先般公表されました女子差別撤廃委員会、CEDAWといっておりますが、CEDAWによる我が国の女子差別撤廃条約の実施状況に関する第九回政府報告を受けた最終見解につきましては、我が国からの度重なる申入れにもかかわりませず、確定版として公表されている最終見解においても、皇室典範の改正に係る勧告が維持されております。
この状況を踏まえまして、皇室典範に定める我が国の皇位継承は国家の基本に関わる事項でございますので、同委員会が取り上げることは適当ではない、皇位継承に関する記述は受け入れられず、削除されるべきであるという我が国の考え方を書面で提出し、また、同委員会のウェブサイトにも掲載をいたしました。
さらに、今般、同委員会の事務を行っている国連人権高等弁務官事務所、OHCHRに対して、我が国が用途を特定して毎年拠出している任意拠出金につきましては、その使途からCEDAWを除外するということを伝達をいたしました。あわせて、本年度に予定されていたCEDAW委員の訪日プログラムの実施を見合わせるということを伝達をしたところでございます。
繰り返し丁寧に我が国の考え方を真摯に説明してきたにもかかわらず、皇室典範に関する記述の削除要求が受け入れられなかったことは大変遺憾でございまして、そのことを重く受け止めて、政府としてこのような判断をいたしたところでございます。
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岩屋毅(自民)外務大臣
歴史問題や人権に関して、国際場裏において、我が国の考え方及び取組が正しく理解されていないと思われる場合、あるいは事実に基づかない見解が示されている場合には、適切でない内容はこれを訂正し、また、日本の考え方及び取組が正しく理解されるように、様々なレベルで関係者に丁寧かつ真摯に説明を行ってきております。
今後も、国際社会において我が国の考え方及び取組が正しく理解されるように、引き続き努力をしてまいりたいと考えております。
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鈴木隼人(自民)
ありがとうございます。
昨年の秋、女子差別撤廃委員会は、我が国に対して、皇位継承における男女平等を保障するためという名目で、皇室典範の改正を求めてきました。我が国の中核ともいうべき皇室の伝統とともに守られてきたしきたりに対して何たる物言いか。噴飯甚だしいとはこのことであります。
この件につき、岩屋大臣の受け止めと、これまでの対応についてお聞かせください。(発言する者あり)
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安住淳(立憲)
御静粛に。
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- (上の発言)
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岩屋毅(自民)外務大臣
先般公表されました女子差別撤廃委員会、CEDAWといっておりますが、CEDAWによる我が国の女子差別撤廃条約の実施状況に関する第九回政府報告を受けた最終見解につきましては、我が国からの度重なる申入れにもかかわりませず、確定版として公表されている最終見解においても、皇室典範の改正に係る勧告が維持されております。
この状況を踏まえまして、皇室典範に定める我が国の皇位継承は国家の基本に関わる事項でございますので、同委員会が取り上げることは適当ではない、皇位継承に関する記述は受け入れられず、削除されるべきであるという我が国の考え方を書面で提出し、また、同委員会のウェブサイトにも掲載をいたしました。
さらに、今般、同委員会の事務を行っている国連人権高等弁務官事務所、OHCHRに対して、我が国が用途を特定して毎年拠出している任意拠出金につきましては、その使途からCEDAWを除外するということを伝達をいたしました。あわせて、本年度に予定されていたCEDAW委員の訪日プログラムの実施を見合わせるということを伝達をしたところでございます。
繰り返し丁寧に我が国の考え方を真摯に説明してきたにもかかわらず、皇室典範に関する記述の削除要求が受け入れられなかったことは大変遺憾でございまして、そのことを重く受け止めて、政府としてこのような判断をいたしたところでございます。
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鈴木隼人(自民)
ありがとうございます。
これまでと比べて一歩踏み込んだ対応には感謝いたします。
その上で申し上げますが、今回の事案は、我が国の国体の変革を図ろうとする企てであります。やっていいことと悪いことがある。今回の女子差別撤廃委員会による要求は、女子差別撤廃条約の締約国に対する審査の中で出てきたものです。すなわち、我が国がこの条約に加わっていることがあだとなり、かかる攻撃を招いているのが実情ではありませんか。
私も、女子差別撤廃条約に加わることの意義は否定しません。しかし、条約に加わることと国体を守ること、一体どちらが大事なのか。私は、この女子差別撤廃条約の…
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岩屋毅(自民)外務大臣
今般の措置は、あくまでも、皇位継承の在り方、すなわち、我が国の根幹に関わる問題である事項に関して我が国の立場を明確に示すための対応でございまして、これまでどおり、この国連人権高等弁務官事務所あるいはCEDAWに対しての支援というものは続けることが適当ではないかというふうに考えております。
この条約は、政治的、経済的、社会的その他あらゆる分野における女子に対する差別を撤廃し、女子による人権及び基本的自由の認識、享有及び行使を、男女の平等を基礎として確保するということを目的にしておりまして、締約国数は、現在、百八十九に達しております。
この条約を締結した…
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鈴木隼人(自民)
ありがとうございます。
大臣の御答弁の内容については理解をいたしますが、私は納得しかねる部分がございます。
この女子差別撤廃委員会を含め、国際場裏において示された意見書は、我が国においては勧告として紹介されます。この勧告という言葉は、原文を見ると、レコメンドという言葉が使われています。グーグルでレコメンドと検索すると、最初に出てくる日本語訳は、推奨するという言葉です。勧告と推奨では、随分と語感が違うと感じませんか。勧告という言葉の語感を改めてイメージするために、具体例を挙げます。
労働基準監督署が出す是正勧告というものがあります。労働基準法違反が疑…
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