大門実紀史 (日本共産党)

2025年3月13日・第217回国会 参議院 国土交通委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 194 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 210 発言)

これは整備地域ですね、この問題点はまた次回詳しくやりたいんですけど、要するに、この都市再生緊急整備地域に指定されますと、今お話あったとおり、容積率の大幅な緩和、つまりぼおんと高いのを建てられるんですね。あと、金融支援や税制の支援まで受けられると。優遇されるわけですね。これはもうディベロッパーは、この制度使って建てたがりますよね、再開発したがりますよね、大きいの建てたくなりますよね。それで、むしろこの緊急都市整備地域がそういうさっき言った高額の高層マンション建てることをずっと支援しているということなんですね。

その中身の問題点はまた、それそのものでもかなりありますので次回にしますが、この問題を取り上げている、私が取り上げなきゃと思った大きな問題意識に、大臣さっきちょっと言われましたけど、こんな大きな高層のをどんどんどんどん中心部に建てて、今はいいですよ、いいですというか、地権者はちゃんと権利保障されるし、ディベロッパーはもうかるしと、何かいいもの、すごいきれいなもの建ったなとみんな思うと。これ、五十年後、恐らく百年もたないと思うんですけど、五十年後ぐらいになると、これやっぱり建て替えしなきゃいけないと。老朽化してくるという問題は必ず今後来ますよね。そのときに、今でもマンションの区分所有で建て替えが大変にやりにくい、なかなか合意が得られないと、こういう四苦八苦するわけですね。このタワーマンションというのはもっと区分所有関係が複雑で、たくさんの人が、権利関係が複雑に絡み合っております。

これ、五十年後に建て替えられるのかと、そういう合意が得られるのかということが既に専門家から指摘されていて、神戸市ではもうそれを見越して、さすがですね、何十年後を見通して三宮の中心部にはもう建てないと。建てちゃって、五十年後に三宮の中心部にもう廃墟みたいな、もう建て替えも何も利かないものが建つと大変なことになるので、もう今からそういうものを規制しようということが始まるぐらい、ちょっと将来が心配なものの建て方なんですよね。

私は、それが結論として一番この問題を取り上げている、心配なんです、こんなものどんどん造っていいのかという不安なんですけど。そういうちょっと大きな将来的なことを踏まえて、大臣、この問題いかが捉えておられますか。

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