尾原知明消費者庁審議官

2025年3月25日・第217回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 85 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 117 発言)

お答え申し上げます。

委員御指摘のとおり、全国の消費生活相談員の年齢構成は六十歳代以上が五割を超えております。高齢化が進んでおり、全国的な人手不足の中、相談員の担い手確保は重要な課題となっております。また、人材確保のためには、消費生活相談体制を支える消費者行政の専門職として適切に処遇することが重要であると考えております。

このため、消費者庁では相談員を養成するための講座の実施等を行ってきております。来年度からは本事業の更なる充実を図ることとしております。若年層を含め相談員の担い手を掘り起こして、相談員という職のPR等について都道府県と連携して実施する方式を検討しているところでございます。

また、処遇改善につきましては、消費者庁として、消費生活相談員の職を法的に位置付ける等の環境整備とともに、地方公共団体の首長さんに対して、いわゆる雇い止め解消を含め、相談員の専門性に配慮した任用と処遇をガイドラインや通知等を通じて働きかけることなどを行ってきております。こうした中、相談員さんの時給換算での平均報酬額ですけれども、平成二十三年の千五百円から令和六年には時給換算で二千七十一円と、三八・一%増加をしております。

引き続き、相談員の適切な処遇を地方公共団体へ働きかけるとともに、地方消費者行政強化交付金を活用し、地方公共団体による担い手の確保及び相談員の処遇や働く環境の更なる改善等に取り組んでまいります。

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