石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2025年3月19日・第217回国会 参議院 予算委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 289 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 388 発言)

公立高等学校の適正配置及び教職員定数の標準等に関する法律、高校標準法という法律につきましては今文部科学大臣が御説明申し上げたとおりでございます。

これは公立高校のお話でございまして、私立高校というのはこれにとらわれることがございません。都道府県が私立高校の配置計画を策定するということは私立高校の趣旨にもなじまないものだと考えております。

そうしますと、それぞれの学校の連携、あるいは特色を相互に生かすということを考えますと、委員がおっしゃいますように、遠隔授業、通信教育を活用した単位の互換、お互いにそれを交換していく、そういうものはもっと取り入れられてしかるべきだろうというふうに考えておるところでございます。

要は、質というのを教育で言うのは物すごく難しいのですが、とにかく入って出るだけが目的の高校であれば余り無償化の意味がないと私は思っておりまして、そこにおいてどれだけ本当に意味のある教育を受けることができるか。

私は、学校同士が競争すれば高校の質が上がるかというと、さあ、それはどうだろうという気がしておるのですが、お互いの特色を更に相乗的にというか、シナジー効果として生かすような仕組みというのは必要なんだろうと思っておりますし、あわせて、ドイツにおいては当たり前のマイスター制度みたいなものが高等学校教育において何か生きることができないだろうかというのはずっと考えておるところでございます。

お花屋さんを開業しようと思ったらお花屋さんのマイスター、靴屋さんを開業しようと思ったら靴屋さんのマイスター、要するに、そこで学んだことが社会において生きる、あるいは大学との連関性というものをもっときちんと生かすという意味の高等学校教育とは何なのかということについて、また御教示を賜れれば大変幸いでございます。

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