お答えいたします。
法務省は、令和六年民法改正法に関する調査審議を行った法制審議会家族法制部会におきまして、その調査審議の議論の参考とするため、令和二年度に未成年期に父母の離婚を経験した子に対するアンケート調査を実施し、令和四年度には、未成年期に父母の別居、離婚を経験した子に関するインタビューを含む調査研究を実施いたしました。
また、同部会の調査審議の過程では、十代、二十代の方も含めまして、未成年期に父母の離婚を経験した子の立場の方、合計五名のヒアリングが行われましたし、中間試案に対するパブリックコメントに寄せられた意見の中には、未成年の子の意見や過去に父母の離婚を経験した子の意見等もございました。
同部会では、こうした実態調査や子自身の意見等も踏まえた調査審議が行われまして、子の利益を図る観点から、離婚後の子の養育に関する制度を見直すことを内容とする要綱案が取りまとめられたところでございます。
結果でございますが、一部を紹介させていただきますと、令和二年度に実施したアンケート調査におきまして、父母別居後のあなたと別居親との交流について、父母間で取決めはされていましたかとの質問に対し、取決めがあったとの回答は一二・二%、取決めはなかったとの回答は五一・四%であり、父母別居後、別居親とあなたとの交流の取決めについて、あなたの希望、意見を伝えましたかとの質問に対し、本心を伝えたは三七・七%、伝えたが本心ではなかったは二七・九%、意見、希望はあったが伝えていないは一六・四%でございました。
もう一つ、家族法制部会の第二回会議のヒアリングに御協力をいただきました中学二年生で親の離婚を経験されたという方からは、親の離婚でしんどかった四つの理由として、一緒に暮らす親たちの表情を見て、自分の気持ちを抑えなければならなかったこと、自分の親の悪口を聞くこと、生きる環境が変わること、それからお金のことが挙げられ、日本には子らのしんどさに寄り添う制度、支援がないとの指摘がありました。
法務省といたしましては、こうした御意見も参考にしながら、引き続き、令和六年民法改正法の周知、広報等に取り組んでまいりたいと考えております。
170
円より子(国民)
なかなか予測は不可能というか、難しいという御答弁でございますが。
この法律が、かなりドメスティック・バイオレンスの被害者の方々や様々な方々からの反対意見も多い中で、わざわざこれが作られたのは、共同親権が子供にとっての利益になる、かなりの親が選ぶと考えてのことかと私は思っていたんですね。
実は、私は、長い間、こうした子供たち、離婚した子供たちとつき合ってきましたので、面会交流、さっきから言います親子交流ですね、離婚後の、それがしっかりと国からも自治体からも支えられ、相談するような場があったりすれば、わざわざ共同親権にしなくてもいいのかなとずっと思っては…
この発言のページ
171竹竹内努法務省民事局長
お答えいたします。
委員御指摘のとおり、民法改正法の施行までの間に、離婚を検討している方々を始め、国民や関係諸機関の方々にその趣旨、内容が正しく理解されるよう、適切かつ十分な周知、広報に取り組むことが重要であると認識をしております。
法務省では、民法改正法について解説する動画を公開したほか、関係府省庁等連絡会議での検討も経まして、民法改正法の趣旨、内容を分かりやすく解説をしたパンフレットを作成し、関係府省庁等の協力も得まして、関係諸機関等に配布をいただいているところでございます。
例えば、法務省から各自治体の戸籍窓口に対しまして、離婚届の用紙を取り…
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172
円より子(国民)
この共同親権導入の法改正に当たりまして、子供の意見は聞かれたのでしょうか。どのような調査をして、その結果の主なところを教えていただければと思います。
この発言のページ
- (上の発言)
173竹竹内努法務省民事局長
お答えいたします。
法務省は、令和六年民法改正法に関する調査審議を行った法制審議会家族法制部会におきまして、その調査審議の議論の参考とするため、令和二年度に未成年期に父母の離婚を経験した子に対するアンケート調査を実施し、令和四年度には、未成年期に父母の別居、離婚を経験した子に関するインタビューを含む調査研究を実施いたしました。
また、同部会の調査審議の過程では、十代、二十代の方も含めまして、未成年期に父母の離婚を経験した子の立場の方、合計五名のヒアリングが行われましたし、中間試案に対するパブリックコメントに寄せられた意見の中には、未成年の子の意見や過去に父母の離婚を経験した子の意見等もございました。
同部会では、こうした実態調査や子自身の意見等も踏まえた調査審議が行われまして、子の利益を図る観点から、離婚後の子の養育に関する制度を見直すことを内容とする要綱案が取りまとめられたところでございます。
結果でございますが、一部を紹介させていただきますと、令和二年度に実施したアンケート調査におきまして、父母別居後のあなたと別居親との交流について、父母間で取決めはされていましたかとの質問に対し、取決めがあったとの回答は一二・二%、取決めはなかったとの回答は五一・四%であり、父母別居後、別居親とあなたとの交流の取決めについて、あなたの希望、意見を伝えましたかとの質問に対し、本心を伝えたは三七・七%、伝えたが本心ではなかったは二七・九%、意見、希望はあったが伝えていないは一六・四%でございました。
もう一つ、家族法制部会の第二回会議のヒアリングに御協力をいただきました中学二年生で親の離婚を経験されたという方からは、親の離婚でしんどかった四つの理由として、一緒に暮らす親たちの表情を見て、自分の気持ちを抑えなければならなかったこと、自分の親の悪口を聞くこと、生きる環境が変わること、それからお金のことが挙げられ、日本には子らのしんどさに寄り添う制度、支援がないとの指摘がありました。
法務省といたしましては、こうした御意見も参考にしながら、引き続き、令和六年民法改正法の周知、広報等に取り組んでまいりたいと考えております。
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円より子(国民)
詳しくありがとうございました。
実は、もう四十年以上前になるんですけれども、ニューヨークの本屋さんに行ったときに、本屋さんに、日本ではもう全然考えられなかったんですが、離婚と子供の本のコーナーがあって、もうずらっと何十冊も並んでいたんですね。私はもうびっくりしまして、その中に、こういう本がありました。ザ・キッズ・ブック・オブ・ディボースというんですが、これは、マサチューセッツ州のある中学の子供たち、だから十三、四歳の子供たちなんですが、その子たちが、いろいろなそういうたくさんの本があるんだけれども、今、親が不仲で離婚しそうだとか離婚した子供たちだとかが…
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鈴木馨祐(自民)法務大臣
気軽に相談できるそういった場であったり、あるいは子ら同士で話し合うことができる場、まさにそういった御指摘はございまして、父母の離婚や別居を経験する子らは、様々な思いあるいは悩みを抱えているという状況があると思います。また同時に、悩みや思い、それをなかなか親に、父母等に伝えることができない、そういった状況も当然のことながらあると思います。そうしたことの中でもそうした子をしっかりと支援をしていく、これは、当然のことながら、極めて重要、大事だと思っております。
私どもとしましては、現在のところでは、父母の離婚等を経験する子たちを対象としたウェブサイトの開設を…
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176
円より子(国民)
私は、春、夏、今ちょっとなくなりそうな国立女性教育会館を使って、離婚した家庭の子供たちやお母さんたちと合宿をやっていたんですね、五十人ぐらい。そうしますと、そういう中で、子供たちが、お母さんが病気のときに、自分で、四歳でも五歳でも御飯が炊けるように、おみそ汁が作れるようにと、調理室でそんなこともやっている合間に、子供たちがいろいろな話を私にしてくれるんですね。
例えば、母親に暴力を振るっていたのをずっと見ていた男の子が、お母さんにこんなんじゃ駄目だから離婚した方がいいよと小学生で勧めたような男の子が、お父さんが嫌いなのかなと思っていたら、いや、中学に入…
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