この質の高い教育が全国どこに行っても、どこにお住まいになっていたとしても受けられると、もうこれ本当にすばらしいことだと思います。先ほどの私の友人の例じゃありませんけれども、同じニューヨークの中でも、住んでいる地区によって、そもそも公立の学校が選択肢に入らない、行かせるわけいかないみたいなことになってしまってはやはり日本ではいけないわけですね。やっぱり、しっかりこの高く評価されている点、今後もしっかり維持していただきたいというふうに思っております。
同時に、今御答弁の中にもいただきましたけど、この個別最適な学びって、ただ口で言うほど簡単じゃないなということも同時に感じるわけであります。
我が党といたしましても、この教育の在り方、とても熱心に党内でも議論が行われていまして、やはりもう今、ある意味、教室の中でこれまで行われてきた一斉授業だけの教育の在り方みたいなもののやっぱり限界が来ているんじゃないか。その中で、まさに先ほどおっしゃっていただいたような、いわゆる協働的な学びとか、友達と一緒に協力をし合って学ぶみたいなところと、その個別最適、お一人お一人の進度に合わせて学べるですとか、より個性を伸ばしていけるような、そんな教育、どんなやり方がいいのかということは一概に答えって出てこないんだろうというふうには思っております。
我が党としても、この一斉型の授業をもう超えて、地域ですとか社会に開かれた形である意味この個別学習とか探求学習ができるようなもの、いろいろこれまでも御提示をさせていただいているところでありますので、またしっかり一緒に議論をさせていただけたらというふうに思っております。
こうやって世界的にも高い評価だということで日本の教育があるわけですが、ちょっと別の角度からこれ見たときに、昨年末のイギリスのエコノミスト誌に日本の学校教育に関する興味深い記事が出ておりまして、ちょっと不安を感じるところもあったので、ちょっとこの委員会の中でも取り上げさせていただきたいなと思っております。
これ実は、去年の年末にこれ実際に出ていまして、最近私、たまたま目にした、いわゆる日本語に訳した記事を見て、はあはあと思って読ませていただいたんですけど、実はこれ、日本語のタイトルは、日本語訳されたもののタイトルは、英誌、イギリスの雑誌ですね、英誌が絶賛、日本の小学校教育はここがすごい、これぞ大谷翔平を生んだ国というタイトルなんですね。何かもうすごい絶賛をしてくれているんだろうという思いで一応読み始めます。確かに、大谷選手が何で試合後とか練習中とかでもごみを拾っているのか、その答えは小学校教育にあるみたいな、そんなことから始まりまして、これよくある例だと思うんですけど、放課後の掃除当番のこととかですね。私も以前、バングラデシュの教育省の次官の方といろいろお話ししたときに、日本の給食当番についてやっぱり物すごい絶賛をしていまして、何とかバングラデシュでもこれやりたい、こんなお話もされておりました。
やっぱり、この日本の学校教育の中でこの人格形成ということに非常に重きを置いてきた。そして、先ほど答弁の中にも掲げていただきましたけど、この文科省が今掲げている、国として掲げているこの知徳体という、この学力、道徳的な誠実さ、そして身体的な健康、こういったものを教育の中で育むという、これが非常に高く評価をされているわけであります。
実際に、これちょっと、実は署名記事じゃないので、もしかすると日本人が書いているのかもしれないんですけど、多分これ、読んでいる限りにおいては、海外の方、エコノミスト誌の東京特派員の方が書いた記事というふうに読めるんですけど、この方はそういう意味でいくと日本人じゃ恐らくないんですけど、自分たちの子供たちは東京の幼稚園に通い、現在はちょっとメキシコに転勤しているので、メキシコの日本人学校に今通学をさせているという書き方してあるんですね。ある意味、日本人じゃない方からも非常に高く評価をされて、この日本の幼稚園、そして小学校通ってきたということが書かれているわけです。
ただ、これ、じゃ、一応原文読んでみようと思って原文取り寄せて読んでみると、一つタイトルが違うんですね。まあよくある話だと思うんですけど、原文のタイトルは、なぜ日本の子供たちは地下鉄に一人で乗るのかというタイトルになっていまして、これ単純にいわゆる安全の問題だけじゃないんだよという、肯定的な理由も含めてそういうタイトルにはなっているんですが、副題のところには世界で最も規律の取れた小学校教育の光と影みたいな、そういうタイトルになっていまして、結構そのマイナス面もある意味意識して書かれているタイトルになっていました。実はよく見ると、日本語の訳の方も副題に、ちっちゃくなんですけど、この小学校教育すごいぞの脇にちっちゃく、ただし中学校以降は別の話という、何かこういう注意書きみたいなのが書いてあるんですけど。
これ、要は、記事のトーンとして、全体として、自立心だとか他者への思いやりだとか規律を教えるとかそういうことが基本的には日本の小学校教育すばらしいねと書いてあるんですけど、ただしということで、この調和を重視する余り創造性が育まれない場合もある、こんな記述もちょっと気になるわけです。
こうした指摘について、あべ大臣の受け止めをお伺いしたいと思います。
108望望月禎文部科学省初等中等教育局長
自民党、公明党、日本維新の会の三党間の合意におきまして、いわゆる高校無償化につきまして、平木委員御指摘の教育の質の確保の観点のみならず、義務教育との関係、多様な人材育成の実現、収入要件の撤廃を前提とした支援対象者の範囲の考え方、私立の加算金額の水準の考え方、支給方法の考え方、高校間での単位互換に関すること、国と地方の関係、公立と私立の関係、現場レベルの負担といった多角的な論点について十分な検討を行うとされてございます。
その制度設計をするに当たりましては、三党の検討状況を踏まえながらも、委員御指摘の公立高校関係者、これは私立関係者もだと思いますけれども…
この発言のページ
109
平木大作(公明)
是非、丁寧に制度設計していただくのと同時に、やはりこのお伺いした声というのはまたしっかり開示をしていただいて、この委員会の中でもしっかり私も議論に参画をさせていただけたらというふうに思っております。よろしくお願いいたします。
次に、この令和七年度の予算案の中に、令和の日本型学校教育の実現ということに向けた教育環境整備の国庫負担金として一兆六千二百十億円計上されております。
この、じゃ、令和の日本型学校教育ってどんなものなのかということなんですけど、令和三年の中教審の答申に基づいて、今、文科省の方でもいろいろ具体的な制度設計詰めていただいている新しい時…
この発言のページ
110望望月禎文部科学省初等中等教育局長
今、令和三年に取りまとめられました中央教育審議会の答申を引用させていただきますけれども、これまでの学校教育につきましては非常に大きな成果があると、知徳体を一体的に育む我が国の学校教育の良さを、そうした良さを受け継ぎながら、さらに、令和の日本型学校教育として、全ての子供たちの可能性を引き出す個別最適な学びと協働的な学びを実現していくことが中教審答申でも示されているところでございます。
具体的には、令和に入ってから、コロナ禍を経て、一人一台端末として整備したGIGAスクール構想の中で、そうしたツールとしてのICTを基盤としながら、子供一人一人の特性や学習進…
この発言のページ
- (上の発言)
111
平木大作(公明)
この質の高い教育が全国どこに行っても、どこにお住まいになっていたとしても受けられると、もうこれ本当にすばらしいことだと思います。先ほどの私の友人の例じゃありませんけれども、同じニューヨークの中でも、住んでいる地区によって、そもそも公立の学校が選択肢に入らない、行かせるわけいかないみたいなことになってしまってはやはり日本ではいけないわけですね。やっぱり、しっかりこの高く評価されている点、今後もしっかり維持していただきたいというふうに思っております。
同時に、今御答弁の中にもいただきましたけど、この個別最適な学びって、ただ口で言うほど簡単じゃないなということも同時に感じるわけであります。
我が党といたしましても、この教育の在り方、とても熱心に党内でも議論が行われていまして、やはりもう今、ある意味、教室の中でこれまで行われてきた一斉授業だけの教育の在り方みたいなもののやっぱり限界が来ているんじゃないか。その中で、まさに先ほどおっしゃっていただいたような、いわゆる協働的な学びとか、友達と一緒に協力をし合って学ぶみたいなところと、その個別最適、お一人お一人の進度に合わせて学べるですとか、より個性を伸ばしていけるような、そんな教育、どんなやり方がいいのかということは一概に答えって出てこないんだろうというふうには思っております。
我が党としても、この一斉型の授業をもう超えて、地域ですとか社会に開かれた形である意味この個別学習とか探求学習ができるようなもの、いろいろこれまでも御提示をさせていただいているところでありますので、またしっかり一緒に議論をさせていただけたらというふうに思っております。
こうやって世界的にも高い評価だということで日本の教育があるわけですが、ちょっと別の角度からこれ見たときに、昨年末のイギリスのエコノミスト誌に日本の学校教育に関する興味深い記事が出ておりまして、ちょっと不安を感じるところもあったので、ちょっとこの委員会の中でも取り上げさせていただきたいなと思っております。
これ実は、去年の年末にこれ実際に出ていまして、最近私、たまたま目にした、いわゆる日本語に訳した記事を見て、はあはあと思って読ませていただいたんですけど、実はこれ、日本語のタイトルは、日本語訳されたもののタイトルは、英誌、イギリスの雑誌ですね、英誌が絶賛、日本の小学校教育はここがすごい、これぞ大谷翔平を生んだ国というタイトルなんですね。何かもうすごい絶賛をしてくれているんだろうという思いで一応読み始めます。確かに、大谷選手が何で試合後とか練習中とかでもごみを拾っているのか、その答えは小学校教育にあるみたいな、そんなことから始まりまして、これよくある例だと思うんですけど、放課後の掃除当番のこととかですね。私も以前、バングラデシュの教育省の次官の方といろいろお話ししたときに、日本の給食当番についてやっぱり物すごい絶賛をしていまして、何とかバングラデシュでもこれやりたい、こんなお話もされておりました。
やっぱり、この日本の学校教育の中でこの人格形成ということに非常に重きを置いてきた。そして、先ほど答弁の中にも掲げていただきましたけど、この文科省が今掲げている、国として掲げているこの知徳体という、この学力、道徳的な誠実さ、そして身体的な健康、こういったものを教育の中で育むという、これが非常に高く評価をされているわけであります。
実際に、これちょっと、実は署名記事じゃないので、もしかすると日本人が書いているのかもしれないんですけど、多分これ、読んでいる限りにおいては、海外の方、エコノミスト誌の東京特派員の方が書いた記事というふうに読めるんですけど、この方はそういう意味でいくと日本人じゃ恐らくないんですけど、自分たちの子供たちは東京の幼稚園に通い、現在はちょっとメキシコに転勤しているので、メキシコの日本人学校に今通学をさせているという書き方してあるんですね。ある意味、日本人じゃない方からも非常に高く評価をされて、この日本の幼稚園、そして小学校通ってきたということが書かれているわけです。
ただ、これ、じゃ、一応原文読んでみようと思って原文取り寄せて読んでみると、一つタイトルが違うんですね。まあよくある話だと思うんですけど、原文のタイトルは、なぜ日本の子供たちは地下鉄に一人で乗るのかというタイトルになっていまして、これ単純にいわゆる安全の問題だけじゃないんだよという、肯定的な理由も含めてそういうタイトルにはなっているんですが、副題のところには世界で最も規律の取れた小学校教育の光と影みたいな、そういうタイトルになっていまして、結構そのマイナス面もある意味意識して書かれているタイトルになっていました。実はよく見ると、日本語の訳の方も副題に、ちっちゃくなんですけど、この小学校教育すごいぞの脇にちっちゃく、ただし中学校以降は別の話という、何かこういう注意書きみたいなのが書いてあるんですけど。
これ、要は、記事のトーンとして、全体として、自立心だとか他者への思いやりだとか規律を教えるとかそういうことが基本的には日本の小学校教育すばらしいねと書いてあるんですけど、ただしということで、この調和を重視する余り創造性が育まれない場合もある、こんな記述もちょっと気になるわけです。
こうした指摘について、あべ大臣の受け止めをお伺いしたいと思います。
112
あべ俊子(自民)文部科学大臣
本当に日本型教育、いろんなところで、実は私どもODAでも海外に支援をして、エジプトなどでは特に日本型教育で、今もっと増やしたいと実はこの間も要望を直接受けたところでもあります。
一般に、その我が国の学校教育の課題として指摘されている点としては、例えば、全員を同じ正解に導くことを目指し過度に同調圧力を高めている傾向があるとか、また、子供たちの学習の自立を損ない子供たちを自立した学習者として十分に育むことができない場合があるということがあるものと認識をしております。
一方、世界中の評価は結構高いところもございまして、先般も、二年前でございますか、和訳で何…
この発言のページ
113
平木大作(公明)
本当に、基本的には世界から今称賛をされるような、そういった教育システムをつくり上げることができている。そして、今の時代に合わせた形で、大臣からも御答弁いただいていますけれども、この個別最適の学びというものを、特にICTみたいなものを活用しながら、これはもう試行錯誤の部分がどうやったって出てくるわけですけれども、しっかり追求していただきたいなというふうに思っております。
ちなみに、この記事は、実は最後のところで、この筆者の方が、メキシコの日本人学校に通わせているんだということが書いてあったわけですけど、最後のところに何て書いてあるかというと、中学校からは…
この発言のページ
114望望月禎文部科学省初等中等教育局長
お答えいたします。
子供たちが誰一人取り残されないよう、多様な子供たちを包摂する柔軟な教育課程の編成を促進することは大変重要な課題であると考えてございます。
現行制度下でも、各自治体あるいは学校で様々な取組がされているところでございますけれども、その中では、時間割編成を工夫しまして、午前は教科等の授業を実施して、午後は時間を個々の児童の関心に応じた探求活動に充てる取組でありますとか、工夫を凝らした校舎を生かして、学ぶペース、あるいは方法、場所など、子供たちが教師の指導の下で自らが選びながら学ぶ取組などが行われてございます。一人一人に合った主体的な学び…
この発言のページ