坂越健一内閣府地方分権改革推進室長

2025年4月10日・第217回国会 衆議院 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 43 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 188 発言)

お答えいたします。

四点ほど御質問いただきましたので、逐次お答えさせていただきたいと思っております。

まず、分権の評価でございますけれども、これまでの三十年近くの地方分権の取組によりまして、機関委任事務制度の廃止や国の関与の見直し、地方に対する権限移譲や規制緩和など、地方の自主性、自立性を高めるための改革が積み重ねられたと考えております。これによりまして幅広い分野におきまして住民サービスの向上や地方自治体行政の推進につながっていると考えておりまして、この点につきましては、地方からも地方分権改革の歩みを着実に進めるものとして評価をいただいているところでございます。

また、国民の関心や効果の実感が低いとの御指摘につきましては、分権改革に伴う実際の高い効果を数値化して、分かりやすく国民に伝達する取組を進めているところでございます。また、併せまして、より改正効果の大きい提案の実現を図る取組や、類似した案件を横断的に見直す取組などを現在進めておりまして、国民に分権の高い効果を実感してもらえるように今後とも努力してまいりたいと考えております。

それから、現行制度の見直しが多いとの御指摘につきましては、人口減少や過疎化、人手不足の深刻化に伴いまして、持続可能な地方行財政の確保が喫緊の大きな課題となっていることを背景といたしまして、地方からは、現場で実際に困っている切実な課題として、事務の簡素化、効率化、デジタル化を求める提案がなされているということで対応してきているところでございまして、その実現は極めて重要な改正だというふうに考えてございます。

最後に、小規模自治体からの提案の割合が低いとの御指摘につきましては、先ほども答弁申し上げましたけれども、業務上の余裕がないことが要因と考えられますので、国や都道府県、地方六団体からの市町村に対する支援の充実を働きかけているところでございます。

今後とも、地方の自主性、自立性を高めるための取組を着実に進めてまいりたいと考えております。

前後のやりとり

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