確かに、委員御指摘のとおり、消費者物価総合は一月には四%という率で上昇しておりますけれども、私ども、二%の物価安定の目標の下で、その持続的、安定的な実現という観点から政策を運営しております。
消費者物価総合の動きから一時的な要因を除いた基調的な物価上昇率を見ますと、二%に向けて高まりつつあるものの、現時点ではまだ二%を下回っていると判断しておりますので、緩和的な金融環境を維持し続けているところでございます。
ただし、そうは申し上げましても、基調的な物価上昇率も少しずつ上がってきておりますので、金融緩和度合いの調整を何度かしてきたところでございます。
229藤藤巻健史(維新)
次は、植田日銀総裁にこれからお聞きしたいんですが、今、植田日銀総裁が一番心配していることは何かということをお聞きしたいんですよね。
G20の後に金利を上げるかということに関して、世界経済に対して不安定が、不安が、不確実性が多いから利上げを渋るようなコメントを出されて、次の利上げ時期が不明になったような印象をマーケットは持ったわけですけれども、本当に植田総裁が心配しているのは日銀自身の債務超過じゃないかなというふうに思っているんですが、いかがですか。
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230植植田和男日本銀行総裁
やはりこういう御時世ですので、海外の経済・物価動向をめぐる不確実性については非常に心配しております。また、その上で、国内企業の賃金、価格設定行動についても注視しているところでございます。
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231藤藤巻健史(維新)
ちょっと回答になっていないんですけど、まあ後でちょっと追及していきたいと思うんですけれども。
総務省が二月二十一日に発表した一月の消費者物価指数は前年同月比三・二%で、生活実感に近い生鮮食品も含むともう四%ですよね。これは、インフレ対策等に大わらわで、インフレ再燃を懸念するアメリカよりも高いと。
そういう状況でまだこれだけの異次元緩和を続けているのかということなんですけど、これって、そのレートだけから見たら、私も長い間マーケットいますからあれですけど、レートだけから見たら、もう日本って大不況の真ん中で恐慌に近いんじゃないか、だからこんなにレートが低い…
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- (上の発言)
232植植田和男日本銀行総裁
確かに、委員御指摘のとおり、消費者物価総合は一月には四%という率で上昇しておりますけれども、私ども、二%の物価安定の目標の下で、その持続的、安定的な実現という観点から政策を運営しております。
消費者物価総合の動きから一時的な要因を除いた基調的な物価上昇率を見ますと、二%に向けて高まりつつあるものの、現時点ではまだ二%を下回っていると判断しておりますので、緩和的な金融環境を維持し続けているところでございます。
ただし、そうは申し上げましても、基調的な物価上昇率も少しずつ上がってきておりますので、金融緩和度合いの調整を何度かしてきたところでございます。
233藤藤巻健史(維新)
総裁は金融緩和とおっしゃいますけど、今はもう金融緩和緩和緩和緩和状況ですからね、その辺を認識していただきたいんですけれども。
長期金利は今日、昨日ちょっと下がって、また今日は上がって、今一・五四%ぐらいにまた上がってきていると思うんですけれども、債券先物、日本国債の債券先物が取り扱う仮想の商品、六%十年物、これ一九八五年に創設されたと思うんですけれども、なぜ六%のクーポンのJGBを今債券先物市場で取り扱っているのか、総裁、理由を御存じでしょうか。
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234植植田和男日本銀行総裁
これは、長国先物取引が開始されました、委員御指摘のとおり一九八五年時に、長期国債十年物の利回りがおおむね六%を上回って推移しており、特に十月は、発行されました国債のクーポンレートが六%であったということに基づいて、標準物のクーポンレートも六%に設定されたものが続いているということだと思います。
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235藤藤巻健史(維新)
何か今のお話を聞いていますと、一九八五年が偶然六%だというふうにおっしゃられているような気がしますけれども、私の経験からすると、一九八五年の十年物六%って決まったのは、十年と聞けば六%が平均だったんですよ。もっと景気が良ければ七%、八%、悪ければ四%ということで、六%が、一時的に六%だったんじゃなくて、あれが平均だったわけです。それに比べて、今の一・五四とかその辺の金利って余りにも低過ぎて、なぜこんな金利が低いのと、これだけのインフレが始まりつつあるときにですね、というふうに思います。
それで、担当者にお聞きしたいんですけど、その八五年のオーバーナイト…
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