この国際開発機関、国際開発金融機関を通じた多国間での支援は、国際開発金融機関が持っている保健や防災、インフラなどの各セクターに関する専門的な知見を有する豊富な人材、またトリプルAの格付とその信用力の高さを背景とした民間資金を動員する呼び水効果、さらには支援対象国の現地事務所を通じた途上国政府や民間企業を含む幅広いネットワーク、こういった強みを活用することで、途上国が直面する諸課題を効果的に解決できるという意義があると考えておりますし、先ほど申し上げた、場合によっては二国間を、それをうまく効果的に組み合わせるということもあるということでございます。
その中でもIDAは、所得水準が特に低い途上国に対し超長期、低利の融資や贈与を行うことで、インフラ整備や保健、教育等の社会セクター支援を行い、低所得国の開発課題に対応してきているところであります。
例えば、IDA二十次増資においては、パンデミックを含む保健危機への備え、防止、対応能力の強化、防災の主流化、債務の透明性の向上などをその重点分野に据え、各国の支援ニーズを踏まえて、重点分野に沿ったプロジェクトの実施を支援してまいりました。
この結果、二〇二三年段階での中間評価では、例えば新型コロナワクチン接種については二億一千二百万回の実施がなされたこと、また保健、栄養等の分野においては約八千七百万人がIDAによるそうしたサービスの恩恵を受けていること、また防災では四十八か国が国家の優先事項にそれを制定していること、また債務の透明性からは三十五か国が公的債務に関する年次報告書を公表するなど、短い期間ではありますが、大きな成果を上げているものと認識をしておりますし、また、そうしたことを通じて、所得の低い国に住んでおられる特に貧しい人々の方の生活の改善には大きく貢献したものと認識をしております。
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堂込麻紀子(国民)
ありがとうございます。
財政大臣にも質問用意していましたので、また、今回、国際機関に追加出資行いますけれども、どのような形で日本の国益につながるのかというところ、追加出資を行う意義、効果について伺えればというふうに思います。
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加藤勝信(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
まず一つは、主要ドナーとして貢献を行うことで、途上国が直面する諸課題の解決に努め、国際社会で果たすべき役割を担うと、その役割を果たしていくということであります。
所得水準が特に低い開発途上国に対する世界最大規模の支援機関であるIDAへの今回の支援では、国際保健や防災など日本が重視する開発課題をその重点政策に据えることで国際的に推進をしていくということ、また、IDAへの貢献を通じ、世界銀行グループ内での日本の存在感を高めることができる、こういった意義もあると考えております。
また、IICへの今回の支援は、これ先ほど申し上げましたけれども、消費需要の拡大…
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堂込麻紀子(国民)
ありがとうございます。
IDA、IICが、先ほど御説明いただきましたが、そもそも使命、目的が違うということもありますので、今回のようにこれを一緒に議論するというところに私自身は問題提起をさせていただきまして、次の質問にさせていただきたいと思います。
二国間ではなくIDAを通じたマルチでの支援を行う意義について伺えればと思います。
IDA、これの出資に高く貢献をすることで、日本がしっかりと援助のリーダーシップを取ってこの姿勢を示すというところは、国際的なメッセージを発信する上でも重要であるというふうに考えています。我が国財政が厳しい状況の中にあるとい…
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- (上の発言)
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加藤勝信(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
この国際開発機関、国際開発金融機関を通じた多国間での支援は、国際開発金融機関が持っている保健や防災、インフラなどの各セクターに関する専門的な知見を有する豊富な人材、またトリプルAの格付とその信用力の高さを背景とした民間資金を動員する呼び水効果、さらには支援対象国の現地事務所を通じた途上国政府や民間企業を含む幅広いネットワーク、こういった強みを活用することで、途上国が直面する諸課題を効果的に解決できるという意義があると考えておりますし、先ほど申し上げた、場合によっては二国間を、それをうまく効果的に組み合わせるということもあるということでございます。
その中でもIDAは、所得水準が特に低い途上国に対し超長期、低利の融資や贈与を行うことで、インフラ整備や保健、教育等の社会セクター支援を行い、低所得国の開発課題に対応してきているところであります。
例えば、IDA二十次増資においては、パンデミックを含む保健危機への備え、防止、対応能力の強化、防災の主流化、債務の透明性の向上などをその重点分野に据え、各国の支援ニーズを踏まえて、重点分野に沿ったプロジェクトの実施を支援してまいりました。
この結果、二〇二三年段階での中間評価では、例えば新型コロナワクチン接種については二億一千二百万回の実施がなされたこと、また保健、栄養等の分野においては約八千七百万人がIDAによるそうしたサービスの恩恵を受けていること、また防災では四十八か国が国家の優先事項にそれを制定していること、また債務の透明性からは三十五か国が公的債務に関する年次報告書を公表するなど、短い期間ではありますが、大きな成果を上げているものと認識をしておりますし、また、そうしたことを通じて、所得の低い国に住んでおられる特に貧しい人々の方の生活の改善には大きく貢献したものと認識をしております。
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堂込麻紀子(国民)
ありがとうございます。
先ほど、IDAの貢献シェア度について触れておる部分もありますけれども、そのシェア、どのように決まるのかというところは先ほどお伺いできたところもありますので、それに併せて、今回の貢献シェア、IDAの貢献シェアに係る最近の推移とその背景について伺えればというふうに思いますけれども。
他の主要国の貢献シェア、この推移を見ると、IDA20においてこれまで貢献シェアでイギリスが順位を落とし、今回また、IDAの21においてはシェアをまた伸ばすといったようなことが見られています。
アメリカ、またイギリス、中国、こういったところの主要国に係…
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54土土谷晃浩財務省国際局長
お答え申し上げます。
主要国の貢献シェアの推移についてでございますが、米国につきましては、前回の一四・一%から今回一五・一%まで増加させるプレッジを行いましたが、先ほど申し上げたとおり、IDAを含む国際機関への拠出についてレビュー中と承知してございます。英国については前回の七・九%から今回九・五%に増加、中国は前回の五・三%から今回五・七%に増加となっております。これら、先ほど説明をいたしましたが、それぞれの国の判断で行っておるものでありますので、その増資の都度多少変動すると、そういう姿になっているところであります。
他国の貢献シェアの増減についての…
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堂込麻紀子(国民)
ありがとうございます。
コロナ禍もありましたので、そういった世界的な情勢が様々変化する中でありますけれども、日本として世界への貢献というところはすごく重要な位置付けでもあると思いますので、今後も注視させていただきたいというふうに思っています。
改めて、このIDA、このPDCAサイクルの状況を伺えればというふうに思います。いかに効果的に出資をして、それから効果検証されているかというところはすごく重要になってきますし、我々国民自身もそこに重点を置いて見ていきたいというふうに思っておりますが、十分な効果が得られている評価する施策、今までの施策と、評価が出て…
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