小池淳義Rapidus株式会社代表取締役社長兼CEO

2025年4月17日・第217回国会 参議院 経済産業委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 32 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 221 発言)

古賀先生、ありがとうございます。

今まさに黒田先生がダイバーシティーのお話をしていただきましたけれども、私も全く同じ考え方を持っております。

ちょっと違った視点でいいますと、例えば、女性は我々もどんどん増やそうと思って頑張っているわけですが、違った観点から見ますと、一つは、やっぱり自分の人生を決めるのはいつなのかという形だと思うんですね。皆さんもそうだと思いますけれども、私も幼稚園のときに大工になろうと思っていました。ですから、もちろん大学で自分の将来を決めるということも当然あると思うんですが、もっと早い時期に自分の興味であるとか自分の向かうべき方向性を考え始めているんだと思います。

問題は、そういう機会が与えられるかどうかだと思うんですね。ですから、先ほど北海道の小学生にいろんな半導体の応用であるとかすばらしさを伝えるということをお話しいたしました。ですから、是非とも国の方々には、我々も民間も頑張りますので、若いときからそういういろんな興味を持てるような機会を与えると、こういうことは極めて大事だというふうに考えております。

そしてまた、反面は、多くの大企業が実はドクターの比率が非常に少ないんです。私も会社に入ってからドクターを取ったんですが、やはり一生、生涯勉強ですから、いつになったって構わないんですけれども、やっぱり深く学んだドクターを入れることは極めて重要だと思っています。

御存じのように、アメリカの企業は、ドクターといいますと、かなり高額のいわゆるサラリーで採用いたします。ところが、日本の場合は残念ながら、ドクターを採る、いわゆるマスターが終わって、残りの三年分のマスターの人と同じような値段で採るんですね。これではモチベーションは全然働きません。

ですから、やっぱりドクターの人に、やっぱり優れたドクターも日本の教育界はつくっていただく、そして、企業側も優秀なドクターをどんどん採って、そしてますます発展させていくという、こういう二面が必要だと思います。

やはり、こういった形から見ますと、その人材育成という観点においては幅広く、ダイバーシティーという意味においてもそうですし、若い頃からそういう夢を与えること、そしてドクターまで、あるいは皆様方も当然ドクターをこれから取ったって全然、もう何人かの方はドクターを取っている方もいられると思いますが、取っても構わないと思いますから、広い意味でやっぱりレベルを上げて、視野を広げて、世の中に貢献できるような知識をどんどん吸収していくということが極めて大事だと考えております。

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