もう本当に力強い答弁をいただきまして、ありがとうございます。そのとおりであります。
引きこもりの当事者の方に何人も会いました。御家族の方にも会いました。優しいんです、思いやりにあふれているんです。人が横で怒られているのを自分が怒られているかのように感じるくらいの優しい方が非常に多い。そういった方をやはり人材として活躍できるような社会をつくっていきたいというふうに思っております。
その中で、今総理に答弁いただきましたけれども、その日本釣振興会の前会長、高宮会長に、私は、釣りを趣味とする人が増えれば引きこもりの予防になるのではないかということを話しました。そうしたところ、高宮前会長が、非常にそれはいいことだということで、それを非常に受けて、そして私は、青少年の健全育成、生きづらさを抱えておられる方々を助けてほしいと、日本釣振興会で助けてくださいということを申し上げたところ、日本釣振興会の役員会の中でその高宮前会長は、全ての都道府県の責任者の皆様に対して、これから日本釣振興会は生きづらさを抱えている青年の支援、そして青少年の健全育成に力を尽くしていこうではないか、賛成の人は手を挙げてくださいという挙手まで求めて、全員が手を挙げていったという感動的なワンシーンがありました。
それを受けて、昨年の七月には、福岡県の児童養護施設で釣り、海釣りの体験教室が開かれました。初めて海釣りに参加をする子供たち、そこに非常に感動的な世界が広がりました。そして、昨年十月には、先ほど申し上げた東京福生市の青年たち、引きこもりであった青年たちに、釣振興会、日本釣振興会が乗り出して、自然の川をネットで仕切って、その間にマスを放流して、そして魚釣りができるようにしたんです。プロのなせる業です。ほとんど自然と変わらない状況下において釣りの体験、喜びを体験をさせていただいたところ、青年たちが歓声を上げて大変に喜んでいたというのが、先ほど総理が紹介いただいた日本釣具新聞に詳細が書かれてあります。
私は、この日本釣振興会だけではないと思います。様々なプロフェッショナルな団体が、日本にはすばらしい団体がたくさんある。そういった団体にこそ、やはり青年の支援に、そして生きづらさを抱えておられる方々の支援に力を貸していただきたい。そして、国のやっぱり子供たち、若者たち、青年たちを、みんなで手をつないで助けていきたい、生き生きとした青年たちを育てていきたいと思っておりますが、総理の御所見を伺いたいと思います。
54
石破茂(自民)内閣総理大臣
経緯は御指摘のとおりでございます。効果検証、実績の把握が不十分だということで、平成二十一年度末をもってこの自立塾というものは廃止されたというふうに承知をいたしております。
で、一体それは何だということでありますが、予算額では、二十年度が六・五億、二十一年度が五・一億、二十二年度要求が三・八億ということでございまして、これもう一回復活させるってなかなか難しいかもしれませんが、一方において、引きこもりになっちゃった若い方々を対象として、共同生活による支援を行い、社会へのつながりを促すというような取組をしている民間の方々もいらっしゃるところでございます。
…
この発言のページ
55
下野六太(公明)
力強い答弁をありがとうございます。
実は私は、この自立塾、若者サポートステーションは、就労ありきで期間が限定である、そこからやっぱり漏れてくる青年たちがいるということで、この自立塾について、公明党の先輩議員から、現場を見に行くべきだ、こういう御指導をいただいて、現場を見に行ってまいりました。富山市はぐれ雲、黒部市宇奈月塾、宇奈月自立塾ですね。それから、東京福生市にもあります。山形の蔵王にもあります。それから、愛知県の蒲郡、栃木県宇都宮市、全て一人で行ってまいりました。
その中にあって、私は、この自立塾、合宿型の共同生活の中で何をやっているのかというこ…
この発言のページ
56
石破茂(自民)内閣総理大臣
御指摘ありがとうございます。
世の中にはいろんな新聞がございまして、釣具新聞という新聞があるんですね。で、これ去年の十一月一日号でございますが、下野委員が日本釣振興会に協力を要請されて、釣りで不登校や引きこもりを予防して社会参加のきっかけにしようというふうに議員が釣振興会に働きかけて実現したというふうに新聞で読みました。
で、その子供たちが釣りということに参加をすることによって、あっ、自分一人じゃないんだなということ、みんなでいろんなことができるんだなということを気が付いた。これは本当にいいなと思ったのは、元々不登校だったり家に引きこもっていた人たち…
この発言のページ
- (上の発言)
57
下野六太(公明)
もう本当に力強い答弁をいただきまして、ありがとうございます。そのとおりであります。
引きこもりの当事者の方に何人も会いました。御家族の方にも会いました。優しいんです、思いやりにあふれているんです。人が横で怒られているのを自分が怒られているかのように感じるくらいの優しい方が非常に多い。そういった方をやはり人材として活躍できるような社会をつくっていきたいというふうに思っております。
その中で、今総理に答弁いただきましたけれども、その日本釣振興会の前会長、高宮会長に、私は、釣りを趣味とする人が増えれば引きこもりの予防になるのではないかということを話しました。そうしたところ、高宮前会長が、非常にそれはいいことだということで、それを非常に受けて、そして私は、青少年の健全育成、生きづらさを抱えておられる方々を助けてほしいと、日本釣振興会で助けてくださいということを申し上げたところ、日本釣振興会の役員会の中でその高宮前会長は、全ての都道府県の責任者の皆様に対して、これから日本釣振興会は生きづらさを抱えている青年の支援、そして青少年の健全育成に力を尽くしていこうではないか、賛成の人は手を挙げてくださいという挙手まで求めて、全員が手を挙げていったという感動的なワンシーンがありました。
それを受けて、昨年の七月には、福岡県の児童養護施設で釣り、海釣りの体験教室が開かれました。初めて海釣りに参加をする子供たち、そこに非常に感動的な世界が広がりました。そして、昨年十月には、先ほど申し上げた東京福生市の青年たち、引きこもりであった青年たちに、釣振興会、日本釣振興会が乗り出して、自然の川をネットで仕切って、その間にマスを放流して、そして魚釣りができるようにしたんです。プロのなせる業です。ほとんど自然と変わらない状況下において釣りの体験、喜びを体験をさせていただいたところ、青年たちが歓声を上げて大変に喜んでいたというのが、先ほど総理が紹介いただいた日本釣具新聞に詳細が書かれてあります。
私は、この日本釣振興会だけではないと思います。様々なプロフェッショナルな団体が、日本にはすばらしい団体がたくさんある。そういった団体にこそ、やはり青年の支援に、そして生きづらさを抱えておられる方々の支援に力を貸していただきたい。そして、国のやっぱり子供たち、若者たち、青年たちを、みんなで手をつないで助けていきたい、生き生きとした青年たちを育てていきたいと思っておりますが、総理の御所見を伺いたいと思います。
58
石破茂(自民)内閣総理大臣
私、釣振興会の回し者でもございませんが、やはり釣りって楽しかったですよね。おまえが悪いんだみたいなこと言われないで、みんなが助け合って、あれが釣れたときのうれしさというのは、これ結構生涯忘れることがございません。
政府といたしましては、NPO法人などの民間団体の皆様方が創意工夫して行っておられます居場所づくり、この取組に関しますモデル事業を実施をして、その効果を検証しておるところでございますが、食事や体験の提供を行っていただく民間団体の活動への支援を通じまして、地域の居場所づくり、体験機会の提供を推進をしておるところでございます。また、自治体におきまし…
この発言のページ
59
下野六太(公明)
ありがとうございます。
総理の今の答弁の中で、法律がないがゆえに定義がはっきりしないというこういう問題もありますので、是非私は、法律でしっかりと定義をし、そして支援をどのようにあるべきなのかということもしっかりつくっていくべきではないかと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。
続きまして、子育てについて質問させていただきたいと思います。
子供たちの遊びは学びにつながっていきますし、生きる力にもつながっていくと思います。東京大学の秋田名誉教授は、乳幼児期においては遊びこそが心身の機能を育み、多面的な育ちを保障すると、だからこそ、先進諸国の乳…
この発言のページ
60
石破茂(自民)内閣総理大臣
乳幼児期の遊びは子供の健やかな成長のために大変重要と認識をいたしております。
令和五年の十二月に、はじめの百か月の育ちビジョンというものを閣議決定をいたしました。はじめの百か月って何だねと言われますが、これは、お母さんの妊娠期から幼保小、幼稚園、保育園、小学校接続の重要な時期、いわゆる五歳児から小学校一年までがおおむね九十四から百六か月ということでございまして、この時期に注目したキーワードというふうに承知をいたしておるところでございます。
乳幼児期に多様な人や環境と関わる豊かな遊びと体験、これが子供の心身の健やかな成長に欠かせないということでございま…
この発言のページ