田尻貴裕経済産業省大臣官房審議官

2025年5月23日・第217回国会 参議院 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 8 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 169 発言)

お答え申し上げます。

アジア・ゼロエミッション共同体、いわゆるAZECは、急速な経済成長に伴いエネルギー需要の増加が見込まれるアジアにおいて、脱炭素化に向けたエネルギートランジションを進めるため、二〇二二年に岸田前総理が施政方針演説で提唱した枠組みでございます。東南アジア諸国を始めとする十一か国を参加国とし、これまで首脳会合と閣僚会合をそれぞれ二度開催をいたしました。直近では、昨年十月、石破総理が初外交でラオスを訪問し、第二回首脳会合を開催したところでございます。

AZECの意義といたしましては、まず第一に、脱炭素、経済成長、エネルギー安全保障の同時実現や、多様な道筋によるネットゼロの実現という我が国のGX実現に向けた基本原則と同様の原則がAZEC参加国において支持をされていること、第二に、電源構成や産業構造において日本と同様の課題を有するアジアにおいて、日本の技術や経験を活用して脱炭素化を主導していくことが挙げられ、これまでエネルギー分野を中心に三百五十以上の協力プロジェクトが実施をされているところでございます。

引き続きAZECを通じてアジアと世界の脱炭素化に貢献をしていきたいと考えているところでございます。

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