個々について、個人情報ということで開示できない契約になっているかは、ちょっと後で答弁していただければと思います。
その上で、日本政策投資銀行の特定投資業務等に関しては、法律上の政策目的を踏まえた業務の取組状況について御理解をいただくことが非常に大事でありますから、関連する情報を可能な限り開示し、透明性を確保することは重要であります。
日本政策投資銀行においても、先ほどありましたように、投融資決定を行った二百三十六件全件について、投融資先の個社名、事業概要を公表しているところでございますが、個別の投融資額については、経営上機微な情報ということで日本政策投資銀行と事業者間との間で守秘義務契約が結ばれております。既に契約を結んだ案件については、これはなかなか難しいんじゃないかと、今後どうするかという問いだというふうに思います。
他の官民ファンドと異なって、金融機関として特定投資業務以外の出融資業務併せて行っている政策投資銀行において、これまで事業者等との間で信頼関係を築いてきているわけでありますが、そうした下において、より透明性を高めるためにどういう対応ができるのか、出融資を必要としている事業者等の意向又は事業者等と政策投資銀行との信頼関係に与える影響も踏まえながら、どういった工夫の仕方があるかどうか、これを考えていく必要があるというふうに認識をしており、まずは政策投資銀行においてより透明性を高めるための具体的な開示方法について検討をしていただき、その状況を財務省としてはよく注視していきたいというふうに考えております。
65
堂込麻紀子(国民)
ありがとうございます。
確認させていただきました。予算に対してDBJも受け身ではなく関わりながら、プロセスに関わっているというところの確認ができましたので、ありがとうございます。
続きまして、近年の特定投資業務の実績についてお伺いできればというふうに思いますが、二〇一五年の特定投資業務開始以降、投資決定実績は、二〇一八年までに七百億円超から一千億円超まで増加、二〇一九年には一気に三千五百億円超に達しているというところですが、二〇二〇年、二千百億円超に減少し、以降は、六百億円超から一千百億円超の間で低迷しているというところです。
コロナ禍の影響がある…
この発言のページ
66地地下誠二株式会社日本政策投資銀行代表取締役社長
お答えいたします。
委員御指摘のとおり、二〇一五年に関して、十年間で累計一兆二千数百億なので、単純平均だと年間一千億になります。ただ、二〇一九年がぽおんと出ましたのは、これは半導体で大規模工場建設というものがありましたので、かなり千億単位の部分が増えたという、そこが著しく三千五百億に行った主因でございます。
翌年はコロナの影響という御指摘ですが、実はそのとおりで、二〇二〇年、ちょうどコロナ危機で資金繰りが大変なんだけれども、やっぱり成長投資をしなきゃいけないという向けに新型コロナリバイバルファンドという特別なファンドを形成しまして、そこでぐっと実績が…
この発言のページ
67
堂込麻紀子(国民)
ありがとうございます。そうですね。
続いての質問にさせていただければというふうに思いますが、特定投資業務の投資先の企業名の公表という部分についてです。
柴議員からも質問あったと思いますけれども、五年前の本委員会の附帯決議においては、国民への説明責任を果たすという観点から、特定投資業務の個別案件における投資状況を含め、同業務に係る情報の公開をより一層推進することと指摘されております。
一方、特定投資業務の投資先の企業名については日本政策投資銀行のリリースにおいて公表されておりますけれども、その投資額については一律に非公表という状況が依然として続いてい…
この発言のページ
- (上の発言)
68
加藤勝信(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
個々について、個人情報ということで開示できない契約になっているかは、ちょっと後で答弁していただければと思います。
その上で、日本政策投資銀行の特定投資業務等に関しては、法律上の政策目的を踏まえた業務の取組状況について御理解をいただくことが非常に大事でありますから、関連する情報を可能な限り開示し、透明性を確保することは重要であります。
日本政策投資銀行においても、先ほどありましたように、投融資決定を行った二百三十六件全件について、投融資先の個社名、事業概要を公表しているところでございますが、個別の投融資額については、経営上機微な情報ということで日本政策投資銀行と事業者間との間で守秘義務契約が結ばれております。既に契約を結んだ案件については、これはなかなか難しいんじゃないかと、今後どうするかという問いだというふうに思います。
他の官民ファンドと異なって、金融機関として特定投資業務以外の出融資業務併せて行っている政策投資銀行において、これまで事業者等との間で信頼関係を築いてきているわけでありますが、そうした下において、より透明性を高めるためにどういう対応ができるのか、出融資を必要としている事業者等の意向又は事業者等と政策投資銀行との信頼関係に与える影響も踏まえながら、どういった工夫の仕方があるかどうか、これを考えていく必要があるというふうに認識をしており、まずは政策投資銀行においてより透明性を高めるための具体的な開示方法について検討をしていただき、その状況を財務省としてはよく注視していきたいというふうに考えております。
69
堂込麻紀子(国民)
ありがとうございます。
そうですね、守秘義務についてはもちろん信頼関係の下というところもございますし、先ほどもありましたその企業の様々なリスクを、何でしょう、避けるという意味からも公開されていないというところもあるかと思いますけれども、あえて呼び水効果というところを増やすのであれば、DBJが投資している、投融資しているということを発表していただいた方が、このぐらいの額が出ているというふうに見えた方が更に呼び水が生めるのではないかという考えの下、質問させていただいております。ありがとうございます。
次の質問に移らせていただきたいと思いますが、特定投資業…
この発言のページ
70地地下誠二株式会社日本政策投資銀行代表取締役社長
お答えいたします。
まず、一点ちょっと、先ほどの答弁の修正ですけれども、二〇二〇年度投融資額、二千五百と口が滑ったんですが、正確には二千百四十三億でございます。まず修正させてください。
それと、先生御指摘の、地域のグローバルできらっと光る案件でいいますと、実行済みの案件ですと、エアロエッジという飛行機のエンジンのブレードを造っている会社がございます。これは元は栃木県の中小企業で、菊地歯車という会社がありまして、たしか一九四〇年ぐらい創業の、ずっと歯車を造っていた会社なんですが、その高度な切削技術で、フランスのサフラン社、これはエアバスとかのエンジンを…
この発言のページ
71
堂込麻紀子(国民)
ありがとうございます。
栃木、また青森の事例ありました。茨城県にはまだないということですけれども、私出身の茨城にはまだないといったところですが、これからの五年間で地域の埋もれてしまっているポテンシャルを是非発掘していただくというところにより注力をいただきたいなというふうに思っております。
最後の質問です。
地域でのノウハウや投資人材の不足の解消についてお伺いできればというふうに思います。
地域金融機関におけるノウハウや投資人材の不足について、五年前の法改正時でも課題として指摘されております。特定投資業務が開始されてから十年間で、実は余り状況が変わ…
この発言のページ