米というのは日本に一番向いた作物だというふうに教わってまいりました。傾斜が急峻であると、だから連作障害が起こらない、春夏秋冬満遍なく雨か雪が降る、土壌が豊かである、勤勉な農業者がいるということで、米があったればこそ日本はここまで来れたのだというふうに思っております。
それは、もう全部、いろんな生産調整とか、そんなの全部取っ払って、どこかで需要と供給の一致点が神の見えざる手によってなされるということはそれは誰でも分かるんですけれども、そのようなことをしていいのかといえば、そうではないだろうということだと思います。
他方、自給率が、あくまで自給率と申しますが、一番高かったのって多分終戦直後だと思います。もう食うや食わずで餓死者まで出るような有様のときに、その国で食べるものをどれだけをその国で賄っていますかという話ですから、輸入はほとんどありませんでしたので、あのときが自給率は一番高かったのだと。それが幸せな日本なのだとは誰も思っていないし、北朝鮮でも餓死者いっぱい出ていますが、自給率は高いはずでございます。
そういうような状況をいいとは全く思っておりませんので、大臣の下でいろいろこれから検討をいたしますが、輸出というのは一つの自給力のバッファーになり得るものだと思っております。そういうものに輸出というものも併せて考えていきながら、所得補償というものを仮に行うとするならば、広くあまねく満遍なくということになりますと、これはまた事情が変わってくると思っております。輸出というものを念頭に置きながら、日本に最も向いた稲作というものの潜在力がもっと発揮をしていきませんと、日本国のみならず世界のためにもならないと思っておりまして、この自給力というものを、自給率とはまた異なる概念、結果、自給率は結果でございますから、自給力というものを高めるための努力というものは政府として考えていき、実行したいと思っております。
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舟山康江(国民)
確かに、そういった、どこかに滞っている、誰かが持っている、庭先なのか個人なのか業者なのか、いろいろあると思いますけれども、パネル四を御覧いただきたいと思います。
これ令和五年産の需給状況ですけれども、当初推計ですね、需要量六百八十万トンに対して必要生産量六百六十九万トンと設定しています。この時点で需要見通しよりも少ない生産量を提示しているんですけれども、実績はもっと乖離してしまいました。需要量七百五万トンに対して実際の供給量が六百六十一万トンですので、四十四万トン需給ギャップが生じている。その分、在庫があるからということかもしれませんけれども、在庫量が…
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江藤拓(自民)農林水産大臣
御提出いただいたこれ、よく見させていただきました。大変参考になるものだと思います。
まず、ちょっと長くなりますけど、事実関係ですから数字を交えて説明をさせていただきます。
令和五年七月から令和六年六月までの一年間の需要、これを見ますと、令和五年産はこれ高温障害がありました。高温障害があって、精米歩留りが大幅に低下しました。これによって玄米が十万トンぐらい余計に必要だったんですよ。これによりまして、十万トンというそのギャップはここで生まれました。それから、この頃は非常にお米がお手頃だったです。パンとかに比べるとお値段が手を取りやすい価格帯であった、これ…
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舟山康江(国民)
ありがとうございます。
この在庫水準ですね、やはり百五十三万トンというのは決して高くない。やっぱり、こういった数字を見て、やばいと、早く買っておかなきゃというような買い急ぎがあったんじゃないか。その後の在庫水準見ておりましても、過去の数年間と比べるとやっぱり低い水準で推移していると思います。
そう考えたときに、やっぱりもう少し供給力を増やす努力、まあ米はどちらかというと主食用の消費に合わせて生産抑えていましたけれども、改めて、もう少しやっぱりこの供給を増やす努力をしていかなきゃいけない。まさに、総理よく言われる食料自給力ですよね、米の生産余力、生産力…
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- (上の発言)
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石破茂(自民)内閣総理大臣
米というのは日本に一番向いた作物だというふうに教わってまいりました。傾斜が急峻であると、だから連作障害が起こらない、春夏秋冬満遍なく雨か雪が降る、土壌が豊かである、勤勉な農業者がいるということで、米があったればこそ日本はここまで来れたのだというふうに思っております。
それは、もう全部、いろんな生産調整とか、そんなの全部取っ払って、どこかで需要と供給の一致点が神の見えざる手によってなされるということはそれは誰でも分かるんですけれども、そのようなことをしていいのかといえば、そうではないだろうということだと思います。
他方、自給率が、あくまで自給率と申しますが、一番高かったのって多分終戦直後だと思います。もう食うや食わずで餓死者まで出るような有様のときに、その国で食べるものをどれだけをその国で賄っていますかという話ですから、輸入はほとんどありませんでしたので、あのときが自給率は一番高かったのだと。それが幸せな日本なのだとは誰も思っていないし、北朝鮮でも餓死者いっぱい出ていますが、自給率は高いはずでございます。
そういうような状況をいいとは全く思っておりませんので、大臣の下でいろいろこれから検討をいたしますが、輸出というのは一つの自給力のバッファーになり得るものだと思っております。そういうものに輸出というものも併せて考えていきながら、所得補償というものを仮に行うとするならば、広くあまねく満遍なくということになりますと、これはまた事情が変わってくると思っております。輸出というものを念頭に置きながら、日本に最も向いた稲作というものの潜在力がもっと発揮をしていきませんと、日本国のみならず世界のためにもならないと思っておりまして、この自給力というものを、自給率とはまた異なる概念、結果、自給率は結果でございますから、自給力というものを高めるための努力というものは政府として考えていき、実行したいと思っております。
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舟山康江(国民)
私も全く同感でございます。
やっぱり、この国に一番向いているのは水田なんですね、稲作なんですよ。やっぱり、この湛水機能ってすごく大事であって、水田をいかに守っていくのか。水田は、やっぱり水田機能を持たせるにはすごく大変で、もう長年掛けて水田作り、水路作り、これ財産ですよね。一旦なくしてしまうとなかなか戻りません。この水田の維持に対して何かしていかなきゃいけない。そして、この水田の価値をどう評価していくのか、これ物すごく問われていると思いますけれども、その辺り、総理はどのようにお考えでしょうか。
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石破茂(自民)内閣総理大臣
もう随分前のことになりますが、委員が御指摘になりました湛水機能というものをどう考えるかということでございます。そういうことも併せ考えますと、この水田の持っている価値というものは、恐らく単純に計算しますものの何倍もの価値になってくると思っております。一回これが耕作放棄地になりますと、そう簡単に戻りません。
そうしますと、この日本が、天から与えられたというべきなのか、この水田というものを維持していくために国民の皆様方に御負担をお願いするということも、私どもはきちんとお願いをし、理屈を立てていかねばならぬことだと思っております。
この水田の価値というものを…
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舟山康江(国民)
そういった意味で、今回、水田政策の見直しというのも議論されております。私、その際に是非、総理、また大臣にもお願いしたいのは、水田で米を作る、それは主食用そのほかいろいろありますけれども、米を作る水田と併せて、やはり水田機能を維持しながらどうやってその水田を利用していくのか、ほかのものを作るのも維持していくのか。それがある意味、水張りというのが一つの、結果的には水田機能維持のために一定程度の役割があったのかなと思うんですけれども、今回の見直しの中で、水田、畑にかかわらず支援するという中で、やっぱり水田を守ることに対して何がしかの上乗せの支援をする必要がある…
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