阪口直人 (れいわ新選組)

2025年2月13日・第217回国会 衆議院 予算委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 167 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 174 発言)

今、ミャンマーに対する人道支援ということに触れましたが、ミャンマーの現状と日本政府が果たすべき役割についてお伺いをしたいと思います。

二〇二一年の二月に、ミャンマーの国軍が、暴力的なクーデターによって、アウン・サン・スー・チーさんが率いる選挙によって選ばれた政権から実権を奪って、暴力による支配を続けています。

当時、ASEANの調査によると、いざというときに日本に期待したいというミャンマーの方は七六%、一方、アメリカやEUに対しての期待は三〇%台ということで、圧倒的に日本への期待が高かったんですね。しかし、日本は一貫して国軍との関係を重視してきました。ミャンマー国民よりも国軍、少なくともミャンマーの方々の多くはこのように考えています。

さて、平和と民主化を求めるミャンマーの市民は、国軍のクーデターに対して非常にモラルの高いデモをしていましたが、殺りくを続ける国軍に対して国際社会が動かないことに絶望した民主派勢力は、少数民族の武装勢力と連携して武力闘争を開始しました。

しかし、この民主派勢力が、実は今、完全に形勢を逆転しているんですね。国軍の支配地域は三割前後になり、各地で国軍兵士の投降が相次いでいます。国軍の腐敗や暴力、そして民主派勢力のモラルの高さということが大きな要因だと現地でも聞きました。

さて、質問です。この国民統一政府を是非日本に正式に招待をして、今後のミャンマーの在り方、そして日本の支援について率直な意見交換をすべきだと思うんです。

というのは、選挙によって選ばれた政権が暴力によって崩壊したときに、実効支配をしているという理由で、国軍に対してカウンターパートの扱いをずっとしてきたわけですね。実際は今、実効支配は、かなりの部分、この民主派勢力が行っているわけですから。この状況も鑑みて、日本の価値観をしっかり反映した、そういった対話をすべきだと思うんですが、大臣、いかがでしょうか。

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