お答えいたします。
今委員が御指摘になられましたように、医療機関の経営状況を把握する上では、いわゆるPL、損益計算書だけじゃなくて、貸借対照表、BSも含めまして、多角的に現状を把握することが重要だというふうに思っています。
この点について申し上げますと、今委員の方から医療経済実態調査の資料も御紹介いただきまして、ありがとうございました。加えて、医療法人の経営情報データベース、先ほど申し上げた、最近始まったものですが、こちらでは貸借対照表のデータも確認することができるようになっております。
その上で、実はこれを私どもでは分析をいたしまして、現預金回転期間とか、先ほど四十年というお話をいただきました債務の償還年数、これは実際に債務に対して収益でもって割ってみると何年で返せるのか、こういったようなデータも分析しておりまして、その結果を中央社会保険医療協議会においても報告をするなど、医療機関の経営状況を様々な観点から把握しているところでございます。
こうした取組を、引き続きこういう経営状況の丁寧な把握、分析に努めていきたい、このように考えております。
144齋齋藤裕喜(立憲)
ありがとうございました。
皆さん、お手元の資料で、この間も、前回の質疑も本日の質疑も赤字ということで皆さん把握していると思いますけれども、私は、この赤字というものの原因が、一体どれくらいの人たちがどこまでどういった原因で赤字になっているのかというのを、今日ちょっとひもといていきたいというふうに思っております。お手元の資料三、四、五。
まず、三から御覧いただきたいんですけれども、こちらも出典は、先ほど局長からありましたけれども、医療経済実態調査というものがありまして、これは本当にすごく調査されている資料で、私も大変びっくりいたしました。
これは簡単に…
この発言のページ
145森森光敬子厚生労働省医政局長
私どもとしては、大体約四十年、建物そのものについては約四十年という形で試算をしている状況でございます。
この発言のページ
146齋齋藤裕喜(立憲)
ありがとうございます。さすがです。国税庁のやつだと三十九年です。
なので、何を申し上げたいかといいますと、診療報酬が二年の改定、病院の耐用年数が三十九年、四十年となると、二十回改定するということになるんですね。二十回改定するということは、こういった病院の建て替え、老朽施設、これは病院で今大きな問題となっています。建て替えができません。さらには、この間の物価上昇による建築価格の上昇ですね。設立した当時から、建ったときから比べると、やはり一・五倍から二倍になっているわけですね。そうなると、診療報酬の改定自体もそういったことも加味しながらやっていかなければい…
この発言のページ
- (上の発言)
147間間隆一郎厚生労働省保険局長
お答えいたします。
今委員が御指摘になられましたように、医療機関の経営状況を把握する上では、いわゆるPL、損益計算書だけじゃなくて、貸借対照表、BSも含めまして、多角的に現状を把握することが重要だというふうに思っています。
この点について申し上げますと、今委員の方から医療経済実態調査の資料も御紹介いただきまして、ありがとうございました。加えて、医療法人の経営情報データベース、先ほど申し上げた、最近始まったものですが、こちらでは貸借対照表のデータも確認することができるようになっております。
その上で、実はこれを私どもでは分析をいたしまして、現預金回転期間とか、先ほど四十年というお話をいただきました債務の償還年数、これは実際に債務に対して収益でもって割ってみると何年で返せるのか、こういったようなデータも分析しておりまして、その結果を中央社会保険医療協議会においても報告をするなど、医療機関の経営状況を様々な観点から把握しているところでございます。
こうした取組を、引き続きこういう経営状況の丁寧な把握、分析に努めていきたい、このように考えております。
148齋齋藤裕喜(立憲)
ありがとうございました。
医療経済実態調査、あれは何百ページですよね、私もあれを途方もなくこの間ずっと見ているんですけれども、かなり緻密に分析されている。アンケートを、五〇%とかでしたっけ、まだそのぐらいしか集計していない部分があると思うんですけれども、それをもうちょっと多く集計をして、是非とも精度を上げていただいて、今後の診療報酬改定であったりとか、今回のいろいろ制度面とか補助金とか、いろいろなものに有効に活用できれば大変ありがたいというふうに思っておりますので、どうか引き続きよろしくお願いいたします。
次の質問に移らせていただきますが、もうほとん…
この発言のページ
149黒黒田秀郎厚生労働省老健局長
お答えいたします。
私から、介護人材の関係についてお答えいたします。
今後、高齢者の増加、生産年齢人口の減少が進んでまいります。そうした中で、将来にわたって必要な介護サービスを受けられるように、担い手の確保が極めて重要でございます。
これまで、介護人材の確保につきましては、累次にわたる処遇改善、職員のキャリアアップのための研修受講支援、ICT等のテクノロジーを活用した生産性の向上、介護職の魅力向上、外国人介護人材の受入れ整備などの対策に取り組んでまいりました。
その上で、介護の現場は依然として人手不足が大変厳しい状況にございます。骨太の方針も踏ま…
この発言のページ
150齋齋藤裕喜(立憲)
ありがとうございました。
最後に一言。先ほどから指標とか数値とかをもって御説明しましたけれども、やはり医療や介護に関わる方々の処遇の改善をしっかりとしていって、これからの医療ニーズや介護ニーズに応えていけるように、どうか引き続きよろしくお願いいたします。
これで午前の質問を終わります。ありがとうございました。
この発言のページ