無所属、広島県の宮口治子でございます。
こうしてこの委員会でまた質問をさせていただけること、そしてその機会をいただきましたことに心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
ちょっと質問の順番を変えさせていただきます。ごめんなさい。まずは校則について質問します。
校内での厳しい規律や校則などの同調圧力的な息苦しさ、そういったものも、今日多く議論されていますけれども、不登校の幾つか考えられる要因の中の一つではないかというふうに感じております。でしたので、今回それを質問させていただきます。
私の地元の広島県福山市では、二〇一七年から、生徒指導規程、いわゆる校則の見直しというのを行っています。その目的は、多様性や違いをこれまで以上に認め合う社会への変化などを踏まえて、児童生徒が主体となって考え、作り、守るという校則にするためです。
資料を御覧いただけますか。
ちょっと印刷の都合上見えにくいかと思いますので、説明も加えさせていただきます。こちらは、地元のFMふくやま月刊こども新聞が、校則の見直し開始から六年経過した二〇二三年十二月号で四つの項目においてアンケートを取っております。一つ目の項目が、下着の色や柄の指定がある。これ、かなり私的な領域かと思います。そして二つ目が、髪型の指定がある。三つ目が、制服の男女別指定がある。性的マイノリティーの子供が男女別の規定に従うことに苦痛を感じるという可能性かと思います。そして四つ目が、何々らしいとかふさわしいといったような記述がある。これ、かなり固定観念を学校が規定しているかと思うんですが、以上の四項目について調査をして記事にされております。
さすがに下着について指定している学校というのは少ないですけど、あるんですよね。どうして下着にまで指定があるのかというのは私は本当に驚いたんですけれども。あと、髪型の指定についても多数の学校に丸が付いているかと思います。天然パーマなのに、パーマをかけているといって逆にストレートパーマをかけたりするような話とか、元々少し髪の毛が茶髪なのに髪の毛をわざと黒く染めているといったような話も聞いています。これ、一体誰のための普通なのかというのが本当に分からない状況ではないでしょうか。また、多くの中学校では制服の男女別指定というのもありますし、一部の小学校や中学校では何々らしいとかふさわしいという記述がある校則もあります。
この資料ざっと御覧になって、大臣、どのような感想をお持ちになりましたか。
159
舩後靖彦(れいわ)
次に、インクルーシブ教育についてお伺いいたします。
今回、大臣所信の中で、特別支援教育の充実が消えて、発達障害、医療的ケア、心身の健康課題、貧困や虐待などの困難、へき地等居住環境に伴う課題を抱える子供たちやその保護者、夜間中学での学びを必要としている方々など、多様な背景、困難を有する当事者の声を聞き、一人一人が安心、安全に学ぶことのできる学びの場を提供という表現になっています。
インクルーシブ教育とは、障害だけでなく様々な課題を抱えた多様な子供たちが同じ教室で一緒に学ぶこと、共に学べるよう学校の在り方を変えることと考えます。その意味で、今回の多様な背…
この発言のページ
160
あべ俊子(自民)文部科学大臣
障害のある児童生徒の就学先決定について、本人及び保護者の意見を最大限尊重しつつ、対象となる子供一人一人が教育的ニーズと必要な支援の内容を踏まえていることについて、本人及び保護者、学校等に対して十分な説明と、この合意形成を図った上で決定することがまさに適当でございます。
この中に、この適切な判断、この際、意見が一致しない場合、市町村教育委員会が説明責任を果たすために、判断の妥当性、これを市町村教育委員会以外の者が評価をすることによって意見の調整が可能になる場合もありまして、そのことについては、令和三年六月に改訂いたしました障害のある子供の教育支援の手引に…
この発言のページ
161
舩後靖彦(れいわ)
代読いたします。
東大阪市など大阪府内の十二自治体などや埼玉県所沢市や東京都練馬区などでは、全員に就学時健康診断の通知と一緒に校区の小学校への就学通知を送り、その後、特別支援教育を希望する場合は就学相談し、特別支援学校、学級へ就学する方式も取っています。
就学手続の実務を変えることで、少なくとも校区の学校への就学を望む障害のある子供が拒否されることはなくなります。こうした方式を全国的に実施すれば、全ての子に校区の学校の学籍を保障し、例外的に希望者に特別支援学校での教育を実施していると障害者権利条約の審査で説明ができるはずです。文科省として全国的に展開…
この発言のページ
- (上の発言)
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宮口治子政府参考人など
無所属、広島県の宮口治子でございます。
こうしてこの委員会でまた質問をさせていただけること、そしてその機会をいただきましたことに心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
ちょっと質問の順番を変えさせていただきます。ごめんなさい。まずは校則について質問します。
校内での厳しい規律や校則などの同調圧力的な息苦しさ、そういったものも、今日多く議論されていますけれども、不登校の幾つか考えられる要因の中の一つではないかというふうに感じております。でしたので、今回それを質問させていただきます。
私の地元の広島県福山市では、二〇一七年から、生徒指導規程、いわゆる校則の見直しというのを行っています。その目的は、多様性や違いをこれまで以上に認め合う社会への変化などを踏まえて、児童生徒が主体となって考え、作り、守るという校則にするためです。
資料を御覧いただけますか。
ちょっと印刷の都合上見えにくいかと思いますので、説明も加えさせていただきます。こちらは、地元のFMふくやま月刊こども新聞が、校則の見直し開始から六年経過した二〇二三年十二月号で四つの項目においてアンケートを取っております。一つ目の項目が、下着の色や柄の指定がある。これ、かなり私的な領域かと思います。そして二つ目が、髪型の指定がある。三つ目が、制服の男女別指定がある。性的マイノリティーの子供が男女別の規定に従うことに苦痛を感じるという可能性かと思います。そして四つ目が、何々らしいとかふさわしいといったような記述がある。これ、かなり固定観念を学校が規定しているかと思うんですが、以上の四項目について調査をして記事にされております。
さすがに下着について指定している学校というのは少ないですけど、あるんですよね。どうして下着にまで指定があるのかというのは私は本当に驚いたんですけれども。あと、髪型の指定についても多数の学校に丸が付いているかと思います。天然パーマなのに、パーマをかけているといって逆にストレートパーマをかけたりするような話とか、元々少し髪の毛が茶髪なのに髪の毛をわざと黒く染めているといったような話も聞いています。これ、一体誰のための普通なのかというのが本当に分からない状況ではないでしょうか。また、多くの中学校では制服の男女別指定というのもありますし、一部の小学校や中学校では何々らしいとかふさわしいという記述がある校則もあります。
この資料ざっと御覧になって、大臣、どのような感想をお持ちになりましたか。
163
あべ俊子(自民)文部科学大臣
お尋ねの件に関しましては、詳細な背景は存じ上げませんが、児童生徒が校則について考える観点から取り組まれたものだというふうに考えています。
その上で、一般論として申し上げれば、校則を制定してから一定の期間が経過をして、学校や地域の状況、また社会の変化など、特に多様性なども含めた、その意義を適切に説明できないような校則については改めて学校の教育目的に照らして適切な内容かなどを絶えず見直しを行うことが必要だというふうに考えています。
この校則の制定見直しに当たって、見直しの検討の過程に児童生徒が参画することは、校則の意義の理解、また自らの校則を守ろうとする…
この発言のページ
164
宮口治子政府参考人など
ありがとうございます。見た感想をざっと答えてくださったらよかったんだけど、すごく丁寧に答えていただいちゃいました。
本当に、髪型指定がほとんどあるというところで、どういった意味があってこういった校則を作っているのか、本当に生徒目線なのかというところもしっかり、こんなに多いんだなというのを見ていただきたかったんです。
校則に関連する文書として文部科学省の生徒指導提要があります。さっきおっしゃられました。生徒指導提要は、小学校から高等学校までの子供に対する生徒指導の理論や考え方、実際にどのように指導するかという方法などを生徒指導に関する基本書という位置付…
この発言のページ
165
あべ俊子(自民)文部科学大臣
令和四年の十二月に実施いたしましたこの生徒指導提要の改訂に当たりましては、こども基本法が成立をいたしまして、子供の権利擁護、また意見を表明する機会の確保等が法律上位置付けられたことも踏まえまして、校則につきまして、この見直しを行う際には、その過程で児童生徒自身や保護者の学校関係者からの意見を聴取した上で定めていくことが望ましいこと、また、見直しの過程に児童生徒が参画することは身近な課題を自分たちで解決する経験となるなど教育的な意義があることなどの記載を盛り込んだところでございまして、文科省としては、引き続き生徒指導提要の改訂内容に関する積極的な情報発信を…
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