合田哲雄文化庁次長

2025年2月28日・第217回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 113 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 184 発言)

恐縮でございます。大臣政務官からお答え申し上げる前に、先ほど御指摘がございました百件程度という枠組みについて、事務的に御説明をさせていただきたいと存じております。

日本遺産におきましては、先生御案内のとおり、制度を創設した当初から、令和二年度までに百件程度を認定する、日本遺産としてのブランド力を保つために認定件数を一定程度限定をするということでスタートしたところでございます。

令和二年度には認定件数が百四件になりましたので、改めて有識者会議において議論を行いました結果、百件程度の認定件数を堅持すること、あるいは、日本遺産の活性化を図るために、新たな日本遺産を認定する場合には、既存の認定地域の取組状況を評価し、入替えを行うこととされたところでございます。

私どもは、その提言を踏まえまして、令和三年度から、先ほど先生からおっしゃっていただいたような、取組状況を評価するとともに、新たに日本遺産に認定を希望する地域を候補地域とする仕組みを導入したところでございます。

今年度、この審査を改めて行う中で、やはり日本遺産の認定件数は堅持すべきとの意見が審査委員会でも強く出たところでございまして、この方針に基づきまして厳正に審査を行いました結果、新たに小樽市の日本遺産を認定すると同時に、一件の既認定地域を候補地域に移行したということでございます。

私ども文化庁といたしましては、日本遺産のブランド力を維持向上する観点から、引き続き百件程度とする認定件数というのは堅持しつつ、そのことにより、まさに先ほど先生からもお話をいただきました和歌山県の「絶景の宝庫 和歌の浦」、和歌と絶景とお祭りと歴史をかけ合わせたこの日本遺産のブランド力というものをしっかりと維持しながら、この評価それから審査の仕組みということを公正に運用することによって、各認定地域の積極的な取組を促し、日本遺産の文化資源としての更なる磨き上げを図ってまいりたいと考えているところでございます。

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