市村浩一郎 (日本維新の会)

2025年4月22日・第217回国会 衆議院 東日本大震災復興・防災・災害対策に関する特別委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 89 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 125 発言)

ありがとうございます。

今ちょうど備蓄という話が出ましたので、次の質問に移りたいと思うんですが、その備蓄です。

いまだに備蓄となると、今、各地域で防災訓練が行われると、出てくるのが大体アルファ米ということですね。最近乾パンは出てこないですけれども、大体アルファ米は必ず出てきて、この間も地元の自衛隊の皆さんにカレーを作っていただいて、防災訓練でアルファ米でカレーを炊き出しで食べさせていただきましたが、余りメニューが変わらないというところがあります。

私は、これからちょっと三つは提案なんですけれども、まずは冷熱を利用するということの考え方を御提案させていただきたいんですね。

やはり、今何でもかんでも電気を作ろうという話なんですけれども、熱を熱のまま利用するというのも大変重要な視点なんです。そこで、温熱というのはもう皆さんもよく御存じなんですけれども、火力発電所から出る温熱をどう利用するかとかですね。ただ、実は冷熱があるんですね。

どこにあるのかといいますと、例えばLNG、液化天然ガスの基地、あれはマイナス百六十二度まで下げないと液化しません。それから液体窒素、これはマイナス百九十六度。今、将来のということで水素社会と言われていますが、液体水素、あれはマイナス二百五十二度まで下げないと液化しないということで、そこまで下げて、エネルギーをかなり入れて、あれは電力を使ったりするんですけれども、かなり電力を投入して温度を下げて液化して運んでくるということなんですが、じゃ、その下げた温度、マイナス二百五十二やマイナス百九十六やマイナス百六十二まで下げた冷熱をどうしているかというと、一部利用していますけれども、ほとんど空気中に捨てられています。

確かに、それを運ぶと、結局、温度はどんどん上がっていきますから。今まで運ぶ管がなかったんですね。ところが、経産省が十五年前ぐらいにお金をつけて二重真空管というのを作って、実験してきまして、実用化までもういっています。神戸の神戸空港沖に、今、川崎重工さんが水素のタンクを造って、オーストラリアから液体水素を運んできて、そこへためています。そのためた水素で発電とかを今しているんですけれども、そこでも使われています、その管がですね。温度を上げないように、球形の保管庫というのかな、に移す。保管庫ももちろん二重真空管になっていまして、外気が例えば何十度だろうと二百五十二度は保たれているという技術なんですが、あるんですね。

だから、そういう技術を利用して、冷熱を捨てるんじゃなくて、それを利用していく、利活用していくということが大切であります。

その利活用のときに、例えば、生鮮食料品とか食料を長もちさせるための技術というのもありまして、冷熱を利用して。だから、そういうものを利用して、ふだんはそういうものを、平時はお弁当を急速冷凍させて長もちさせておく。どんどんフードロスがありますから、そうじゃなくて、急速冷凍させておけば大分もちますから。しかも、これは元々捨てている熱なんですね。捨てている冷熱なんです。捨てている冷熱を利用して、そういうフードロスもなくそうとか。

そうしますと、平時にもフードロスをなくすという政策目的も達成できると同時に、非常時には、そういうものをずっと備蓄しておけばいいわけですね。捨てている熱でやっているわけですから。別に新しい熱を入れているわけじゃない。捨てている熱を利用するということをやるべきだと。

そういった意味でも、備蓄にもそういう冷熱を利用するべきだというふうに私は提案をずっとさせていただいておるんですが、大臣、いかがでしょうか。

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