間隆一郎厚生労働省年金局長

2025年5月22日・第217回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 124 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 207 発言)

お答えいたします。

社会保障審議会年金部会では、制度改正の大きな方向性について御議論いただいておりました。その中で、基礎年金のマクロ経済スライドの早期終了につきましては、賛成する意見をいただいた一方で、先ほど委員から御紹介のありましたその回におきましても、積立金と拠出金の関係が分かりにくいので、一般の厚生年金の被保険者について伝わるのかと、説明しにくいといった趣旨の御発言や、また、ほかに基礎年金を上げる手段がある、これは四十五年化とか適用拡大のことをおっしゃっていたというふうに認識しておりますけれども、そういうことから、今回の改正では行わずに次期財政検証の結果を踏まえて考えるべきといったような御意見もあったところでございます。

その上で、昨年の末に取りまとめた議論の整理では、基礎年金のマクロ経済スライドの早期終了について、結果として部会としての意見はまとまりませんでした。一致までは残念ながら至らなかったということでございます。その意味で、そういう中で、将来の基礎年金水準の確保に向け、経済が好調に推移しない場合に発動され得る備えとしての位置付けの下、更に検討を深めるべきとされたところであります。これは要するに、過去三十年投影ケースを中心に議論してきたということですが、成長型経済移行ケースによっては給付水準はそれ下がらないと、余り下がらないといったようなことも含めて、全体としてこういうまとめがなされたということでございます。

こうした議論の経過も踏まえまして、経済が好転するかどうかを見極めるため、次期財政検証の結果により基礎年金のマクロ経済スライドの早期終了の実施の判断を行うことを政府として検討したものでございます。

前後のやりとり

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