G7、G20、これの活用についてお話ししましたけれども、もう一つは、いろいろ申し上げても、そう簡単にタリフマンが基本的な姿勢を変えるとは、そう簡単ではないと思うんです。
だとすると、この間にどんどん保護主義が台頭して、そして経済がブロック化していくということは、世界経済にとっても大きなマイナスでありますけれども、プラスして、この道というのは、かつては戦争に入っていったように、極めて危険な今の状況だと思うんです。
だとすると、保護主義の台頭に警鐘を鳴らし、自由貿易の旗を日本が先頭に立って振っていく、アメリカがその旗を降ろしたならば、日本がその旗を持って逆に補っていくというような、大きな経済、外交戦略を私は持つべきではないかと思います。
その一つが、まずはTPPですよね、TPP。
野田政権のときには、TPP交渉参加に向けて協議に入るというところまで行きました。その後、自民党は反対していましたけれども、入りました。そして、日本は逆に主導して今日のTPPをつくった。アメリカは離脱しましたけれども、アメリカ離脱後も、昨年はイギリスが入ってきた、これは大きいですね。そのほか、中国も台湾もウクライナも、いろいろな国が加盟申請をしています。私は、日本が司令塔となってTPPを拡充すべきだと思うんです。
加えて、RCEPも、東アジアの経済連携協定、ASEANプラス6、ここにインドなども加えるような動きをして、そしてTPPとRCEPも結びつけていくようなことを日本がやっていく。日・EUもありますよね。WTOの機能不全を、日本が自由貿易の旗を振り上げて、そしてその広がりをつくっていくようなことをやったらどうでしょうか。そういう経済、外交戦略を持つべきじゃないでしょうか。
日本だけ取りあえず交渉して例外扱いにしてくださいというような小さなゴールじゃなくて、大きなゴールで、やはり自由貿易体制を堅持して、先頭に立つような構えというのが大事じゃないでしょうか。いかがでしょうか。
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石破茂(自民)内閣総理大臣
御指摘のとおりでございます。
今までの世界経済の秩序というものを根底から変えるというような、そういう可能性というのか危険性というのか、そういうものを含んでいるということはよく認識をいたしておるところでございます。
そのときに、では、どういう対応が我が国の国益であり、世界全体の世界益というのか地球益というのか、そういうものであるかというものを併せて考えていかなければなりません。
先ほどASEANの国の御指摘もありました、齋藤委員から。と同時に、先般もイギリスのスターマー総理と話をしたところでございますが、アメリカに対してそういう信頼関係を持っている、…
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野田佳彦(立憲)
自由貿易体制で、ある意味最も恩恵を受けてきた国が、私はアメリカだと思うんですね。やはり今も世界の最たる経済大国ですし、最近まで世界で一番元気な経済だったじゃないですか。大富豪もいっぱい生まれている国じゃありませんか。それが、トランプ大統領の認識は、ひどい扱いをずっと受けてきた、そういうある種被害妄想のような、一国のリーダーに対してそういう言い方をしては失礼かもしれませんが、そんな意識を持っていらっしゃって、だから今回のなりふり構わぬ関税政策に入ってきているというふうに思うんですね。
これだけ経済的に豊かで、自由貿易の恩恵を一番受けてきた国。もちろん、一…
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石破茂(自民)内閣総理大臣
そのとおりです。
ただ、私どもは、トランプ大統領が、日本の言うことなら聞こう、そういうような考えになるようにする努力はしていかねばなりません。それは、すり寄るとかこびるとかいう話ではなくて、先ほど野田委員が非関税障壁のお話をなさいました。では、それは一体何なんだと。
例えば、電気自動車をトランプ大統領が好きか嫌いかは別として、では、日本で電気自動車なるものの急速充電をしようとしたときに、アメリカ製の車だとどうなるのとか安全基準はどうなるのとか、そういう彼らが非関税障壁と思っているものに対して我が国はこう対応するというのは、早急にきちんと出していかねば…
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- (上の発言)
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野田佳彦(立憲)
G7、G20、これの活用についてお話ししましたけれども、もう一つは、いろいろ申し上げても、そう簡単にタリフマンが基本的な姿勢を変えるとは、そう簡単ではないと思うんです。
だとすると、この間にどんどん保護主義が台頭して、そして経済がブロック化していくということは、世界経済にとっても大きなマイナスでありますけれども、プラスして、この道というのは、かつては戦争に入っていったように、極めて危険な今の状況だと思うんです。
だとすると、保護主義の台頭に警鐘を鳴らし、自由貿易の旗を日本が先頭に立って振っていく、アメリカがその旗を降ろしたならば、日本がその旗を持って逆に補っていくというような、大きな経済、外交戦略を私は持つべきではないかと思います。
その一つが、まずはTPPですよね、TPP。
野田政権のときには、TPP交渉参加に向けて協議に入るというところまで行きました。その後、自民党は反対していましたけれども、入りました。そして、日本は逆に主導して今日のTPPをつくった。アメリカは離脱しましたけれども、アメリカ離脱後も、昨年はイギリスが入ってきた、これは大きいですね。そのほか、中国も台湾もウクライナも、いろいろな国が加盟申請をしています。私は、日本が司令塔となってTPPを拡充すべきだと思うんです。
加えて、RCEPも、東アジアの経済連携協定、ASEANプラス6、ここにインドなども加えるような動きをして、そしてTPPとRCEPも結びつけていくようなことを日本がやっていく。日・EUもありますよね。WTOの機能不全を、日本が自由貿易の旗を振り上げて、そしてその広がりをつくっていくようなことをやったらどうでしょうか。そういう経済、外交戦略を持つべきじゃないでしょうか。
日本だけ取りあえず交渉して例外扱いにしてくださいというような小さなゴールじゃなくて、大きなゴールで、やはり自由貿易体制を堅持して、先頭に立つような構えというのが大事じゃないでしょうか。いかがでしょうか。
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石破茂(自民)内閣総理大臣
CPTPPあるいはRCEP、その重要性というものは、私ども、よく認識をいたしております。自由貿易のシステムというものをいかにして透明性を持って機能するようにするか、そして多くの国の参加を得るかということについて、我が国として最大限の努力をしていかねばならないということは委員御指摘のとおりです。
十分お分かりの上で御質問しておられると思いますが、我が国だけよければいいと思っているわけではありません。しかしながら、どうやって日本の国益を守っていくかということと、世界中の貿易のルールの確立というものをどうやって両立をさせていくかということでございます。
そ…
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野田佳彦(立憲)
ちょっとこれは通告していませんけれども、TPPについて、もうちょっと突っ込んで具体的に提案したいと思うんです。
TPP、議長国が事務局をやっていたじゃないですか。日本が事務局を持ったらどうですか。まさに日本が司令塔になったらどうでしょうか。日本に事務局を置きましょうよ。あるいは、今こそTPP総会をやって、自由貿易を守っていこうということを各国、加盟国で確認したらどうでしょうか。
そういう具体的なアクションをする気があるかどうか、お尋ねしたいと思います。
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石破茂(自民)内閣総理大臣
これも野田委員よく御案内のとおりですが、TPPにおける事務局設置というのは、毎年の議長国の事務負担を軽減するという点に焦点を当てて、締約国間で議論が行われているものでございます。
現時点におきまして、常設の事務局を設置するかどうかは決まっておるところではございませんが、どうすればこのTPPというものがより有効に機能するか、どこに常設の事務局を置くか、それはどの国が担うのが一番よろしいのかということについて、今まで我が国は議論をリードしてきた国でございますから、その経験あるいはその実績というものを踏まえて、真剣に考えてまいりたいと思っておるところでござい…
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