到底納得のできない答弁なんですけれども、時間がないので次の質問に入りますが。
今、政策金利は〇・五%で、先日、つい先日発表された東京都区部の消費者物価指数、前年同期比、同月比三・六%、実質マイナス金利三・一%ですよ。
私、長い間マーケットにいますけれども、実質金利がマイナスになったというのはほとんどなかった。一九八五年から二〇〇〇年まで銀行員としてマーケットにいましたけど、そのときに実質的な、実質金利がマイナスになったというのは、私の覚えている限り、九七年の大変なとき。あの橋本総理が財政構造改革法案を出して、第二条に財政は危機的状況であると書いてあったやつ、それを出したときが九七年。要するに、山一証券とか北海道拓殖銀行とか三洋証券が潰れたあのときだけは確かに実質マイナス金利だと思うんですが、ほとんどなかったと思うんですよね。で、現在、物すごい大きい実質マイナス金利ですよ。
これ、ちょっと質問、もうちょっと時間がないんで省きますけれども、そんなに日本の状況が、景気が悪いのか、それから、これだけ物価上昇していてもそんなにマイナス金利を、実質マイナス金利をキープする必要があるのかと極めて疑問に思うんですが、それに関して、二〇二三年の九月の日本金融学会で、植田総裁は、収益や資本の減少が懸念される下で、日本銀行はこれからこれを回避するように政策運営を行うのではないかという指摘も耳にしますと御自身でおっしゃっているわけですよ。
要するに、日銀の財務が悪くなるがゆえに、それを危惧して日銀は金利を上げられないんではないかと、まさにそういう状態じゃないかと私は思うんですが、いかがですか。
63植植田和男日本銀行総裁
これは、まとめますと、おっしゃるように、収益は、金利を上げていく過程で、あるいはバランスシートを縮小し金利を上げていく過程で一旦下押しされます。ただし、その後収益が回復していくメカニズムがあるため、全体を通じて見れば、信頼を逸するということにはならないというふうに考えております。
具体的には、政策金利が上がってバランスシートが縮小する局面では、委員おっしゃいましたように、当座預金に対する付利金利の引上げが起こりますので、超過準備に対する支払利息の増加から収益は下押しされます。
ただ、その後は超過準備がだんだん減少していくということで支払利息が減少する…
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64藤藤巻健史(維新)
かなり無理な答弁だと思うんですけれども。
幾つかありましたね。その幾つか申しますと、前回、前々回だったかな、四月の財政金融委員会で、私が今年中に満期になる国債は幾らあるかと、五十八兆円という答弁を日銀からいただいたんですけれども、今保有している国債というのはほとんどが長期国債ですよ。長期国債、固定金利ですから、十年なら十年、満期が来ないと新しい利率に変わらないわけで、五十八兆しか変わらないという、満期しか来ないということは、五十八兆円分だけ新しい金利に変わるわけですよ。〇・五%上がったとして、五十八兆円分の〇・五%、二千九百億円ぽっちですよ。二千九百億…
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65植植田和男日本銀行総裁
委員が今御指摘されたようなメカニズムと、日銀の収益に対してマイナスに働くようなメカニズムも一応全て織り込んで、先ほど申し上げましたような、昨年十二月に公表した試算は、試算結果を公表しております。
そこによりますと、収益、例えば付利金利のマイナスと資産サイドで長期国債保有で稼ぐ金利、ここが逆ざやになるという期間はしばらく続きます。ただ、数年後、それはケースによって短かったり長かったりしますが、収益は回復に転じ、その間に減った自己資本も徐々に回復していくという姿がシミュレーションでは描かれております。
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- (上の発言)
66藤藤巻健史(維新)
到底納得のできない答弁なんですけれども、時間がないので次の質問に入りますが。
今、政策金利は〇・五%で、先日、つい先日発表された東京都区部の消費者物価指数、前年同期比、同月比三・六%、実質マイナス金利三・一%ですよ。
私、長い間マーケットにいますけれども、実質金利がマイナスになったというのはほとんどなかった。一九八五年から二〇〇〇年まで銀行員としてマーケットにいましたけど、そのときに実質的な、実質金利がマイナスになったというのは、私の覚えている限り、九七年の大変なとき。あの橋本総理が財政構造改革法案を出して、第二条に財政は危機的状況であると書いてあったやつ、それを出したときが九七年。要するに、山一証券とか北海道拓殖銀行とか三洋証券が潰れたあのときだけは確かに実質マイナス金利だと思うんですが、ほとんどなかったと思うんですよね。で、現在、物すごい大きい実質マイナス金利ですよ。
これ、ちょっと質問、もうちょっと時間がないんで省きますけれども、そんなに日本の状況が、景気が悪いのか、それから、これだけ物価上昇していてもそんなにマイナス金利を、実質マイナス金利をキープする必要があるのかと極めて疑問に思うんですが、それに関して、二〇二三年の九月の日本金融学会で、植田総裁は、収益や資本の減少が懸念される下で、日本銀行はこれからこれを回避するように政策運営を行うのではないかという指摘も耳にしますと御自身でおっしゃっているわけですよ。
要するに、日銀の財務が悪くなるがゆえに、それを危惧して日銀は金利を上げられないんではないかと、まさにそういう状態じゃないかと私は思うんですが、いかがですか。
67植植田和男日本銀行総裁
これは何回かお答えしておりますが、私ども、金融政策はあくまで物価安定のために行っているものでありまして、私どもの財務への配慮のために必要な政策の遂行が妨げられる、あるいは変わった政策をするということはございません。
足下の状況で申し上げれば、基調的な物価上昇率が足踏みしつつもだんだんと二%に収束していくという私どもの中心的な見通しが実現していくとしましたならば、経済・物価情勢の改善度合いに応じて引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和度合いを調整していくという基本的な考え方であります。
ただ、先ほど御議論がありましたように、不確実性が極めて高い状況であり…
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三宅伸吾(自民)
時間が来ております。
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69藤藤巻健史(維新)
時間がないので終わりますけれども、異次元のばらまきと異次元の量的緩和という財政ファイナンスで日銀が極めて厳しい状況に陥っていると思うんですよね。
私自身は出口がないのかなと思っているんですが、きちんと反省し、記録を残して、二度と未来の世代が同じような苦しみを味わわないように、きちんと記録だけは残しておいていただきたいと思います。
終わります。
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