お答えいたします。
私どもJICAは、SDGs達成に貢献するため、各分野、課題ごとに適切な協力のシナリオを分析、整理いたしまして、多様なパートナーの皆様と共創の基盤とするための事業の戦略としまして、二十のJICAグローバル・アジェンダ、すなわち課題別の事業戦略でございますが、を設定しております。その中の一つとしてスポーツと開発を掲げ、事業を推進しております。
開発途上国では、予算、人材、そして先方政府関係者の組織力等の課題があり、政策があってもスポーツに係る取組が十分にできていないという状況が多々見られています。また、一部のスポーツエリートに特化されるような競技スポーツのみを強調している、そのような場合も多く、特に障害者や女性などの社会的に弱い立場に置かれた人々のスポーツへの機会は非常に限られているという状況でございます。
そこで、JICAは、スポーツの普及、振興を目指すスポーツの開発、そしてスポーツを手段として開発課題の解決を目指すスポーツを通じた開発、この二つの観点で事業を進めております。具体的には、一つ目としてスポーツを楽しむ機会の拡充、二つ目として心身共に健全な人材の育成、三つ目としまして社会包摂と平和の促進という三つの柱により事業を推進しております。例えば、体操を通じた高齢者の健康の増進とか、あるいは教育における非認知能力の育成、そして障害者の社会包摂等にこのスポーツと開発はとても有効であるというふうに考えております。
今後も、JICAグローバル・アジェンダに掲げている全ての人々がスポーツを楽しめる平和な世界にという目的の下、スポーツと開発の協力を推進してまいりたいと考えております。
133
榛葉賀津也(国民)
国民民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。
前回、JICA法のときにJICAやらなかったので、今日はJICAについてお伺いしたいと思います。防衛大臣には御質問ございませんので、ゆっくり聞いていてください。
外務大臣、今年、いよいよTICADの年ですね、TICAD9。
私が初当選した二〇〇一年には、閣僚レベルの会合がありまして、そのときの議長が田中真紀子さんでした。初当選して二年たった二〇〇三年にTICADⅢがありまして、そのときは森喜朗先生が議長で、初当選、新人の私に、本当にいろんなことを森先生が、御指導を賜りました。TICADⅠからもう三十年…
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134
岩屋毅(自民)外務大臣
TICADには榛葉先生も長らく関わってきていただいておりまして、今後とも御指導をいただきたいと思っております。
今度のTICAD9、これは、合い言葉は革新的解決の共創、共に創るですけれども、革新的解決の共創、アフリカとともにというのがキャッチコピーになっております。ちょっと分かりにくいんですけれども、具体的に言いますと、TICAD9では、例えばAIなどのテクノロジーや、デジタル診断、水素、アンモニアのエネルギー利用など、我が国の革新的な技術や知見を生かしながら、日本とアフリカ双方の繁栄や変革につながるようなこの課題解決策を共につくり上げていく機会にした…
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榛葉賀津也(国民)
アフリカもどんどん変わっていまして、この三十年間、隔世の感があります。後ほど、後でやりますけれども、もう言わば日本より先に行っている分野もありますので、相当TICADの在り方も考えていかなきゃならないんですが、そこで、JICAにお伺いします。
JICAのグローバル・アジェンダ、二十のうちの一つにスポーツと開発というのがあるんですね。これ、スポーツのどのような側面をこのODAに生かそうとされているんでしょうか。
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- (上の発言)
136小小林広幸独立行政法人国際協力機構理事
お答えいたします。
私どもJICAは、SDGs達成に貢献するため、各分野、課題ごとに適切な協力のシナリオを分析、整理いたしまして、多様なパートナーの皆様と共創の基盤とするための事業の戦略としまして、二十のJICAグローバル・アジェンダ、すなわち課題別の事業戦略でございますが、を設定しております。その中の一つとしてスポーツと開発を掲げ、事業を推進しております。
開発途上国では、予算、人材、そして先方政府関係者の組織力等の課題があり、政策があってもスポーツに係る取組が十分にできていないという状況が多々見られています。また、一部のスポーツエリートに特化されるような競技スポーツのみを強調している、そのような場合も多く、特に障害者や女性などの社会的に弱い立場に置かれた人々のスポーツへの機会は非常に限られているという状況でございます。
そこで、JICAは、スポーツの普及、振興を目指すスポーツの開発、そしてスポーツを手段として開発課題の解決を目指すスポーツを通じた開発、この二つの観点で事業を進めております。具体的には、一つ目としてスポーツを楽しむ機会の拡充、二つ目として心身共に健全な人材の育成、三つ目としまして社会包摂と平和の促進という三つの柱により事業を推進しております。例えば、体操を通じた高齢者の健康の増進とか、あるいは教育における非認知能力の育成、そして障害者の社会包摂等にこのスポーツと開発はとても有効であるというふうに考えております。
今後も、JICAグローバル・アジェンダに掲げている全ての人々がスポーツを楽しめる平和な世界にという目的の下、スポーツと開発の協力を推進してまいりたいと考えております。
137
榛葉賀津也(国民)
大臣、この三十年間、日本がどんどん元気がなくなったとか、失われた三十年とか、賃金が上がらない三十年とか、後ろ向きな話ばっかり出るんですけれども、かつては世界競争力が一位だったり世界第二位の経済大国だったり、トヨタ自動車を中心に自動車産業はもう冠たる産業でしたね。日本がまさにリーディングカントリーでした。
今、日本は元気ないんですけど、ところが、ある分野で八年連続世界一位をずっと走っている分野があるんですよ。通告していないんですけど、大臣、何だと思います。──こういう品のないことやめましょう。
実は野球なんですよ。野球はアメリカを超えて、世界トップをず…
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138小小林広幸独立行政法人国際協力機構理事
お答えいたします。
最も多くの投入は、JICA海外協力隊でございます。この野球を指導科目とする隊員に関しましては、一九七〇年からその派遣を開始しまして、これまで全世界で累積七百五十名を超える隊員を派遣しております。
派遣地域は、最も野球人口の多く、日系人の方も多い中南米が最多でございますが、アフリカ、アジア、欧州、そして大洋州にも派遣の実績がございます。現在、本日このタイミングでも二十五名の隊員が世界各地で活動をしておりまして、アフリカではジンバブエ、ガーナ、ベナンにそれぞれ一名ずつの隊員がおられます。
また、JICAは、慶應義塾大学とも覚書を結び…
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榛葉賀津也(国民)
この英語の教科書で取り扱われた友成晋也さんも、実はJICAの出身で、ガーナのナショナルチームの監督をやっていらっしゃいました。
この友成さんのことが、今資料をお配りしていますけれども、三月十一日の日経新聞に掲載されまして、「日本野球 アフリカで育て」というこの記事には、礼に始まり礼に終わる日本式野球の精神をベースボーラーシップという名称の下に伝えて、将来的には自立発展する道筋まで考案されているというんですが、是非、JICAはこういう取組を私推進するべきだと思うんですけど、どうなんでしょうか。
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