田中熙巳日本原水爆被害者団体協議会代表委員

2025年2月25日・第217回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 78 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 243 発言)

私、オブザーバー参加が唯一だと思わないので、とにかく今日本の政府がやれることはまずそこではないかということで、オブザーバーの参加をせよと言ってきたことでありまして、本来はやはり、できるだけ早く署名をして批准をして参加国に入る、参加国の一員として大きな発言をしていくということだと私は思っているんです。だから、残念ではありますけれども、努力はしていただきたいと思いますし、石破総理はひょっとしたら言ってくれるんじゃないかと私は最後まで期待していたんですけれども、残念でありました。

それから、抑止ですね。抑止政策は、先ほども申しましたけれども、やはり使うことが前提なわけですね。使わないのであれば要らないわけですから、抑止のための核兵器は要らないわけですから、持っているということは使うことが前提で、使ったらどうなるかというのは、今先生もおっしゃいましたように、私どもが体験したそれまでの爆薬、今の爆撃もそうですけれども、爆撃の被害と、核兵器を使った、核反応のエネルギーを使った被害は全く質的に違うということなんです。

そのことを私たちはずっと証言をしてきたわけでありまして、そのことは全く今もって変わりはないわけですね。例えば、一発で一瞬にして広島の場合には十四万人の人を殺しているわけです、市民を。長崎でも七万人、地形が変わっていましたから。そういう殺し方をできるという兵器だということであります。

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