熊谷直樹外務省大臣官房審議官

2025年5月8日・第217回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 180 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 213 発言)

お答え申し上げます。

一九九七年の日米合同委員会合意でございますが、これにつきましては、日本側関係当局の迅速な対応を確保し、事件、事故が地域社会に与える影響を最小限のものとすると、そういう必要性から定められたものでございます。

一方で、刑事事件につきましては、政府部内を含む情報共有の在り方に関して事故とは異なる配慮が求められるところでございます。具体的にでございますが、近年は、プライバシー、これに関しまして、SNS等の情報発信ツールの発達によりまして情報が容易かつ不可逆的に拡散されると、こういうリスクが一層高まるなどしております。

したがいまして、被害者の協力を得つつ捜査を継続して公判を維持すると、このためにも、被害者のプライバシーあるいは心情、二次被害の防止に配慮する必要性というのがますます増しているところでございます。国内における情報共有の在り方、範囲につきましては、プライバシーの保護等を総合的に勘案しつつ慎重に判断する必要があると考えております。

その上ででございますが、米軍人等による性犯罪事案に関する情報共有の新たな運用、御指摘の新たな運用でございますけれども、これにつきましては、特に全国の七〇%、約七〇%の在日米軍専用施設・区域が集中している沖縄におきまして、米軍人等による犯罪予防の観点から迅速に対応を検討する必要があると、こういうことに留意して運用を開始したと、こういうことでございます。

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