何か今のお話を聞いていますと、一九八五年が偶然六%だというふうにおっしゃられているような気がしますけれども、私の経験からすると、一九八五年の十年物六%って決まったのは、十年と聞けば六%が平均だったんですよ。もっと景気が良ければ七%、八%、悪ければ四%ということで、六%が、一時的に六%だったんじゃなくて、あれが平均だったわけです。それに比べて、今の一・五四とかその辺の金利って余りにも低過ぎて、なぜこんな金利が低いのと、これだけのインフレが始まりつつあるときにですね、というふうに思います。
それで、担当者にお聞きしたいんですけど、その八五年のオーバーナイトコールレート、それから八〇年、九〇年のオーバーナイトコールレートと十年物金利の水準を教えてください。
232植植田和男日本銀行総裁
確かに、委員御指摘のとおり、消費者物価総合は一月には四%という率で上昇しておりますけれども、私ども、二%の物価安定の目標の下で、その持続的、安定的な実現という観点から政策を運営しております。
消費者物価総合の動きから一時的な要因を除いた基調的な物価上昇率を見ますと、二%に向けて高まりつつあるものの、現時点ではまだ二%を下回っていると判断しておりますので、緩和的な金融環境を維持し続けているところでございます。
ただし、そうは申し上げましても、基調的な物価上昇率も少しずつ上がってきておりますので、金融緩和度合いの調整を何度かしてきたところでございます。
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233藤藤巻健史(維新)
総裁は金融緩和とおっしゃいますけど、今はもう金融緩和緩和緩和緩和状況ですからね、その辺を認識していただきたいんですけれども。
長期金利は今日、昨日ちょっと下がって、また今日は上がって、今一・五四%ぐらいにまた上がってきていると思うんですけれども、債券先物、日本国債の債券先物が取り扱う仮想の商品、六%十年物、これ一九八五年に創設されたと思うんですけれども、なぜ六%のクーポンのJGBを今債券先物市場で取り扱っているのか、総裁、理由を御存じでしょうか。
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234植植田和男日本銀行総裁
これは、長国先物取引が開始されました、委員御指摘のとおり一九八五年時に、長期国債十年物の利回りがおおむね六%を上回って推移しており、特に十月は、発行されました国債のクーポンレートが六%であったということに基づいて、標準物のクーポンレートも六%に設定されたものが続いているということだと思います。
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- (上の発言)
235藤藤巻健史(維新)
何か今のお話を聞いていますと、一九八五年が偶然六%だというふうにおっしゃられているような気がしますけれども、私の経験からすると、一九八五年の十年物六%って決まったのは、十年と聞けば六%が平均だったんですよ。もっと景気が良ければ七%、八%、悪ければ四%ということで、六%が、一時的に六%だったんじゃなくて、あれが平均だったわけです。それに比べて、今の一・五四とかその辺の金利って余りにも低過ぎて、なぜこんな金利が低いのと、これだけのインフレが始まりつつあるときにですね、というふうに思います。
それで、担当者にお聞きしたいんですけど、その八五年のオーバーナイトコールレート、それから八〇年、九〇年のオーバーナイトコールレートと十年物金利の水準を教えてください。
236加加藤毅日本銀行理事
お答えいたします。
まず、一九八五年、ちょうど十月の無担保コール翌日物のレートでございますが、月平均で見まして六・六五%でございました。また、一九八〇年のそのコール市場における代表的な取引のレートが年平均で一〇・九二%、これが九〇年ですと、無担保コール翌日物のレートが年平均で七・四〇%でございました。
また、十年物の国債利回りでございますが、一九八〇年、この年平均が八・八七%で、一九九〇年が七・〇二%でございました。
以上です。
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237藤藤巻健史(維新)
今聞いているコールレート、現在の〇・五%よりもはるかに高いですよね。
だから、先ほど申しましたように、その〇・五なんて聞くと、とんでもない大不況じゃないかと思ってしまうわけですけれども、これ、なぜ金利上げられないのかというと、先ほど最初にお聞きしましたように、金利を引き上げてくると日銀自身が危険なんじゃないかなというふうに私は思っています。
日銀の収益構造についてお聞きしますけれども、通常の中央銀行というのは、通貨の信用を守るために価格がボラタイルな資産は持っちゃいけないということで、株とか長期国債は持っちゃいけないと言われている。これは、私が習い、…
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238加加藤毅日本銀行理事
お答えいたします。
株式の保有状況ということでございますけれども、先進国の中央銀行におきまして、金融政策を目的とするという形で株式ないしはETFを購入した事例はないものと承知しております。
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