小坂善太郎林野庁次長

2025年5月20日・第217回国会 参議院 農林水産委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 45 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 159 発言)

お答えいたします。

林道等の路網整備に当たりましては、林地の傾斜や作業システム、それに応じて骨格となる林道と森林作業道を適切に組み合わせるとともに、御指摘のとおり、災害等の激甚化等を踏まえ、その強靱化や長寿命化を図ることとしております。

こうした取組をしているんですけど、例えば直近五年間の整備量を見ますと、林道が年間約五百キロメートル、それに対して森林作業道が年間約一万四千キロメートルと、やはり基本計画に位置付ける路網整備の目安に対して、相対的にコストの低い森林作業道の整備は先行しているんですけど、骨格となる林道の整備が遅れている実態だというふうに考えております。

こうしたことから、農林水産省としましては、骨格となる林道整備を進めるため、最近は、例えば災害時に代替路にもなる山村強靱化林道、こういったメニューを新たに設けまして、こういったものを補助対象とし機能強化も併せて進めていくとともに、例えば林業専用道もいろんな要件があるんですけど、花粉症対策の一環で杉人工林伐採重点区域、こういったところにおいては林業専用道の要件を緩和して、より造りやすく、開設しやすいような拡充をしたり、そういった取組をしているところでございます。

また、今般の改正法案におきましても、集約化構想の中で林道の整備を位置付けることにしておりますし、そういったものに対して、市町村は都道府県に対して、地域森林計画に記載することによって円滑な支援ができるような、こんな特例も設けているところでございます。

いずれにしても、林道、森林作業道、共に重要な生産基盤でありますので、引き続き路網整備に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

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