庁とも連携をしつつ、自治体における気象防災アドバイザーの活用が一層進むよう、しっかりと取り組んでまいります。

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