下野六太 (公明党)

2025年3月6日・第217回国会 参議院 予算委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 55 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 383 発言)

力強い答弁をありがとうございます。

実は私は、この自立塾、若者サポートステーションは、就労ありきで期間が限定である、そこからやっぱり漏れてくる青年たちがいるということで、この自立塾について、公明党の先輩議員から、現場を見に行くべきだ、こういう御指導をいただいて、現場を見に行ってまいりました。富山市はぐれ雲、黒部市宇奈月塾、宇奈月自立塾ですね。それから、東京福生市にもあります。山形の蔵王にもあります。それから、愛知県の蒲郡、栃木県宇都宮市、全て一人で行ってまいりました。

その中にあって、私は、この自立塾、合宿型の共同生活の中で何をやっているのかということを興味、関心を持って訪ねてみたところ、特別なことは何もやっていないんです。朝六時に起床、六時半から散歩、七時過ぎぐらいから当番が作った朝食を一緒に食べる、そして時間が来たら富山市のはぐれ雲は農作業に行く、いわゆる農福連携ですね、そして時間が来たら夕食食べて、時間で寝る、これだけだったんですね。

私は、そこで非常に特別なプログラムを提供している、特別なことをやっているんではないかと思っておりましたら、そうではなかった。要するに、きちんとした生活習慣を習慣として身に付けることができたならば人は自立に向かっていくんだということがこのこれらの施設の中で証明をされています。富山市では四百人を超える塾からの卒塾していった人、卒寮していった人、そして山形の蔵王は七百人を超えています。その中には、新潟で今現在、精神科医として活躍をしておられる方もいます。多くの青年たちを救ってきた。

一月の経費は大体十五万から十七万円掛かると言われています。それが一円も公的な支援が受けられていない。だから、行かせたいという親もたくさんいる、しかしそこにはその経済的な壁があって行くことができない。ここを私はしっかり重く見て、この自立塾の復活よりも、先ほどの総理の答弁では新たなバージョンアップとして国としてしっかり考えたいということでありましたので、私は非常にそこに期待をさせていただきたいと思います。

引きこもり問題は、十五歳から六十五歳までの間の中で少なく見積もっても百四十六万人の方が引きこもり状態にあると言われておりますが、これがなぜ大きな社会問題にならないかというと、引きこもりの当事者は自分自身が悪いんだと思っていらっしゃる方が多い。そして、親は親で、私の育て方が悪かったんだというふうな自責の念に駆られていらっしゃる親が非常に多い。ですから、社会的には表には出にくい問題ではあります。

私は、そういった青年たちも含めて、この国に生まれてきたその一人一人がやはり所願満足のすばらしい人生を送ってもらいたい、そのために政治はあるべきではないか、このように私は思っております。

ですので、是非とも、この青年たちを含めた引きこもりの支援法を今こそ作るべきではないかと思っておりますが、総理の答弁をいただきたいと思います。

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