今おっしゃっていただきましたように、災害が起きるたびにいろいろな課題が生まれて、それを解決しようとする努力がなされるわけです。ところが、それが残念ながら次のところにどれだけ生かされているかというところが非常に疑問でありました。
ただ、三・一一以降、実は今日、さっき栗田さんのお話の中で、町、社協、NPOと三者定期協議というのをやられているという話をされていまして、私は、実は、東日本大震災の現地対策本部長代行のとき、救命救急期は自衛隊にお任せすることにして、一般ボランティアの皆さんは、済みません、ちょっと今は控えてくださいということは申し上げたものでございます。後でこの件についてちょっと御意見をお聞きしたいところもありますが。
ただ、その間に何をやっていたかといいますと、自衛隊のリエゾンの方、そして私、そして当時のNPO、ボランティアを統括されておられたような方と話をずっと続けておりました。一方で救命救急のときでありながら、しかし、避難所もいつまでも自衛隊にお願いすることはできませんので、二週間後ぐらいになると、これはやはりボランティアの皆さんやNPOの皆さんにお任せをしなくちゃいけない、移転がスムーズにいくようにしなくちゃいけないということで、こういう協議会みたいなことをやっておったんです。
ですから、そうしたことが、こうしてまたJVOADの栗田さん始め皆さんがそういうことをしっかりとやっていただいているということは、あのときの教訓が生かされたかなと思っています。
というのも、当時、本当に政府はそういうところが、何か災害が起きるたびに人が集まってくるんですね。それで、鳩首会談をやって、担当者はいますけれども、背後には各省庁とかがあって、何でもかんでもまた一回こっちに振り返って、相談してからまた持ってくるということになるということでありましたので、それではいけないということでありました。
だから、現場のことは現場に任せるということでありますが、その点について、栗田さんの方から、ちょっと今のことに、私の話についてお考えをいただければと思います。
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金子恭之(自民)
次に、市村浩一郎君。
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市村浩一郎(維新)
日本維新の会、市村でございます。
まずもって、参考人の皆様の貴重なお時間をいただきましたことを、心から感謝を申し上げます。
私は、まさに今、今年三十年目ということでありますけれども、阪神・淡路大震災の復興事業に携わった者でございます。これは、今日、日本財団の沢渡さんがいらっしゃっていますが、日本財団の事業でございました。三年間、復興事業に携わらせていただきました。
さらに、中越地震また中越沖地震では現場対応にも当たらせていただいた。当時、民主党という政党におりまして、民主党という看板でそこの現場対応にも当たらせていただいた者でありますし、三・一一、…
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41沢沢渡一登公益財団法人日本財団ボランティアセンター常務理事
やはり、これまでの災害では、その災害ではいろいろなノウハウがたまってくるんですけれども、じゃ、それが次の災害のときに生かし切れているかというところでは、いろいろ課題も多くあるのかなというふうに思っています。そういう意味では、防災復興庁など、しっかりと防災に専門的に関わるそういった省庁ができるということは、非常に重要なことじゃないのかなと思っております。
ボランティアの点においても、これまで、基本的には災害の起きた自治体の社会福祉協議会がボランティアセンターを立ち上げて、そこでもボランティア情報とかも管理されておりますけれども、実際にはそこで情報が終わっ…
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- (上の発言)
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市村浩一郎(維新)
今おっしゃっていただきましたように、災害が起きるたびにいろいろな課題が生まれて、それを解決しようとする努力がなされるわけです。ところが、それが残念ながら次のところにどれだけ生かされているかというところが非常に疑問でありました。
ただ、三・一一以降、実は今日、さっき栗田さんのお話の中で、町、社協、NPOと三者定期協議というのをやられているという話をされていまして、私は、実は、東日本大震災の現地対策本部長代行のとき、救命救急期は自衛隊にお任せすることにして、一般ボランティアの皆さんは、済みません、ちょっと今は控えてくださいということは申し上げたものでございます。後でこの件についてちょっと御意見をお聞きしたいところもありますが。
ただ、その間に何をやっていたかといいますと、自衛隊のリエゾンの方、そして私、そして当時のNPO、ボランティアを統括されておられたような方と話をずっと続けておりました。一方で救命救急のときでありながら、しかし、避難所もいつまでも自衛隊にお願いすることはできませんので、二週間後ぐらいになると、これはやはりボランティアの皆さんやNPOの皆さんにお任せをしなくちゃいけない、移転がスムーズにいくようにしなくちゃいけないということで、こういう協議会みたいなことをやっておったんです。
ですから、そうしたことが、こうしてまたJVOADの栗田さん始め皆さんがそういうことをしっかりとやっていただいているということは、あのときの教訓が生かされたかなと思っています。
というのも、当時、本当に政府はそういうところが、何か災害が起きるたびに人が集まってくるんですね。それで、鳩首会談をやって、担当者はいますけれども、背後には各省庁とかがあって、何でもかんでもまた一回こっちに振り返って、相談してからまた持ってくるということになるということでありましたので、それではいけないということでありました。
だから、現場のことは現場に任せるということでありますが、その点について、栗田さんの方から、ちょっと今のことに、私の話についてお考えをいただければと思います。
43栗栗田暢之特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)代表理事
やはり、誰であっても初対面の人と連携していくというのはなかなか難しいわけで、当然時間がかかりますよね。それもそうだし、私たちのこの三十年の歩みの中で、行政と対峙していたところもあったかもしれませんし、いわゆる市民活動みたいな形でですね。だから、やはり運動臭みたいなものもあったかもしれません。それだけれども、時代がどんどん変遷していますから、私の場合は、今はしっかりと連携しないといけないというふうに思っています。
何で連携ということかというと、やはり私は、連携は目的ではなくて手段であって、被災された方に早く適切な支援が届けられる、ここの一翼をNPOがさせ…
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市村浩一郎(維新)
ありがとうございます。
もちろん、先ほど沢渡さんからボランティアとボランティア団体の違いというのもありましたし、また、専門性を持ったボランティアということ、これは、栗田さんからもさっき分野分けというのがありました。だから、そういうところをこれから、防災復興庁と私は名づけたいですが、防災復興庁でしっかりと議論をしていただきたい、それで、今までの教訓を次に生かしていくような、そういう省庁になってほしいと私は思いまして。
そこで、阪本さんにちょっと聞かせていただきたいんですけれども、本当はこれは栗田さんがいいのかもしれませんが、結局、今回の能登半島のときも…
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45阪阪本真由美兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授
ありがとうございます。
実際のところ、今回の災害対応を見ていると、政府の動きは大変早かったと私も思います。私が一月二日に石川県の災害対策本部に行ったときは、既に各省の方が来られていて、どうやって支援をするのかを頑張って協議されていた一方で、被災した石川県ですとか市町側が、被害が大きかったがゆえに職員の参集が難しく、なかなかそれを被災者支援に結びつけられなかった状況はあるように思います。
ただ、世間から見るとやはり災害対応が遅いと言われてしまう背景には、リテラシーに加えまして、恐らく、災害発生直後の情報戦略というのをもっとやっていかなければいけない。そ…
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