やはりこういう御時世ですので、海外の経済・物価動向をめぐる不確実性については非常に心配しております。また、その上で、国内企業の賃金、価格設定行動についても注視しているところでございます。
植田和男日本銀行総裁
2025年3月12日・第217回国会 参議院 予算委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 230 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 323 発言)
前後のやりとり
よくアメリカでは相続税を重税化しているというふうに、この前も、昔聞いた、回答、答弁を得たことあるんですけど、それはアメリカは昔、相続税なかったわけです、一時。それが、一人二十億円、もうちょっと今、為替によるともう、もっと二十何億円、五億円とか何かまで非課税、税金払う必要はないんですよね。それを重税化されていると言われても、ちょっと首をかしげざるを得ないんですけどね。 一方、日本では、御存じのように、奥様と子供二人だと四千八百万円から相続税が掛かり、非常に累進的な相続税が掛かるわけですけれども、この四千八百万円から相続税掛かるというのは、決して是正を必要…
副大臣は御退席いただいて結構です。財務大臣は、これはマストでありますので。
次は、植田日銀総裁にこれからお聞きしたいんですが、今、植田日銀総裁が一番心配していることは何かということをお聞きしたいんですよね。
G20の後に金利を上げるかということに関して、世界経済に対して不安定が、不安が、不確実性が多いから利上げを渋るようなコメントを出されて、次の利上げ時期が不明になったような印象をマーケットは持ったわけですけれども、本当に植田総裁が心配しているのは日銀自身の債務超過じゃないかなというふうに思っているんですが、いかがですか。
- (上の発言)
やはりこういう御時世ですので、海外の経済・物価動向をめぐる不確実性については非常に心配しております。また、その上で、国内企業の賃金、価格設定行動についても注視しているところでございます。
ちょっと回答になっていないんですけど、まあ後でちょっと追及していきたいと思うんですけれども。 総務省が二月二十一日に発表した一月の消費者物価指数は前年同月比三・二%で、生活実感に近い生鮮食品も含むともう四%ですよね。これは、インフレ対策等に大わらわで、インフレ再燃を懸念するアメリカよりも高いと。 そういう状況でまだこれだけの異次元緩和を続けているのかということなんですけど、これって、そのレートだけから見たら、私も長い間マーケットいますからあれですけど、レートだけから見たら、もう日本って大不況の真ん中で恐慌に近いんじゃないか、だからこんなにレートが低い…
確かに、委員御指摘のとおり、消費者物価総合は一月には四%という率で上昇しておりますけれども、私ども、二%の物価安定の目標の下で、その持続的、安定的な実現という観点から政策を運営しております。
消費者物価総合の動きから一時的な要因を除いた基調的な物価上昇率を見ますと、二%に向けて高まりつつあるものの、現時点ではまだ二%を下回っていると判断しておりますので、緩和的な金融環境を維持し続けているところでございます。
ただし、そうは申し上げましても、基調的な物価上昇率も少しずつ上がってきておりますので、金融緩和度合いの調整を何度かしてきたところでございます。
総裁は金融緩和とおっしゃいますけど、今はもう金融緩和緩和緩和緩和状況ですからね、その辺を認識していただきたいんですけれども。
長期金利は今日、昨日ちょっと下がって、また今日は上がって、今一・五四%ぐらいにまた上がってきていると思うんですけれども、債券先物、日本国債の債券先物が取り扱う仮想の商品、六%十年物、これ一九八五年に創設されたと思うんですけれども、なぜ六%のクーポンのJGBを今債券先物市場で取り扱っているのか、総裁、理由を御存じでしょうか。