僕の方からはもうちょっと、結構突っ込んだようなお話をさせていただきます。
必要な人材というのは、もちろん先ほどの二人の参考人がおっしゃった女性の方ですとかドクターを取った方ってもちろん重要だと思いますけれども、私の方からちょっと意識のところで、こういう人材を欲しいというところで、ステージを変えてしまうような発想ができる人というのが必要かなと思います。
ステージというのは、まさに今、研究のある土壌みたいな話ですね。今、人工知能という世界においてニューラルネットワークというものをみんな使って研究している、生成AIというものを使って、チャットGPTの基盤技術となっているものを使ってみんな研究しているという、もうみんなが立っているような研究の地盤があるわけで、これをステージというんですけれども、これをそもそも変えてしまうような発想ができる人というのは非常に重要かと思います。
先ほど、長峯先生の質問に対して、私の方から、日本にも勝ち目はあるかもしれないとお話ししましたけれども、確率としてそんなに高いかというと、正直自信はないというところです。五分五分あるかどうかという話だと思います。
一番、じゃ、勝てるところは何かというと、そもそも現在のパラダイムを変えてしまうことだと思います。そして、これ既に実例があります。オープンAIですね。オープンAIはチャットGPTというものを生み出したわけですけれども、あれは、少し汚い言い方になりますけれども、研究者にとってみれば狂気のやり方です。あれは普通の研究者の発想では出てこなかったようなものだと思います。
なぜかというと、チャットGPT、現在の生成AIの仕組みというのは、理論上は単なる穴埋め問題を連続でやっているだけなんですね。ニューラルネットワークは、単語の次の単語、次の単語を予測するという穴埋め問題、非常にうまいAIというのが現在の生成AIということになりますけれども、これは最終的にうまくいくんだと、これが人間のようにしゃべれるようになるんだと確信を持っていた研究者は、二〇一七、一八年頃のこの生成AIの基盤技術が出てきた時点ではほぼいなかったと思います。そんな中で、何兆というレベルの投資をして、ああいうチャットGPTというものをつくり上げて、まさに今の生成AIブームというものを到来させた、あれは相当クレージーというか、先ほど私が冒頭で申し上げたような、ステージを変えるようなマインドを持っていた人だったんだと思います。
そして、これはディープシークの人たちも同じです。ディープシークも、彼らはもうニューラルネットワークとかそういうレベルではなくて、基盤となるその半導体、GPUの計算機自体をどういうふうに構成すればいいのかという根本的なところから見直してやっている。これは、まさにもう根本からステージを変えてしまうような発想ですね。それで、ディープシーク・ショックというものを起こして、現在の生成AIの主人公の一つとなっているわけです。
ということで、日本でもそういうことができる人材が是非欲しいと思います。冒頭でも申し上げたように、そもそも海外の研究機関がつくった現在の生成AIブームというところのステージに立っているだけでは勝てるかどうか非常に怪しいところだと思います。ですので、そもそもそこの生成AIという基盤から、AIという本当に大きな基盤はそのままかと思いますけれども、生成AIというステージ以外のステージもつくり出してしまえる、そこで日本が戦えるんじゃないかということで、ステージを変えてしまうような発想ができる、そういう勇気がある人材は欲しいと思います。
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古賀之士(立憲)
三人の参考人の方々、大変貴重なお話をありがとうございました。立憲民主・社民・無所属の古賀之士と申します。
お話を伺っていまして、国内で次世代の半導体を量産していくということは、もう成功してほしいというのはもう重々、やまやまだということをまず大前提に様々な観点からお尋ねをいたします。
まず、長峯委員からも結びの質問にございました人材の育成について、これはお話をしていただいた順番にお尋ねをしようと思っております。
まず、黒田参考人にお尋ねをいたします。
大きな面でいきますと、全国で今後四万人の半導体の人材が不足するとも言われております。この辺の現状、…
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31黒黒田忠広熊本県立大学理事長/東京大学特別教授
大変重要な御質問をいただきまして、ありがとうございます。
まず、端的に申し上げるならば、今の足りない人材を世界で取り合っている状況の中で、この同じパイの中で取り合っているのでは解決になりません。いかにこのパイを大きくするかという観点で考えたときに、幾つかポイントがありますが、ここでは一点だけまず申し上げると、やはり私は女性の活躍だと思っています。
これは、かつて東京大学に国会議員の先生方が視察に来られて、それで説明申し上げた後、ある女性議員の方から質問が出まして、何でこの集合写真に男の人ばっかり写っているんですかと言われて、あっ、なるほど、それは気が…
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32小小池淳義Rapidus株式会社代表取締役社長兼CEO
古賀先生、ありがとうございます。
今まさに黒田先生がダイバーシティーのお話をしていただきましたけれども、私も全く同じ考え方を持っております。
ちょっと違った視点でいいますと、例えば、女性は我々もどんどん増やそうと思って頑張っているわけですが、違った観点から見ますと、一つは、やっぱり自分の人生を決めるのはいつなのかという形だと思うんですね。皆さんもそうだと思いますけれども、私も幼稚園のときに大工になろうと思っていました。ですから、もちろん大学で自分の将来を決めるということも当然あると思うんですが、もっと早い時期に自分の興味であるとか自分の向かうべき方向…
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- (上の発言)
33今今井翔太株式会社GenesisAI代表取締役社長
僕の方からはもうちょっと、結構突っ込んだようなお話をさせていただきます。
必要な人材というのは、もちろん先ほどの二人の参考人がおっしゃった女性の方ですとかドクターを取った方ってもちろん重要だと思いますけれども、私の方からちょっと意識のところで、こういう人材を欲しいというところで、ステージを変えてしまうような発想ができる人というのが必要かなと思います。
ステージというのは、まさに今、研究のある土壌みたいな話ですね。今、人工知能という世界においてニューラルネットワークというものをみんな使って研究している、生成AIというものを使って、チャットGPTの基盤技術となっているものを使ってみんな研究しているという、もうみんなが立っているような研究の地盤があるわけで、これをステージというんですけれども、これをそもそも変えてしまうような発想ができる人というのは非常に重要かと思います。
先ほど、長峯先生の質問に対して、私の方から、日本にも勝ち目はあるかもしれないとお話ししましたけれども、確率としてそんなに高いかというと、正直自信はないというところです。五分五分あるかどうかという話だと思います。
一番、じゃ、勝てるところは何かというと、そもそも現在のパラダイムを変えてしまうことだと思います。そして、これ既に実例があります。オープンAIですね。オープンAIはチャットGPTというものを生み出したわけですけれども、あれは、少し汚い言い方になりますけれども、研究者にとってみれば狂気のやり方です。あれは普通の研究者の発想では出てこなかったようなものだと思います。
なぜかというと、チャットGPT、現在の生成AIの仕組みというのは、理論上は単なる穴埋め問題を連続でやっているだけなんですね。ニューラルネットワークは、単語の次の単語、次の単語を予測するという穴埋め問題、非常にうまいAIというのが現在の生成AIということになりますけれども、これは最終的にうまくいくんだと、これが人間のようにしゃべれるようになるんだと確信を持っていた研究者は、二〇一七、一八年頃のこの生成AIの基盤技術が出てきた時点ではほぼいなかったと思います。そんな中で、何兆というレベルの投資をして、ああいうチャットGPTというものをつくり上げて、まさに今の生成AIブームというものを到来させた、あれは相当クレージーというか、先ほど私が冒頭で申し上げたような、ステージを変えるようなマインドを持っていた人だったんだと思います。
そして、これはディープシークの人たちも同じです。ディープシークも、彼らはもうニューラルネットワークとかそういうレベルではなくて、基盤となるその半導体、GPUの計算機自体をどういうふうに構成すればいいのかという根本的なところから見直してやっている。これは、まさにもう根本からステージを変えてしまうような発想ですね。それで、ディープシーク・ショックというものを起こして、現在の生成AIの主人公の一つとなっているわけです。
ということで、日本でもそういうことができる人材が是非欲しいと思います。冒頭でも申し上げたように、そもそも海外の研究機関がつくった現在の生成AIブームというところのステージに立っているだけでは勝てるかどうか非常に怪しいところだと思います。ですので、そもそもそこの生成AIという基盤から、AIという本当に大きな基盤はそのままかと思いますけれども、生成AIというステージ以外のステージもつくり出してしまえる、そこで日本が戦えるんじゃないかということで、ステージを変えてしまうような発想ができる、そういう勇気がある人材は欲しいと思います。
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古賀之士(立憲)
それぞれの参考人の方々、貴重な御意見をありがとうございます。
私の持ち時間があと三分になってしまいましたので、簡潔に、次は三人の方、それぞれお願いします。
今の今井参考人からお尋ねをします。
そこで、昨日の私、本会議でも申し上げました。一体、その半導体を使って、新しい半導体を使って何をしていくのか。そういう人材も育てていく必要があると。ちなみに、米国のラスベガスのCESでは、今年、ヒューマノイドロボットが大変数多く出展された。そういう、国内でどうやってそういった産業を育成していくのが大きな鍵になってくるかと思います。
では、先ほどの順番とは逆に、…
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35今今井翔太株式会社GenesisAI代表取締役社長
これは非常に難しい問題ですけれども、今回の半導体に関する法案というところで、そこと結び付けて言うと、もうハードウェアと一体になったソフトウェアを開発するレベルのことが必要かと思います。
今、我々は、ここにいらっしゃる皆さんも国民もiPhoneというものを使って、そしてその中でAIとかが動いているという状況ですけれども、そもそもそういうところから、根本から見直せるようなことが必要なのではないかと思います。実はiPhoneというのは、そんなに大きい半導体をあのiPhoneの中だけで動かせないんですね。我々研究者、非常に工夫しているんですけれども、iPhon…
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36小小池淳義Rapidus株式会社代表取締役社長兼CEO
古賀先生、ありがとうございます。
これは私も非常に重要なテーマだと思っております。先ほど私が三つの方針で進めてと言いましたけれども、やっぱり最終製品は何かということを極めて認識して進めていくことが大事だというふうにお話しさせていただきました。
我々の会社の内部では、ムーンショットに負けないようなジュピターショット計画というのがございまして、いわゆる本当の最終的な製品、先ほど人生を幸せにする、真に豊かにするということを言いましたけど、これは本当に何なのかということを議論を進めております。
我々は、もちろん、先端半導体を使って、これに対する今までになか…
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