宮浦浩司農林水産省大臣官房総括審議官

2025年6月10日・第217回国会 参議院 農林水産委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 88 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 217 発言)

お答え申し上げます。

改正下請法、取引適正化法の方でございますが、まず、食品に限らず様々な商品、サービスを対象として、なおかつその取引の形態といたしまして、やはり一定の委託契約というものを対象にすると。これによって、その取引の公正化ですとか、受発注の利益保護を図るということを目的としていると承知しております。

こちら側の法案でございますが、品質劣化が比較的早いために取引上の地位に格差が生じやすい食品を対象といたしまして、委託等の取引形態のいかんにかかわらず全ての取引を対象として、コスト割れを抑止し、食料の持続的な供給を実現していこうという、こういう目的でございます。

御指摘ございましたとおり、両方の重複部分といたしましては、例えば、小売業の方々が製造業者に対してプライベートブランドとして製造委託を行うような取引、こういうものに関しては、食品でもありますし、委託契約でもあるということで、両者の法律が重なる部分でございます。改正下請法の方ではその結果として不公正な取引がないかどうかということをチェックをいたしますし、私どもの法案の方ではその取引条件に関する協議に際して、プロセスとして誠実な協議が行われているかどうか、ここを中心にチェックをしてくるということになります。

それぞれ法律の適用がポイントが異なりますので、判断のポイントも変わってきますが、私どもの法案はプロセスに着目するという点が重要でございまして、そういった点で迅速な対応が可能ではないかと考えているところでございます。

いずれにしましても、公正取引委員会、中小企業庁とはよく協力、連携して、効果的な運用を図っていきたいと思っております。

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