ありがとうございます。
なかなか言いにくいことがあるんですけれども、これまでの経験で一番重要ではないかなと思っているのは、JICA本部と、それから現地の事務所と、それから実際にプロジェクトに関わっている専門家の方たちとの間の、何というのかな、このスタンスの違いが結構目に付くんですね。
どうしても、事業そのものの評価ということが関わってくると、どうしても本部を見ざるを得ない、現地を見ることよりは本部の方を意識してしまう。逆に、本部にすると、目立つもの、目立つ成果のある事業が成功だというふうに評価してしまって、というか、そのやっぱり旗の付いている建物が欲しいとか、橋がある方がいいとかいうようなところにどうしても目が向いてしまいがちだという面がやっぱりあります。
そういうところをいかに埋めていけるのかという風通しの良さと、それからスタンスの共有が相互に、ポジションの理解をするというところが大事なのかなというふうには感じているところでございますね。
あとは、やっぱり、技術協力とかの分野ではかなりいろんな努力とか、それから専門家の方たちや、それから日本で研修する場合の受入先の方たちの努力に頭が下がる思いがしますけれども、そこのやっぱり方針の、少し長い目で見た方針が欲しい、技術も近代的な技術だけではなくて、もっと広い広範な視野から見た技術とか、それから組織の問題とかガバナンスの問題とかですね、そういうところにまで目を配られるような研修というのが大事かなというふうに思っています。
以上でございます。
80
大島九州男(れいわ)
日本の企業は、人権を守るとか、その労働者の人権、環境を守る、まさにCOP10で松本龍先生があれをまとめるときにアフリカの皆さんが賛成してくれてまとまったということもありますから、そういう人徳のある国として、やはりアフリカには貢献できるような国になるように我々も努力したいというふうに思いました。
ありがとうございました。
この発言のページ
81
伊波洋一政府参考人など
沖縄の風の伊波洋一です。
私、外交防衛委員会におりまして、あそこは国内のJICA施設、JICAセンターなどもいつも視察をさせていただいているんですけど、先ほどのお話聞いても、JICAはアフリカにも様々な形で拠点があると。そういう状況の中で、まずお聞きしたいのは、今日のJICAにとってどういう役割を果たすことができるか、それぞれの御三名の参考人の視点でですね。
もちろんJICAは日本の希望者を送ることもしているし、二年ぐらいの単位でずっと送り続けていますし、現地からも人を呼んで、そして個々の技術を身に付けて、そして広めていくと。先ほどの話がちょうどうま…
この発言のページ
82小小笠原由佳インパクト志向金融宣言事務局長代理
ありがとうございます。
出身組織でもありますので非常に難しいところもあるんですけれども、本当に、本当に様々多岐にわたる仕事をJICAはしているというふうに思いますし、本当に中で働いている特に若い人たちはとても優秀でやる気があるというところかなというふうに思っております。
セクターとかやり方という意味で一つ申し上げると、やはり私が御説明しました民間企業さんが海外に出ていくときにかゆいところに手が届くような御支援というのが恐らくできるだろうと。ただ、それは、例えばその無償資金協力を出しますとか、こういうお金を付けますということでは恐らくなくて、ネットワー…
この発言のページ
- (上の発言)
83池池上甲一近畿大学名誉教授
ありがとうございます。
なかなか言いにくいことがあるんですけれども、これまでの経験で一番重要ではないかなと思っているのは、JICA本部と、それから現地の事務所と、それから実際にプロジェクトに関わっている専門家の方たちとの間の、何というのかな、このスタンスの違いが結構目に付くんですね。
どうしても、事業そのものの評価ということが関わってくると、どうしても本部を見ざるを得ない、現地を見ることよりは本部の方を意識してしまう。逆に、本部にすると、目立つもの、目立つ成果のある事業が成功だというふうに評価してしまって、というか、そのやっぱり旗の付いている建物が欲しいとか、橋がある方がいいとかいうようなところにどうしても目が向いてしまいがちだという面がやっぱりあります。
そういうところをいかに埋めていけるのかという風通しの良さと、それからスタンスの共有が相互に、ポジションの理解をするというところが大事なのかなというふうには感じているところでございますね。
あとは、やっぱり、技術協力とかの分野ではかなりいろんな努力とか、それから専門家の方たちや、それから日本で研修する場合の受入先の方たちの努力に頭が下がる思いがしますけれども、そこのやっぱり方針の、少し長い目で見た方針が欲しい、技術も近代的な技術だけではなくて、もっと広い広範な視野から見た技術とか、それから組織の問題とかガバナンスの問題とかですね、そういうところにまで目を配られるような研修というのが大事かなというふうに思っています。
以上でございます。
84高高橋基樹京都大学名誉教授/神戸大学名誉教授
ありがとうございます。
手短に三点申し上げたいと思いますが。
よく協力隊を皆さん褒めていただくということがあると思うんですが、二年送っておしまいということではなく、彼らこそ非常に苦労をして、あちらの国で、一部を除けばあちらの方と同じ生活をしている。そういう人こそスタートアップの主人公になれる可能性があるわけですが、多くの人は帰ってきてしまう。彼らを主な対象として、いかにアフリカでスタートアップの事業を成功させられるか、そういった人材育成を戦略的にもっともっとやっていただきたいというふうに思います。それが第一です。
それから、JICAは、日本自体がそ…
この発言のページ
85
伊波洋一政府参考人など
ありがとうございました。是非そのことは委員会等でお伝えしたいと思いますので。
それから、テレビで見ていますと、中国などからは、何か親戚からお金を集めて、アフリカで起業、スタートアップするといって何か来て、それなりに頑張っている人たちのニュースを、テレビ番組をNHKなどが作っているのを流されていたりするんですけど、アフリカは今そういう受皿にもなり得るような状況になっているんでしょうか。アフリカの各国々の中で、いろんな働き場というのか、あるいはそのスタートアップをするというようなことが起こり得るような状況に今なっているのかということだけ一言、どなたか、じゃ…
この発言のページ
86小小笠原由佳インパクト志向金融宣言事務局長代理
すごく格差はあると思いますけれども、南アフリカですとかケニアといったようなところはいわゆる官民連携でスタートアップを強く推していくというような政策も打ち出されていて、そういったことが増えているというふうには言えると思います。ただ、本当に局地的というか、アフリカ五十四か国ございますので、全く全てではないというところかなと思います。
この発言のページ