いつか私のような立場になったら多分お分かりになると思いますが、余り事は荒立てない方がいいと、平たく言うとですね。
しかし、こんなことを言われて、例えば財政支援の多寡に懸かっている、財政支援がなければ農業がやれないのかと言ったら、そんなことはないですよ。そんなことはないですよ。国からの支援なんか要らないと、自分の知恵と工夫だけで俺はやってみせるといった農業者に私はたくさん会いました。補助金なんか江藤さん要らないよって、そんなものなくたってやっていけるというような農業者もいましたよ。しかし、何かが変わる、何かに挑戦する、そういうときには、いわゆる国が一回背中を押してあげないと、一歩前に踏み出すときには、その決断するときに、最初の一歩、二歩、三歩、四歩、五歩ぐらいまではしっかり応援してあげないと、思いはあっても、意気込みはあってもそこに飛び込めない人もたくさんいますよ。
そして、最終的にやはりこの御意見の中で根本的に私の考え方と合わないのは、農業者のためにお金を入れているんではなくて、食料を生産し、農地を守り、そして農業者の方々が頑張っているのは、これは国家国民のためであって、農業という産業を守るためにお金を下さいと言っているんではないんですよ。農業を守ることが国を守ることにつながる、まさにもう言い古されましたけど、国の基であると。本当に、じゃ、農業のない日本を想像してくださいと。九九%の物資が船便で輸入されるこの日本、もしシーレーンが封鎖されたら、そしたら燃料だけじゃないですよ、もう食べ物も入ってこないわけですから、そのときに、農地もない、農業者もいない、技術もない、どうするんだと。この国が将来にわたって存続するためには、農業振興というのは国の政策の柱であるべきだということを私は強く思っています。
ですから、農業が財政支援によって何とかやっていける部分はあるかもしれませんが、これは国家のためであるという視点は決して忘れてはならないというふうに思っております。
31羽羽田次郎(立憲)
本当に農林水産大臣経験者が多い内閣であり自民党の執行部なんだなというふうに私も感じておりましたが、そうであるからこそ、今まさにこの予算案も審議中なので、これから、参議院の方でまたもしかしたら修正される、そして衆議院で再可決されるというような状況にもございますので、ここで一声江藤大臣が出して、獲得していただけたらなというような思いもありますが、余りこれを申し上げても申し訳ないとは思いますので。
次、これもやはり大臣にとっては引っかかる問題だと思いますが、昨年の十一月二十九日に財務省財政制度審議会は、令和七年度予算の編成等に関する建議を財務大臣に提出されま…
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江藤拓(自民)農林水産大臣
大変スケールの大きい御質問で、農業構造の、現在の農業構造にどこに問題があるのか。それは、やはりなかなか若い人たちに選択していただけない。私の地元でも、結構もうかっている、例えば施設園芸なんかはもうかっているんですよ。もうかっていてもやりたくない。もうからないからやらないんだったらまだ救いがあるんですけれども、もうかるのは分かっているけどやりたくないと。やはり、それから、女性の話を聞くと、どうしても一回は東京か大阪に出たい。宮崎は大好きだけど、どうしても一度は都会に出たい。で、都会に出ると、そこでいい人と出会って結婚して、それはいいことなんですが、帰ってこ…
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33羽羽田次郎(立憲)
しっかりした御答弁ありがとうございました。
ただ、女性は一度は都会に出たいというお話ありましたけど、まあ男性もそれは同じような思いがあるでしょうし、当然宮崎にも我が信州にもいい男性も女性もいるんで、観光で出ていくけど、わざわざ二年、三年住むというふうに思う方がそんなに多いのかなという気もしないでもないんですが。
確かに東京に人口が一極集中しているので、大臣がおっしゃる意味も分からないではないと思いますし、また本当に三十万人になったらというお話ありましたし、当然、これから増えていくというよりは、何とか歯止めを掛けなければいけませんけど、多少減っていく中…
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- (上の発言)
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江藤拓(自民)農林水産大臣
いつか私のような立場になったら多分お分かりになると思いますが、余り事は荒立てない方がいいと、平たく言うとですね。
しかし、こんなことを言われて、例えば財政支援の多寡に懸かっている、財政支援がなければ農業がやれないのかと言ったら、そんなことはないですよ。そんなことはないですよ。国からの支援なんか要らないと、自分の知恵と工夫だけで俺はやってみせるといった農業者に私はたくさん会いました。補助金なんか江藤さん要らないよって、そんなものなくたってやっていけるというような農業者もいましたよ。しかし、何かが変わる、何かに挑戦する、そういうときには、いわゆる国が一回背中を押してあげないと、一歩前に踏み出すときには、その決断するときに、最初の一歩、二歩、三歩、四歩、五歩ぐらいまではしっかり応援してあげないと、思いはあっても、意気込みはあってもそこに飛び込めない人もたくさんいますよ。
そして、最終的にやはりこの御意見の中で根本的に私の考え方と合わないのは、農業者のためにお金を入れているんではなくて、食料を生産し、農地を守り、そして農業者の方々が頑張っているのは、これは国家国民のためであって、農業という産業を守るためにお金を下さいと言っているんではないんですよ。農業を守ることが国を守ることにつながる、まさにもう言い古されましたけど、国の基であると。本当に、じゃ、農業のない日本を想像してくださいと。九九%の物資が船便で輸入されるこの日本、もしシーレーンが封鎖されたら、そしたら燃料だけじゃないですよ、もう食べ物も入ってこないわけですから、そのときに、農地もない、農業者もいない、技術もない、どうするんだと。この国が将来にわたって存続するためには、農業振興というのは国の政策の柱であるべきだということを私は強く思っています。
ですから、農業が財政支援によって何とかやっていける部分はあるかもしれませんが、これは国家のためであるという視点は決して忘れてはならないというふうに思っております。
35羽羽田次郎(立憲)
非常に奥の深いというか、まさにそのとおりだなというような、これやっぱり農業に携わっている人がお聞きになったらいい大臣だなというふうに思うんじゃないかなという気が私は、まあ持ち上げたらいけないですね、済みません。
いや、本当に、そうですね、将来そうして引退されたときのお話もされたとおりで、やはり多様な農業経営体というのもしっかりと支えていかなければならないという大臣の思いもこうした答弁にも詰まっているのかなというふうに思いますが、ただ、本当に農業に限らずほかの、自動車にしろ、当時はですね、あと、今は半導体なんかはもう本当に国の支援たっぷり入っているわけで…
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36山山口靖農林水産省大臣官房総括審議官
お答え申し上げます。
食料自給率は、食料、農業の実態を測定するための指標でありまして、国内消費に占めます国内生産の割合を示すものでございますが、これまで国民の生活と健康の維持に必要な食料供給の実態が反映されるカロリーベースの自給率と高品質な農産物を生み出すという我が国の農林水産業の強みがより適切に反映される生産額ベースの自給率とが設定されてきたところでございます。
この自給率の指標ですが、これからの自給率を向上させて食料安全保障を確保するためには、改正基本法にも明記されておりますように、農業生産基盤等の食料の供給能力が確保されていることが重要でありま…
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37羽羽田次郎(立憲)
お米はお米でしっかりと作り続けることも重要だと思いますし、その点にも少し関わりますが、この建議の中で飼料用米についても取り上げられております。食料自給率の観点からも、非効率な飼料用米の交付単価の引下げ、交付対象からの除外の必要性を挙げております。言うまでもなく、飼料用米は、耕畜連携の観点からも水田の更なる利活用の観点からも大変重要じゃないかというふうに私は思っております。そもそも、国産飼料の増産を図ることは、食料自給率、そして食料安全保障の確立のためには欠かせません。これまで飼料用米に取り組んでいらした農家の御努力をほごにするわけにもいかないというふうに…
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